「MEG ザ・モンスター」を川崎チネチッタにて観てきました
タイトルのMEGとはメガロドンという200万年前に生息していた古代鮫の略称の様ですが、この映画の為に作られた造語なのか以前から古生物マニア等からそう呼ばれていたのかはわかりません
スピルバーグによる「ジョーズ」を元祖とする ”サメ映画” ですが、映画界では ”ゾンビ物” と並ぶホラーアクションの定番となっています(←どちらもエロやグロをアピールしやすい低予算映画の定番でもありますw)……ジャンルとして「ディープブルー」「オープンウォーター」「ロストバケーション」等の名作・佳作を生み出しつつも、近年は「シャークネード」に代表される、もはやギャグとしか言い様がない無茶苦茶なシチュエーションで(街中から宇宙空間までw)ひたすらサメが大暴れするという末期的な症状を呈していましたσ(^◇^;)
そんな中で久しぶりの正統派といいますか、結構マジメに予算も手間もかけたパニック大作としての本作ですが、何故かジェイソン・ステイサムが主演してるということでオレとしても公開を楽しみにしていましたw
以下ネタバレ感想:
うーん、どうなんだろう…
流石に上で挙げたような「シャークネード」級のぶっとび展開を期待していたワケではないんですがw、小さくまとまりすぎかな?っていうのがオレの正直な感想ですかね
深海での潜水艇を利用した救出ミッションが一番ワクワクして(予告には全然出てなかったのでマシ・オカじゃん!と驚きましたw)、メガロドンが ”こっち側” に来てからの展開は少々冗長気味というか、サメならではの頭の良さとかスピード感みたいなのがほとんど感じられなかったのは残念でした
”巨大感” みたいなのは時々出てた気はするんですけど、やっぱりほぼCGによる映像だったせいか、現実の人間やら舞台セットやらとサメが全然絡んでなかったのが致命的でしたかね……中途半端な家族ドラマとか要らなかったですし、何よりせっかくのステイサムも活かしきれてるとはとても言えませんでした(無理矢理にでもラストで肉弾戦にまで持ち込んだのはグッと来ましたけれどもw)
良かったところは……潜水艇のテクノロジーがサンダーバードっぽかったのと、メガロドンの肌質感みたいなのが古代生物らしさを出しててカッコ良かったですね
あとあの海洋研究所みたいなところが派手にメガロドンにぶち壊されたりするシーンや、あの小さな女の子を残して他のメンバーが次々と全滅していく(勿論ステイサムもw)展開とかがあれば随分と印象も変わったかと思うんですが、そこまでの踏ん切りがつけられなかったのが非常に勿体ないというカンジでした
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