書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

台湾旅行記 つづき

2009-03-01 | その他
こんにちは Reisinです。ようやく東京は晴れました~ やっほー

こんなお天気のときは、気分良く、朝から掃除に洗濯、
たまったうっぷんを晴らすかのように、動き回っています。
ちょっと一息、パソコンを立ち上げました。


さて。本日は前回の続き、早くしないと忘れちゃうよ、の台湾旅行記です。

台北市内で目にして面白いと思ったこと二つをご紹介。


まず、一つ目は原付バイクたち。
台北市内にはびっくりするほど沢山の原付バイクを目にしました。
こんな感じでずら~っとバイクが停められています。美しい整列。



もっと細い道だと、歩道の一部がバイクの停車場となっています。
でも、これまたとっても理路整然と美しく停めてあって、圧巻なんですよね。
整理整頓されている という感じで。

台湾では、二人乗りは違反では無いそうです。
信号が赤の間、どんどんバイクたちが車の前に並んできます。
よく見ると、車の停止線より前に、バイクが停車していいという枠が
書かれているんです。バイクに優しい街なんですね。

そして、信号が青に変わると一斉にバイクが発車



あの迫力が写真でお伝えしきれないのが残念ですが。。。
日本では見られない迫力で、一斉に走り出すバイクを見るたびに、
「すっご~い!」と思わず爆笑 してしまうReisinでございました。



もう一つ、今回の旅行では漢字の面白さが目に付きました。
日本では使われていない漢字も沢山ありますが、なんとなく理解出来るのが結構感激です。

〈その1 銀行ATM〉



〈その2 レストラン営業時間〉
他のレストランでも結構目につきました。
日本の曜日にあたるものが、台湾では一、二、三…というように漢数字なんですね。
わかりやすいといえば、シンプルでわかりやすい。



〈その3 トイレにて… 失礼
便器に腰掛けると目の前にこの張り紙。
「トイレを使ったら、ちゃんと水を流すこと!清潔に使うこと!紙は適量!無駄遣いしないこと!」
こんな感じですよね。恐らく。
日本とまったく同じじゃないですか~
写真を撮っている姿は想像にお任せします。



〈その4 モスバーガー看板〉
朝メニューの看板です。
セットのドリンクが烏龍茶だったのが、台湾らしい と一枚。



旅行の楽しみは人様々ですが、
異国では当たり前の風景や出来事が結構面白いものです。

私はアジアは十年以上前に韓国、一昨年のタイに続き三カ国目でした。
漢字の国は今回の台湾が初めてでしたが、書道に携わる者としては、
とても魅力的な世界だな と思いました。
街の中に掲げられた看板一つが、単純な明朝体やゴシック体等でなく、
味のある看板を見て回るだけでも、街歩きが楽しくなります。

また、私は現地で様々な漢字を見て、何故漢字の中でも中国から伝わってきたものと、
伝わらなかったものがあるのかなぁ ということが気になって気になって。
画数が多くて複雑な文字だったからか― いや、概してそれだけでもなさそうだし。
それとも日本ではその漢字が無くても生活に支障が無かったから自然に使われなくなったのか―
日本人は、漢字の他にひらがな・カタカナといった文字があるため、
本当に必要な文字だけが生き残ったのか―

また勉強しないといけないことが増えました



故宮博物館で素晴らしい歴史と芸術に出会い、
寺院では台湾の方々の信心深い姿に真摯な気持ちになり、
更に、美味しいものを食べ、気持ちよいマッサージを受けられたり。
満足 満足

もちろん、雅印「玲芯」も作ってきました



また、次の旅行まで。
日々の人生頑張ります






台湾旅行記

2009-03-01 | その他
こんにちは Reisinです

ぐずぐずとした寒い日が続いています。
春はまだもったいぶって顔を出しませんね。



さて、今日は先日訪れた台湾旅行記。

週末を挟んで4、5日のお休みで行ける所。
中国、台湾、香港… いくつか候補が挙がりましたが、
あまり寒くなくて、美味しい物が食べれて、マッサージまで出来る
ということで、台湾に決定

他に、私のお目当ては、故宮博物館に行くこと。
そして、雅印を作ること。

沢山の欲を携えて、いざ3泊4日の台湾旅行へ


到着した日は既に夕方。
夕食は、ホテルから徒歩数分にあるお店にて。
機内食でお腹がそれほど空いていなかったこともあり、
小さめの器の麺をそれぞれ一杯ずつ&キャベツ炒め で二人で100元。
日本円で約280円でした。安――っ

この後の食事もですが、台湾でいただいた食事は、
塩・胡椒・大蒜のシンプルな味付けで、少し油が多いかな…と思っても、
その後のお茶が分解してくれるようで安心です。

翌日は、一日無料ツアー。
故宮博物館(http://www.npm.gov.tw/ja/visiting/exhibit/exhibit_03.htm
にも連れて行ってもらいました。

今回私が一番楽しみにしていたのは、コレ↓

《外に出て、上から見たところ》


《エスカレータに乗り、上を見上げたところ》


故宮博物館正面入り口から入ると、エスカレーターがあり、
その頭上のガラスに描かれた唐の書家・懐素の書。
私は、上から見るより、下から上を見上げて目にする方(2枚目の写真)が感動しました。逆さですが。
太陽の光りを浴び、圧倒的な存在感を持つ文字達。
エスカレーターを2、3度昇って上を見上げました。口をぽかんと開けて。

無料ツアーは、JTBの現地係員の方が博物館内も日本語で案内してくださいました。
青銅器に書かれた象形文字を目の前にすると、
本の中でしか見たことがなかった文字が、生々しく現実性を帯び、
数千年も前に確かに人間が存在し、言葉を交わしていたことが
想像の世界でなかったのだと改めて実感させられました。

また、最近浅田次郎さんの小説『蒼穹の昴』にはまっていたので、
西太后の宝飾品や乾隆帝の時代の様々な美術品はまさに感動的で、
中国の壮大な歴史を想像すると共に重みを感じました。

ただ、楽しみにしていた書のコーナーは案内が無く… 
自由時間の30分ほどで、書のコーナーに走り、お土産やさんに走りました。

思いもかけず、文徴の「蘭亭序」に出会い感激
中国の方でしょうか、わずか数名がガイドさんの説明のもと、
作品を見ているだけで、なんて勿体無いんでしょう~ 
残念ながら、日本語でも英語でもなかったので、ガイドさんの説明は聞き取れませんでした。


故宮博物館だけで、長くなってしまいました。
今回は、無料ツアーでしたが、1時間半という時間をとってあり、
まあまあ堪能出来たと思います。
今後台湾旅行を計画され、是非故宮博物館を訪れたい!という方、
個人的に訪れる場合は、電車で行くようですが、若干不便なようですので
ゆっくり時間を取って楽しん出来てくださいね。

台湾旅行記、まだまだ楽しかったことがありますので、続きはまた次回に