今、大門はもちろん、小倉の繁華街のあたりでは、夕方になれば太鼓の練習の音があちこちから聞こえてきます。
私の育った船場町という町内にも山車(だし)がありまして、山車のシンボルは「打ち出の小槌」。小ぶりなところが、可愛い。
馬借の、あるチーム(何丁目かは忘れた)などは、天狗の面、ほかに、鳳凰がシンボルのところも、確かあったよな。
私の弟なんぞは、毎年夏になると、熱に浮かされたように、太鼓の練習にのめりこみ、昼間であろうが、学校内であろうが、関係なくそこらじゅうの壁やドアを太鼓に見立てて打つマネをしていました。・・・博多でこういうの「のぼせもん」とか「山車(ヤマ)のぼせ」とか呼ぶんでしょうけど、小倉のは何と呼ぶのかしら。
で、この、ちまたの、練習の音、良~く聞いてみると、とてもバッチリ揃ったバチさばきで「ドドン・ドドン」と叩いている町内と、「ドろドろン、ドろドろン」(・・・「ろ」、が、余計)と、揃っていない町内とがあるようですよ。
そういう耳で聞いてみてください。「おっ」と思うときと「ありゃりゃ」と思うときとがあるはずです。
今年はどこのチームが優勝するのかな。
結構毎年、大門は、優勝候補の定連さんですけどね。