書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

書初め授賞式にて

2010-01-17 | 書道
こんにちは Reisinです
少しずつ陽も長くなり、春に向かっていることを実感します。
暖かい春が待ち遠しいReisinです。

昨日、日本教育書道藝術院書初め誌上展の授賞式に行って参りました。
久しく書初め展では良い成績が残せておらず、
授賞式も久しぶりだったような気がします。

書初め展は、同人・院生・支部会員と3部門に分かれており、
今年は全2000点以上もの作品が出品されたそうで、
それぞれ大賞・準大賞・東京新聞賞‥ と賞が設けられています。
私が属する同人の部では、漢字・漢字かな交じり・古典仮名(半切サイズ)、
少字数(70×70角額サイズ)を出品することが出来、
この内、私は少字数作品で優秀賞をいただきました。

授賞式には、日本全国から受賞者の方がいらっしゃいます。
何年か前の授賞式では九州から80歳を超えた女性が確か大賞を受賞され、
授賞式に足を運ばれたのを見て、老若男女 多くの人が引かれる書の魅力、
力に感動したことを覚えています。

今年は、支部会員の部で大賞を受賞された方のご挨拶が大変印象的でした。
書の世界で目覚しい活躍をされている矢部澄翔さんの教室の生徒さんで、
書きたいという思い、練習は嘘をつかない という言葉から、
心から書を楽しみ、そして努力を重ね、
その結果が大賞受賞につながったことが伺えました。
生徒さんに「書の魅力を教えてくださった先生に感謝」なぁ~んて言葉をいただいたら、
泣いちゃいますね。


純粋に書を楽しむこと、ただただがむしゃらに練習を重ねること。
十数年前には私もそうでした。
どんな狭い場所だって、薄暗い場所でだって、何時間も書き続けました。
その思い、あの頃のがむしゃらさを思い出さされたご挨拶でした。



~初心忘るるべからず~

心の片隅にいつも留めておかないと ですね。