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日々あれこれ思いつきメモ

日記というよりもメモ? そんな思いつきを書いただけ……。

ひとりあそび

2014-11-16 00:28:15 | 日記

ちょっとした遊びというか実験というか……。

 

何も発信をする気もないというこのブログでさえ、何かネタがあって初めて書こうと思うものだ。それは当然のこと。だって、書くことがなければ何も書こうなんて思うはずもない。

でも、日々何かを考えている自分がいるのも事実で、何かを考えながら忘れていく。

その中で残ったものを書き留めて、時に本や雑誌のテーマになったりしていた。

僕は編集者だから、文体を気にしながら何かを書いていた。

その雑誌に合うようにとか、テーマに合うようにとか。

だから、特に僕の文体というものは存在しない。

特に記名ではない原稿を書く時は、出来る限り個性を消そうと思っていた。

だって、記名原稿でないものがやたら主張していたら、「お前誰だよ」って思ったりしたから。

だから、自分はそういうものは出来る限り書かないように心がけていた。

記名原稿の時も、あくまでも自分は編集者という立場を捨てられず、どこかで抑制をしていた気がする。

ふと、昔書いた原稿なんかを目にした時、「結構よく書けてるじゃん」と思う一方で、「めちゃくちゃカッコつけてるよな」とも思ったりする。

まあ、カッコつけないといけない内容だったりするからそう書いているんだけど、これが本当に自分の文体かというと、……? と思ってしまう。

確かにカッコつけた文章は書き慣れているから、実は楽に、早く書ける。ほぼ考える間もなく一気に勢いで書けてしまう。

その反対に説明的な文章はちょっと苦手だったりもする。苦手というか、時間がかかるし、ものすごく考えて書く。

まあ、慣れの問題なのだと思うのだが。

 

随分と前書きが長くなっているが、これも実験のうちに入るからいいのだ。

ちょっと遊んでみようと思ったのは、特にテーマもなく、何か考えていたことでもなく、とりあえず思いつくままにキーボードを叩いてみたらどんな文章でどんな話になっていくのだろうかという、ごく個人的な遊びだ。

流されるままに書いてみようという試み。

ブログだから出来る遊びだ。

 

と書いたところで、いきなりペースが落ちた。

何せ何を書こうかなんて決めていないのだから、当然のこと。

今、僕は珍しくハワイアンを聞きながらこれを書いているのだが、やっぱり僕が最終的にというか一年くらいでいいのだけれど住んでみたいのはハワイだ。

ただ、何せ英語を話すことが出来ない。

何度、スピードラーニングをやってみようかという誘惑にかられたことか。

いくら日本語が通じると言っても、さすがに暮らすとなるとそれはムリ。

そもそもワイキキに住みたいわけでもないし。

ハワイで一生を終えたいというわけではないけれど、ハワイに住むという経験をしてみたいと思っている。

もちろん、3ヶ月観光で滞在することは出来るから、それでちょっとくらいは住んだ気になるかもしれないけれど、ハワイの1年の移り変わりを肌で感じてみたい。

生活を肌で感じるということは、遊んでいるだけじゃダメで、普通に仕事をしてご飯も作ってっていう日常に浸からないといけない。

それには、やはり言葉は大事だ。

まあ、余生(すでに余生のつもりなんだけど)の後半にとっておこう。

それまでに、ちょっとちゃんと英語を勉強し直すか。

 

今でこそこんなことを言っているけど、昔はハワイに行ったことのない人にハワイのどこがいいのと聞かれた時、僕はこう答えていた。

「ハワイは何もしなくても楽しいし、何かしたければ何でもある」と。

これってワイキキだけの話で、ハワイの雰囲気に酔っていただけの話だった。

でも、今はちょっとだけものを知ったからか、ちょっとだけ大人になったからか、

そうじゃないんだということが分かったんだと思う。

 

 

BGMがボサノバに変わった。

ボサノバはもちろん、ブラジル音楽にはめちゃくちゃハマって、今でも長く聴き続けている音楽。確か、最初は小野リサのCMソングがきっかけだったと思う。

まだ社会人になりたての頃で、ちょうどワールドミュージックというジャンルがが日本で確立した頃の話。

流行りにのっかる僕は、そんなワールドミュージックというそれまで自分が聞いたことのなかった音楽を片っ端から聞いた。

あの頃、どれだけCDを買ったか分からない。

バリの音楽も聞いたし、レゲエのフェスには通ったし、アフリカのミュージシャンもいろいろ聞いた。結果未だに聴き続けているし、今でも買ったりするのはブラジルの音楽だ。

何がいいのと聞かれても困るのだけれど、多分の僕のペースに合っているような気がする。

ブラジル音楽(ハードなミクスチャー系とかは除くけど)は唯一聞きながら仕事の出来る音楽で、仕事が捗る音楽でもある。

 

