書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

伝えたいこと

2008-10-12 | 書道
こんにちは 朝六時に目覚ましが鳴り、朝焼けの余韻にうっとりしたReisinです

しかし、二度寝をしてしまい、ちゃっきり目が覚めたのは九時。
慌てて、筆を持った連休二日目。
濫觴の半紙仮名混じり作品で腕ならし・・ と思いつつ、
ちょっと楽しくなって結構な量を書き続けてしまいました。
今日のメインメニューは書作展作品を完成させることなのにーーー



突然ですが。

~英語は手段であって、話したいことがなければ意味がない~

これは、何年か前、英語学校に通った時に感じたことです。
就職の際に、英語が話せれば有利だとか、
英語が話せれば転職が出来るとか、
もちろん一つの条件にはなると思いますが、
まずは、自分の考えがなくては、いくら手段があっても、
使いこなすことが出来ないのです。
英語は、おしゃべりな人ほど上達が早いとも言われます。

日本語でも、英語でも、自分が何を話したいか、伝えたいか、
その訓練や考える習慣をつけないと、
英語は上達しないし、生かすことが出来ないなぁ と実感しました。
そして、日本人は学校でその訓練をする機会が少なく、
自分の意見を伝えるのが下手だとも言われます。

最近、書の世界も似ているなぁと感じています。
いくら字が上手に書けるようになっても、
自分が何を書きたいか、何を伝えたいかとう思いがなければ、
なかなか自分が気に入った作品が作れないということです。

書道には、「臨書」といって、古典作品など他人が書いた作品を見て、
真似て書く勉強方法がありますが、展覧会などは、いわゆる「創作」といって、
自分の作品を創らなくてはなりません。

毎回、「あ~ 自分の思いを詩にしたためて伝えられればいいのに」
と思いながら、書き溜めるのですが、あまり才能が無いようで(
上手く表すことが出来ません。

そのため、自分の思いと合致した詩や言葉に出会うと、
「これだぁ!!」 と感動し、作品にしたいなぁと思うのです。
それは、その時自分が置かれている環境や、バイオリズムにも関係し、
ものすごく落ち込んでいるときには慰めてくれるような言葉であり、
全てが上手くいってHAPPYな時期は愛情たっぷりの言葉だったり、
忙しくて疲れているときは自然の生命を感じる言葉だったりと、
もともと単純な人間なので、作品を見ると、
その時の私の状態が分かったりもします。


今の私の伝えたいこと、書の世界で表したい感情とは―


自分の感情が顕著に表れる「書」

あと数日自分と見詰め合って、
伝えたいことを伝えられる書 を作りたいと思います。


・・・そろそろ、筆を持たないと。
私の三連休、半分終わってしまいました