２０１５年 ＭＶＰ発表（今年もお世話になりました）

今年も、毎週頑張ってくれる愛馬たちのレースを
追いか けながらの１年でした。
この１年間、ブログ、見学ツアー、競馬場等で
お世話になった皆様、 ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いいたします。

最終日の今日は、毎年恒例の企画となっている
トップガン厩舎のＭＶＰを発表したいと思います。

ＭＶＰ発表の前に、いろいろな形で頑張ってくれた
馬たちを簡単に取り上げておきます。

☆最多出走馬は、
①モンシュシュ　　　　１３走
②プリンスダム　　　　１２走
③レジメンタル　　　　１１走
③ウインレーベン　　　１１走
③ウインティアラ　　　１１走

出走回数の多さも、頑張りを評価するための１つの
指標なので、敬意を表したいと思います。

モンシュシュ（写真提供：グリーンＦ）


☆クラブ別勝利数は、
①東京ＴＣ　　　　　２２勝
②社台・サンデー　　１７勝
②キャロットクラブ　１７勝

去年に続いて、東京ＴＣが１位でした。去年大不振
だったキャロットクラブの巻き返しはいろいろな意味
で大きかったです。（９勝⇒１７勝に大幅ＵＰ）
元々は、キャロットクラブが頼りだったので、この
頑張りが続いてくれればと思っています。
社台・サンデーは、毎年右肩上がりで成長中。出走頭数
や勝率を考慮すると、実質は１位かもしれません。
ＷＩＮ（２勝⇒１３勝）、シルク（３勝⇒１２勝）の
躍進も目立ちました。

前置きはこれぐらいにして、本題のＭＶＰの発表へ
今年のＭＶＰ候補は、６頭。例年なら６頭全ての馬に
チャンスがあるぐらいの頑張りを見せてくれました。
それだけにいろいろと迷いましたが、最終的には１頭
に決定しました。と言うことで、１頭がＭＶＰ、残り
の５頭は特別賞という形で発表したいと思います。
（特別賞の５頭は順不同）

特別賞
１頭目
◎リアルインパクト
春先にオーストラリアに遠征し、
ドンカスターマイル（ＧⅠ）　１着
ジョージライダーＳ（ＧⅠ）　２着
という素晴らしいタイトルと共に帰国。
引退レースとなったマイルＣＳ（ＧⅠ）でも勝った
モーリスから０．５秒差の８着と健闘しました。
引退後は社台ＳＳで種牡馬として第２の馬生をスタート
させます。産駒の登場が楽しみです。

リアルインパクト（写真提供：キャロットクラブ）


２頭目
◎レッドアリオン
いつも善戦はするものの、なかなかタイトルに手が
届きませんでしたが、今年ついに重賞ウィナーの
仲間入りを果たしました。
マイラーズＣ（ＧⅡ）　１着
関屋記念（ＧⅢ）　　　１着
洛陽Ｓ（ＯＰ特別）　　１着
オープン特別を含む年間３勝は、立派な成績でした。
それに加えて、サマーマイルシリーズのチャンピオン
もゲットしました。（同点で２頭が受賞）

レッドアリオン（写真提供：東京ＴＣ）


３頭目
◎リオンディーズ
少しデビューが遅くなりましたが、新馬勝ちから
果敢にＧⅠに挑戦し、２戦２勝で朝日杯ＦＳ（ＧⅠ）
を制覇しました。１勝馬が抽選なしで出走出来た
と言う運にも恵まれての勝利でした。
２０１３年、２０１４年と２年連続ＭＶＰに輝いた
半兄エピファネイアを目標に頑張ってほしいです。
来年の飛躍に期待して特別賞にしました。

リオンディーズ（写真は、競馬ラボさんから拝借しました）


４頭目
◎フラアンジェリコ
今年の成績は６戦１勝でしたが、その１勝が
京成杯ＡＨ（ＧⅢ）でした。転厩等のいろいろな
試練を乗り越え、７歳での初重賞制覇には感動し
ました。来年で８歳になりますが、まだまだ元気
一杯で馬体も気性も若い馬には負けていません。
来年も「アッ」と驚くようなフラアンジェリコらしい
走りを期待します。（この仔は、２年連続の特別賞です）

フラアンジェリコ（写真提供：サンデーＲ）


５頭目
◎ロワジャルダン
今年の成績は８戦４勝。８戦全て掲示板と言う
頑張りを見せてくれました。後半戦での特別戦
２連勝やみやこＳでの初重賞制覇、そして初挑戦
したＧⅠチャンピオンズＣでの４着は立派でした。
みやこＳ（ＧⅢ）　　　　　１着
チャンピオンズＣ（ＧⅠ）　４着
安達太良Ｓ　　　　　　　　１着
猪苗代特別　　　　　　　　１着　
１０００万下　　　　　　　１着

これからは相手のレベルが格段にＵＰするので厳しい
戦いになりますが、今の勢いと成長力で、更なる飛躍
を期待しています。（地味なタイプの堅実派ですが、
来年はＭＶＰを目指してほしいです）

ロワジャルダン（写真提供：社台ＲＨ）



そして最後に今年のＭＶＰを発表します。

ＴＯＰの写真の仔、メジャーエンブレムです。
（募集時のカタログの写真です。写真提供：サンデーＲ）
父：ダイワメジャー
母：キャッチータイトル（母父：オペラハウス）
栗毛の２歳牝馬です。
今あらためて募集時の写真を見ると、当時から
パワフルな馬体をしていました。馬体のまとまりに
加え、この仔の場合は気性面に難しさのあった全兄
たちとは違い人の言う事をきくタイプに見えたので、
それが結果につながったのかもしれません。

今年の成績は４戦３勝。
阪神ＪＦ（ＧⅠ）　　　１着
アルテミスＳ（ＧⅢ）　２着
アスター賞　　　　　　１着
新馬戦　　　　　　　　１着

母や全兄２頭は、デビューまでに時間を要して
いましたが、この仔は４月３０日に美浦に入厩。
６月１４日にデビューし新馬勝ちをしてくれました。
その後も順調に調整が進み、前記のような成績を
残してくれました。結果的に２歳から動けては
いますが、基本的には晩成の血統だと思っている
ので、今後の調教と成長力で相手関係の強化や
距離延長等にも何とか対応出来るのではないか
と思っています。
２００８年に母：キャッチータイトルがＭＶＰを
受賞しているので、親子でのＭＶＰ達成。これは
初めてのことです。（シーザリオのオークスの時
には、まだブログを始めていませんでした）

メジャーエンブレム（写真提供：サンデーＲ）


今年のＭＶＰ選びは本当に大激戦で、最後の最後
まで結論を出せませんでした。上記の馬の他にも
現在、骨折のために休養中のウインフルブルーム
（京都金杯制覇）にも特別賞をあげたかったぐら
いです。ＭＶＰを選ぶのに苦労するという状況は
非常にありがたいことなので、今年も愛馬たちの
頑張りに大感謝の１年になりました。
来年も今年以上の大激戦になってくれることを
期待しています。