旅がらすな日々

上州にふるさとを見つけ20年?世界を飛び回りたいけど他にもやりたいこといろいろ。

3月20日 またショックな刺殺事件

2019-03-20 23:22:18 | 社会科

旅がらすと同じ大会に何回も参加し、同じように福祉施設で働き、

応援に行った小江戸大江戸では正規スタッフをされていた、その翌日

勤務先で犠牲になった大森さんの事件のショックも冷めないうち

また衝撃的、ショックな、悲惨な刺殺事件

警察官、警備員がたくさんいる家庭裁判所で

白昼堂々と。

加害者がすぐ取り押さえられたと言っても

事件は起き、被害があり、亡くなってしまった

DV被害者支援は仕事でも関わったし身近なことなので

被害者が知らない人とはいえ、ものすごいショックだ

DVがらみの調停とは報道されてないけど

そうとしか推測できない

この事件の時、事件の被害者と同じような女性が

家裁にはたくさん来ているはず

事件を目の当たりにして、自分の身と重ねて

どんなに傷ついたことか。

家庭裁判所には

離婚や子どもの監護権や養育費などの調停や審判で

DV被害者と加害者が同じ空間に行くことが多いから

現場は被害者を守る工夫をいろいろするけど

鉢合わせする危険が大きく、実際守り切れなかった

DVの本質は「支配」。相手をコントロール下におくことで

暴力のカタチや量じゃなく

被害者が人格を否定され、自信を失っていくという大きな人権侵害

支配する、思い通りにする、それが当然という関係があると

過去に、現実に、どういう形の暴力があったかなかったかとしても

いつ、一瞬でエスカレートして命を脅かすかわからない

当事者による支援機関だけでなく公的な相談所でも

そういう基準で啓発したり被害者支援をしてるけど

裁判の世界ではまだまだだった。

調停でも解決しない離婚で裁判になるとき

法定離婚理由は5つで、大昔のまま時代遅れの規定

DVはものすごく軽く見られてるし、

家庭内で起きていることに証拠なんて難しい

人前でも平気で身体的暴力をふるうとか

人前でも平気で罵倒するとか、

めちゃアホでよほど無防備な加害者なら証拠ができるけど

居直って(そもそも加害者は当然のことをしてるだけと思ってるし)

被害者を逆恨みしたりするから、

証拠がないから嘘だろうとか、そんな程度でDVなんて大げさだとか言ってると

いつ、次の瞬間、とんでもないことに進展するかわからない

被害者はいつもそういう不安でいっぱいなまま生きている

裁判所も自分ちでこんな事件が起きたから

法を作った趣旨がわかってくれるかな。



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