ケイトの部屋kate's room

音楽人・秋元多惠子(ミステリアスケイト)の小部屋です。
オリジナルCD「KATE SINGS」絶賛発売中。¥2000

奄美の島唄お稽古奮闘記シリーズ①

2008-12-29 10:09:10 | 奄美の島唄お稽古奮闘記シリーズ
                          土盛海岸

この7月からアタシは、ケイトミュージック講師の曽田博先生に就いて奄美の島唄をちょびっとずつ教わっている。

ここからは、そのお稽古奮闘記をシリーズで(…でも飽くまでも気まぐれに)アップして行こうと思います。

【アタシが島唄を!?】
そう、もとはといえば、今年の8月に開催した「ケイトミュージック10周年パーティー」に、いろんな人が演奏するライブのプログラムとして、曽田先生が出演されるコーナーに、ほんの1ヶ月の付け焼刃で練習した「お囃子」係りとしてちょい出(で)させていただいたのが、そもそもの始まり。

アタシなんて、それまでは、「島唄には必ず『囃子』なるものが存在するのだ」てことすら知らなかった。だから、「今度8月にパーティーやるから曽田さんも三味線弾きながら何曲か唄って下さい。」と、軽~いノリでお願いしたのだった。

「いいけど、一人では演奏が成り立たないから、誰か囃子の出来る人が必要ですよ。」
「…え?そうなの?…」

「島ではいつも誰かにやって貰ってたけど、北九州に住んでる今、島唄の出来る人が周りに居ないし、わざわざ島からお囃子の為に人を呼ぶわけにはいかないんだよね。」
…ご、ごもっともです。
「その曲中の囃子の部分を教えるから、秋元さんと演奏しよう」

…ええっとぉ、アタシで務まるもんなんすか、ねェ…。
第一、奄美に一度も行ったことが無いし…ぶつぶつ。

そんな弱腰な私を「大丈夫、比較的覚え易いのを自分が選ぶから」と説得される曽田さん。
そうよね…言い出しッペはアタシ。囃子をやる人間が他にすぐに見つかるはずもなく、パーティーで曽田先生の演奏を披露する為には、どうしたってアタシがやるしかなさそう。…がしかし、覚えられるのかケイト。

そう逡巡しているうちに、段取りの早い曽田先生は早速、2曲分の譜面とその演奏のMDをニコニコしながら持って来られた。

・・・・・・。

かくして、「真夏の、奄美島唄特訓2008」が始まったわけなのです。←ちょっと大袈裟かな。

8月3日パーティーまで、あと3週間。

CDレコーディング

2008-12-28 16:37:37 | ここ最近のアタクシ。

トリオ・ロス・ファンダンゴスの4枚目のアルバムのレコーディング、快調に滑り出しましたっ。

今回は計8曲のアルバム未発表の曲と1曲の新アレンジによる録音との、計9曲を予定。
12/26と12/27の2日間で3曲が首尾よく録れました。

自分たちの登山の、目指す頂きがどこにあるのかどう登っていくと良いのかが三人ともはっきり解かっていて臨むレコーディング作業。

「食料班」や「荷物班」だけ先に到着していて後発隊を出迎えたり、
雲行き怪しければルート変更もさっさとできたり。
頂きに到達するのに、メンバーの一人でも気力体力が失せそうになっていたら、踏みとどまることも引き返すことも、すぐに決断する。

そして、「1曲完成」という山頂に立ったときにも、意外と、山頂に吹く風をすうっと楽しむのみ、旗も立てなきゃ記念写真も写さない、固い握手もせず淡々と。

・・・タンゴ仙人(?そんなの聞いたことないねぇ・・)のようなものになるには、まだまだ程遠いが、ずいぶんと我々もスマートになったものだ。

あと、年明けに数日間、レコーディング日程が組まれている。
若葉の頃には、お目見えかなぁ・・。

さあ、今回のアルバムがどんな笑顔で下山してくるのか、乞う、ご期待。

日々是精進

2008-12-23 00:59:05 | ここ最近のアタクシ。
先日、珍しくロック系のイベントに出演した。
いろんな若手のグループやソロが聞けた。
今どきのミュージシャンは、MCでよくこのように言うらしい。

