
アオイホノオ 第一話感想、最終話感想
本もマンガも電子書籍がメインになって、映画のソフトもほとんど買わなくなって久しいので、こんなに何枚もディスクが入ったパッケージを手元で見るのも何だか非常に新鮮な気分です(´ω`)
テレビ放送は全話録画してましたので、ディレクターズカットとメイキング映像が見たかったから購入したワケですが、ディレクターズカットとして収録されているのは2話・5話・7話・8話・11話で、本編メイキング映像が71分、これにインタビューや対談もあって、大満足なボリュームと内容でした!
メイキングを見て主演の柳楽優弥を筆頭に、役者もスタッフも(原作者までもw)現場で物凄くイキイキと楽しそうに撮影をしているのが非常に印象的でしたが、”人を楽しませるモノづくり” とは一体何なのか、 ”プロ意識” みたいなのを示してもくれる名作ドラマでしたよねえ……もちろん基本はコメディなんですけど、見ながらいつの間にか涙を流してたのって一回や二回じゃないですから(ノД`)
島本和彦は大好きな作家ですが、おそらく島本和彦の原作マンガだけでは到達出来ない領域にまで、実写版の役者やスタッフの相乗効果で引っ張り上げた奇跡的なドラマ化だったのではないでしょうか
何年か後できっと見返したくなる……特典映像だけでなくて、ソフトを買う理由にはコレもあったな、というのも改めて思い出させて貰いました
以下はディレクターズカットにて追加されたシーンについて簡単に触れます
第2話:
ホノオが高橋と「帝国の逆襲」をオールナイトで観に行ってトンコさんのデートを目撃する、津田ヒロミとの掛け合い、といった恋愛要素っぽいシーンが追加されてますが、個人的には、”今日のガッカリ” を順を追って振り返るシーンが最高でしたw
第5話:
宿で同室になったおねーさんとの会話が増えていて、各雑誌の漫画賞の違いや終盤のバイク屋への伏線が仕込まれてます……そして、岡崎つぐおがデビューした賞に関連して矢野ケンタローがサンデー批判をw
第7話:
教習所でのくだりが地味に増えていますが、それでも「ドラえもん」についての言及シーンは無いままなのは残念(´・ω・`)
”スーパー先輩” のシーンは何だか胸が痛い……いいなあ、若者には無限大の可能性があって(ノД`)
あとヒロインのデザインを少女マンガからパクる~っていう展開も補完されているんですが、そこも矢野ケンタローがちょっと絡んでてスキがありませんw……”昔に生まれたかった!”っていう理不尽なセリフは、オレも身に覚えがありすぎてw大いに首肯してしまいました(まるっきり逆に、もっと遅くに生まれてれば…という局面も多々あるんですけどねw)
第8話:
原秀則をいじるネタが増加ww……この「アオイホノオ」という作品に登場する実在作家さん達のネタについては(たとえ暴言に見えたとしてもw)多大なリスペクトが込められているのが基本ですが、原秀則に対してだけは作者自身、私怨が入ってることを認めてしまっている為にw、見ててどうしてもハラハラしてしまいますな(^_^;)
放送版ではホノオの描いたマンガを読んでるのはトンコさんと津田さんだけだった(ですよね?)のを、きっちゃんや高橋もちゃんと読んでるシーンが追加されているのはグッと来ました
最終話:
矢野ケンタロー絶好調www
最終話だけあって細かな追加シーンも沢山あって、放送版で感じた最終話の急ぎ足感みたいなのはかなり軽減されてると感じましたね……冒頭からの矢野ケンタローとの凄まじい掛け合いですっかり荒んでるホノオが良かったです(*^O^*)
DAICONアニメの解説シーンがかなり詳細になってるのも見応えありました(DVD特典での完全収録の予定が不可能になったという告知がファンを大いにガッカリさせましたが、これだけ入ってれば満足ですw)
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