今年の「アニー」は、オーディションから何から何までリニューアル! ということで、とても楽しみに観にいきました。
まだ、見てない方のほうが多いと思うので詳細は書きませんが、私は、この新バージョンのほうが好きです。
厳しいオーディションを勝ちぬいた子供たちが出演する「アニー」から、ミュージカル「アニー」になってました。
「子供たちの頑張り」ではなく、アメリカの大恐慌時代をたくましく生きた孤児たち・大人たちの物語を見に行ったという印象です。
山田和也さんの演出が、とても丁寧で素敵でした。
藤本君のウォーバックスさんがまたハマリ役で、
「この役をナチュラルに演じてる藤本君の姿をみて、時の流れを感じた」と話したら、
「同じように年月は流れてるんだからね」と藤本君に言われ、大笑い。
孤児役の子たちも、キャラがはっきりわかるし、セリフも意味が伝わってくるので、とてもみやすい、わかりやすい。
ダンスキッズの子たちが、大人顔負けのダンス力でダンサーアンサンブルとして、とても効果的に出演していて、
全員一緒に出てた以前のタップキッズより私はこっちのほうが好き。
新しく作り直しするにあたって大変なこともあったと思うけど、
キャスト・スタッフ一丸となってみんなでいい作品を作ってる感が出てたのがまたよかった。
今年は各組に2人づつ、生徒ちゃんが孤児役で出てるので2回見に行きますが、もう1組のほうも楽しみです。
子役も新しい世代が台頭してきて、たのもしいですね~。