「今日ぉ、『音源』持って来たんでぇー、よかったら買って聴いて下さい。」

(自分が作った)CDのことを「音源」と表すことを習得した小っちゃな現代用語の基礎知識体験。

また、それを売るコーナーのことは「CD発売コーナー」とか言わず「物販」と言うらしい。
ああ、時代は進むのね。

レギンス→スパッツ→パッチ

とか

トップス→上半身
ボトム→下半身

とか
シーツ→敷布
とか。

キャミ→シミーズ
…ええっと、タンクトップてのはどの辺の位置になるのかしら。

あ、ちょっと前に「ブルゾン」って言ってたヤツは、今は何と言うんですかね。

「ちり紙を持って女便所に行く」
なんてのは、最近聞かないなあ。

しかし、最近よく「あすりーと」さん達がインタビューで使う「モチベーション」という言葉はなんだかあまり好きになれない。
「やる気」、じゃ、いけんの?

ラヂヲに出演

2008-12-14 17:43:47 | ここ最近のアタクシ。
12月20日、今度の日曜日の朝、9時10分にクロスFMのGreen driveという番組の一部で<Music&Hideto>というコーナーに、アタクシが出ます。
このコーナーは、アタシが約20年くらい前からお世話になっている井上秀人歯科の井上先生が担当しているコーナーで、毎週先生と親交のある人がゲストに招かれて、ナビゲーターのルーシーさんとともにワイワイおしゃべり。

こちら

思えば20代の後半、「顎関節症(がくかんせつしょう)」という顎が外れかかる病気にかかり、私生活も仕事も悪戦苦闘していたあの頃、井上秀人先生に出会って「あなたの口が開かない、肩こりや頭痛に悩む、という症状はただ単に顎のゆがみからくるだけのものではないから、口の中の治療だけではなく、全身の体のゆがみをなおすこと・リラックスをすることも同時にやっていくべし」との指摘に、右も左もわからず、先生の勧めるままに(当時先生もかよっていた)ヨガ教室に入会し、あまりの自分の「健康への無関心さ」「体の硬さ」「体のバランスの悪さ」を痛感させられたあの日々・・・。

当時は、「とにかく今の自分の体調をなんとかできるものならなんとかしたい」という、極めて個人的な悩みに沿っての治療だったりエクササイズだったりでしたが、それが結局、「弱弱しくてコンプレックスだった高い音域の声が、ある日突然出た」「ピアノの長時間練習が苦痛でなくなった、むしろスイスイと楽しくなった」といった思わぬご褒美を少しずつ手にして行くにしたがって、
「こんなライブがしたい」「(仕事として)こんなレッスンを生徒さんに施したい」と、どんどん目の前がひらけてきたのもこのころ。アタシの前向き人生のはじまり。アメリカ留学中のいとこを訪ねてシアトル~バンクーバー~ロサンゼルス・・と怖いもの知らずの旅をしたのもちょうどその頃。

人間、人との良い出会いは、無限大の可能性をさし示してくれるものですね。

・・・てなことを、よもやま話でしゃべる20分、です。先日、もう収録は済みました。

あ、曲もかかりますよ。
「想いの届く日」

どうぞお楽しみに

ライブモーション2008 です

2008-12-06 20:14:07 | ここ最近のアタクシ。
さあさあ、年に一度の、恒例の、イベントだよ~!!
みんな、来てね

12月7日(日)
「Live Motion 2008」
【会 場】スミックスホールエスタ(小倉北区許斐町1番2F TEL093-583-3850)
【時 間】15:30開場/16:00開演
【出演者】ケイトミュージックレッスン生
     (ピアノ、ヴォーカル、べース、ギター、民族音楽)
【ゲスト出演者】
   トリオ・ロス・ファンダンゴス(アルゼンチンタンゴ)、
   マグレブ・ウインド (民族音楽フュージョン楽団)
   曽田博(奄美の島唄)、オレンジ・ハート(ポップス、etc.)
【料 金】一般(中学生以上)前売¥2.500/当日¥3.000
     小学生      前売¥1.500/当日¥2.000
     *いずれも1ホットドッグ+1ドリンク付き
     未就学児無料(ホットドッグ、ドリンクなどは実費)

【内 容】ケイトミュージックレッスン生、ゲストミュージシャンによる音楽の祭典
     あらゆるジャンルの音楽に触れられますよ。
    (クラシック、ジャズ、シャンソン、J-POP、オールディーズ、島唄、
     アラブ、アフリカ、インド音楽、アルゼンチンタンゴ)

ホットドッグも美味しいぞー!!
会場内で、食べながらお祭り気分でライブをご覧下さい。