５／１１（土）のトップガン厩舎は、新潟、東京の２場で、５頭が出走しました。
ＴＯＰの写真は、東京９Ｒ、国分寺特別を制覇！した ウインエーデル（下段）と
東京１１Ｒ、京王杯ＳＣを制覇！した ウインマーベル（上段）です。
（写真は、競馬ブックさんから拝借しました）
５／１１（土）の結果
東京４Ｒ ３歳未勝利 芝２０００
レッドライトニング ４着
レース後のコメント 鹿戸調教師
「すみませんでした。ジョッキーはなだめながら上手く乗ってくれましたが、
2000mでもまだ距離は長かったようですね。それでも権利は取ってくれました
ので、まずは馬体のメンテナンスをおこないながらにはなりますが、大丈夫
であれば権利内でマイル戦を使うつもりで調整していきたいと思っています」
と言うことです。
今回が３戦目で、４着⇒６着⇒４着（今回）と言う成績です。距離よりも
決め手の無さと言うか、最後のワンパンチが足りないようなイメージなの
ですが、次走は更に距離を短縮してマイルに挑戦することになりそうです。
体調に問題がなければ、権利内に使ってもらえそうなので、続戦しながら
初勝利を目指してほしいです。
新潟７Ｒ １勝クラス 芝１８００
ウインルピナス ３着
レース後のコメント 小林美騎手
「横山武史騎手が折り合いを教えてくれたこともあり、レースでは掛かる
感じもありませんでした。溜めてもキレる脚はない馬なので、減量を生か
して積極的に運びました。直線早めに先頭になってしまい、フワッとした
ところがありましたし、もう少し逃げ馬が粘ってくれれば差は詰まったと
思います。いい馬でチャンスをいただいたのに、結果を出せずに申し訳
ありませんでした」
と言うことです。
ルピナスに対する厩舎の采配が横山武騎手か小林美駒騎手と言う大きな
レベル差がある騎手の起用になっているので、善戦はするものの、結果
にはなかなか結びつきません。そうなると次に横山武騎手が騎乗した時
が勝負になるので、その時までに最低限の経験値だけは積み上げておき
たいところです。（そういった状況でも、しっかりと権利は取れている
ので、続戦でお願いします）
東京９Ｒ 国分寺特別 芝１８００
ウインエーデル ☆１着 ☆
レース後のコメント モレイラ騎手
「思っていたよりも直線で外に出すまでに時間がかかってしまいましたが、
余力がありましたし、仕掛けてからの反応も良かったです。抜け出して先頭
に立つとおどおどして集中力を欠くところがありましたが、その後、後ろ
から馬が迫ってくると再び集中力を取り戻してくれました。そういった
ところからもまだ余裕がありましたし、今後の伸びしろもある馬だと思い
ます。経験を重ねながらもっとステップアップしていけるはずです。今日は
良い勝ち方ができました。ありがとうございます」
と言うことです。
脚部不安等の発症もありましたが、４歳の牝馬が牡馬を相手の特別戦での
３勝目なので、よく頑張っていると思います。目標は大きい方が良いので、
このまま地道に力をつけて行きながら、まずはＯＰ入りを目指してほしいです。
東京１１Ｒ 京王杯ＳＣ 芝１４００
ウインマーベル ☆１着 ☆
レッドモンレーヴ ２着
レース後のコメント
◆ウインマーベル 松山騎手
「返し馬の感触がとても良く、『これは負けないな』という手応えでした。状態は
変わらず良かったと思います。スタートをしっかりと決めて、前に行く馬を見る形
でいい位置に付けられましたし、結果的には枠の並びが良く、外枠も良かった印象
です。道中は馬自身とても上手に走ってくれましたし、自分はそれをサポートして
いただけです。直線で仕掛けてからの反応も良かったのですが、途中で前から強風
が吹いてきたこともあり一瞬脚色が鈍って2着馬に差を詰められてしまいました。
それでもそこから盛り返すように脚を使ってくれましたし、ハナ差の勝利ではあり
ましたが、着差以上に強い競馬だったと思います。しっかりと最後まで頑張って
くれた馬に感謝しています。適性に関してはやはりベストは1400ｍという印象ですが、
1200m、1600mどちらになっても対応できる馬だと思いますし、この先も順調に
いってほしいと思います。ありがとうございました」
◆レッドモンレーヴ 横山和騎手
「一度前に出たのですが、そこで難しいところを出してしまって･･･すみません。
結果的にもう一呼吸、二呼吸ほど待ってから追い出せれば良かったのですが、
ペースや馬場のバイアス的にそこまで待てなかったです。こちらが思う以上に
切れたというのもありますが、着差が着差だけに悔しいですね。前回があのような
競馬になってしまっただけに、今回はとにかく気分良くモンレーヴの競馬をする
ことを考えていましたが、やはり今はこのような形が合っているようです。
怪しいながらも我慢してくれたあたりゲート練習の効果もありましたし、いい
競馬をしてくれてホッとしたのと悔しいのと半々ですね。気持ちさえ乗れば
マイルの強い相手たちとも十分に勝負できるという手応えは得られたので、
また頑張ります」
と言うことです。
去年に続いて、愛馬が、重賞でワンツーを決めてくれました。今年は着順が
逆になっていますが、勝負の世界なので、勝ち負けは時の運。２頭とも自分の
競馬に徹して、頑張ったと思います。それにしても競馬ファンの方たちの眼は
素晴らしいですね。前走１２着のマーベルが１番人気、前走１５着のモンレーヴ
が２番人気で、結果も人気通りの１着２着になりました。（前走の敗因を冷静に
分析できていたと言うことでしょう）この２頭には、これからも良いライバル
関係を保ってもらいつつ、更に上の世界を目指してほしいです！モンレーヴは
直線での爆発力、マーベルはゴール前の勝負根性に磨きをかけていけば、そう
遠くなく目標に近づけるのではないかと思っています。
非常に際どい、ゴール前の判定写真
（写真提供：ＪＲＡ）
直線の攻防で、ゴール寸前までは上がり３２．２秒の凄い末脚で追い込んで
きた レッドモンレーヴ の勢いが目立っていましたが、最後の最後に勝負根性
を発揮した ウインマーベル が差し返しました。（去年のリベンジをした形です）
何れにしても、京王杯ＳＣ（ＧⅡ）で２年連続で愛馬がワンツーを達成して
くれたことには驚きましたし、感動しました。
昨年に続いての愛馬のワンツー。
結果、ウインマーベルが昨年の屈辱を晴らした勝利！
この先もこの2頭は良きライバルですね。
ウインマーベルの京王杯SC制覇への
お祝いのお言葉、ありがとうございます。
今年も愛馬のワンツーで、前回とは着順が、
逆になって、ウインマーベルが1着でした。
こうなると1400mのGⅠがあればと思って
しまいますが、うまく距離に対応しながら、
更に上の世界を目指してほしと思います。
クラブは違いますが、今後も良いライバル
として頑張ってほしいです！