ケイトの部屋kate's room

音楽人・秋元多惠子(ミステリアスケイト)の小部屋です。
オリジナルCD「KATE SINGS」絶賛発売中。¥2000

脳の活性化!?

2008-09-14 18:36:06 | ここ最近のアタクシ。
脳学者の茂木先生が、先日TVに出ていた。

ゲストの女性
    「先生自身は『脳の活性化の心がけ』で、何か常日ごろやっていることはあるんですか?」

茂木先生
    「僕は『アウェー戦』をなるべくやるようにしています。」







   はあいっ。   明日、人前でシューマンの「飛翔」を弾きま~す。

最近あったこと

2008-09-10 18:18:08 | ここ最近のアタクシ。
もう四半世紀あまりも「先生」稼業を続けていると、そりゃあいろんなことがあるんだけど、
やっぱり「嬉しい」と思う瞬間は、たとえば、昔教えた生徒さんが、時を経てなお、わざわざ私を訪ねて来てくれる時。

音楽の道で成功している人もいれば、舞台芸術の分野に進んで修行中の人、
一旦社会人になったあと一念発起で大学生になって(それでも芸術的な催しにかかわりを持ち続けて活動していたり)という人、
他県で高校の教師をしている人、また、文筆や医療など芸術の世界とは違うところへ就職しつつもなんらかの音楽活動を続けている人、
など、さまざまだけど、
彼らは、さながら私の人生のサプライズゲストのように、ある日突然ニコニコしながら訪ねて来る。
--そして、私はちょっとたくましくなったその人の顔に、以前の面影を素早く見出して思わず「○○ちゃんなの!?」と、声をあげてしまう。

そこからの彼らとのよもやま話の時間は、私にとって、静かな感動のひとときになる。
中には、駆け出しだった頃の稽古内容が話題にのぼり、赤面しそうな瞬間にも遭遇するが、それもなかなか甘酸っぱい。

昔レッスンでかかわっていた、先生と生徒の関係。
ただそれ以上も以下もないはずなんだけど、こうやって、はたと思い立って訪ねてきてくれるところをみると、
まんざら「音楽を通じて伝えたかったこと」、私の信条、それが大きくは間違ってはいなかったのかもしれないと、ほっとさせられる。

ありがたいし、不思議でもある。

先日も、NYから一時帰国した青年が訪ねてきてくれた。私なんかよりはるかに豊かな経験と知識を得て、
人間的にも大きく成長した彼に、ジンときてしまった。

また、「センセイ、ケイトミュージック10周年おめでとう、早いねー、もうそんなにときが経ったなんて!」(彼女とのおつきあいはかれこれ9年)と、故郷のおいしい梨を手土産に来てくれた。
そんなことが起きたのも、つい昨日。

           覚えててくれて、ほんとにありがとう。

そのうち同窓会なんか、やってみると面白いかも。
「ああ、そうそう、それ、秋元先生の言いそうなこと!」「そうやろ!?」なんて、アタシをネタに酒がすすむなんて(小っ恥ずかしい)シーンを思い浮かべたりして。

いや、アタシのことなんて、むしろどうだっていいのよ、
音楽がみなさんの人生を大なり小なり、照らしていてくれさえすれば。

それに。
アタシだって、まだ大いに成長途中ですぞ、そうも達観ばかりしてはおられません。まだまだ青いっ。

さあさあ、とっとと練習しようっと。(^o^)