…こんな笑顔も消え入りそうな暑い暑い東京
もう子供達の夏休みも終わりに近づいてきました。
夏休みの宿題で苦手だったのが、
“創意工夫作品を一つ作ってくること”
今でも思い出す苦い思い出。
新しいモノを作り出す なんてクリエイティブな能力が
イマイチ備わっていなかった子供の頃。
苦心して作った“籠(かご)カバー”
籠に入れた物に埃がかぶらないように と布でカバーを作り、
「これで壁に掛けても、置いても埃がかぶりません!」
と皆の前で発表したところ、
「お前の家、そんなに埃だらけなのかよ~」
子供ってなんて残酷・・・
さてさて。
話は変わりますが、昨日まで大学の夏スクーリングに出ていました。
私が出席していたのは、「近世日本文学史」
江戸時代の文学文化の勉強です。
川柳・狂歌・戯作・出版文化 …などなど
江戸時代の庶民が興味をもっていたこと、
流行っていたことなど勉強になりました。
三日間の勉強で一番感じたのは、
江戸時代って、なんでも遊里に結びつくのね~
いつの時代も男性 …って 変わらない。
徒然草の時も、遊里では無いけれど、
吉田兼好の考え方が現代においても充分通用するし、
今の人達、私達が「うんうん」と頷くようなことばかりとすると、
人間、これから何十年、何百年と経って、
色々な文明が進化しようとも、人間の考えること、
心の中は進化することは無いのかな と思ってしまいます。
どんな時代でも、人は何とか幸せに生きたいと願っているし、
そうなるにはどうしたらいいのか を考えながら生きている。
人間は愚かなのか
利口なのか
どっちかな。