そう言えば、昔ファッション誌の編集部にいた頃、夜中にリトル・テンポを聞きながら仕事をしていた。まだ、編集部にはたくさん残っていて、僕はちょっと離れたパソコンのあるところで(当時はまだパソコンというものが編集部に1台しかなく、手書きで原稿を書いている人もいれば、ワープロで原稿を書いている人がいた時代)原稿を書いていた。

ちょっと離れているからいいかと、イヤホンとかなしでCDをかけていた。一応気を使って小さな音で。

すると、急に編集長から呼ばれた。

僕はすぐに「すみません、すぐに消します」と言ったのだが、編集長は「正木君、それはなんていう音楽なの」と聞かれた。

基本的に音楽に興味のない人だったので、その言葉にはとても驚いた。

うるさいって怒られるものとばかり思っていたので。

 

ブラジル音楽とは関係ない話だけど、仕事と音楽という意味では未だ忘れられないエピソードだ。やっぱりいいものはって興味のない人にも響くんだなと。

 

せっかく音楽の話になっているので、得意のアイドルについて。

この流れなら、気持ち悪いって思われないかもとちょっと思いつつ。

 

だったら、音楽も変えちゃうか。

ということで、今日本よりも海外で注目度の高いアイドル2組について。

あ、僕はあくまでもももクロが一番好きなのですが、そこからいろいろなアイドルに興味を持ち始めたのです。

音楽にしても何にしても、ハマると追いかけないといられない性分でして。

ビーチボーイズに関しては自分で本当に深く深く掘り下げていったし、ビートルズについては詳しい先輩にいろいろと教えてもらった。

 

で、今かかっているのがBABY METALという3人組のアイドルグループ。

彼女たちはレディー・ガガのワールド・ツアーのオープニングアクトに指名されて、世界を回ったというグループで結構評判が良かったらしい。

らしいというのは聞いた話だから、らしいとしか言えない。

名前にMETALと付いているので容易に想像がつくだろうが、アイドルとヘビーメタルの融合がテーマのグループだ。その親和性については、マーティ。フリードマンが熱く語っている映像がYOU TUBEで流されているからそれを見ていただきたい。興味のある方は。

彼女たちは昨今のアイドルの中では珍しくビジュアルのイケてる。3人とも可愛い。まあ、それほどじっくりと見たことないけど。写真を見る限りでは。で、しかもまだ少女の顔でメタル的にアレンジされた歌を歌うから面白い。

ちゃんと歌も歌えてる。METALを歌うには相当な歌唱力が必要だ。

それが海外で認められた(と言ってもどれだけの人たちが認めたのかは分からないけれど、

こういうのキャップ萌っていうんだっけ? あんまり言葉を知らないもので。

でも、サイトを見ると最近もアメリカとイギリスでライブをやったようだ。

詳しいことは知らないので、語れないのだけれど面白いグループだ。

 

2組目はBABY METALとは真逆と言ってもいいグループ。

こんな事を言うとファンの人たちに袋叩きにされそうなのだが、決して可愛いとは言いがたいグループだ。

でも、気になって仕方ないというグループで、今結構ハマっているグループだ。

どうも語彙不足で褒め称える言葉が思いつかない。

このグループの名前は何となく知っていた。でも、興味が沸かなかった。

ももクロにハマってから、「ももクロChan」という番組を見るようになってからだ。

沖縄ではテレ朝系の局では残念ながらこの番組は放送していなくて、BS朝日で10日遅れて放送される。土曜日の深夜。正確には日曜日の早い時間。

なので、録画をして見ているのだが、最近よくある「このあとは◯◯」みたいな番組の宣伝があるけれど、ほぼ毎回「でんぱの神神~」と6人組の女の子(子というにはちょっと……)がどこかのライブ会場で叫んでいた。

毎週のようにそれを見ていると、さすがに気になる。

でも、どう見ても可愛いとは言いがたい。一人をのぞいて。(これは個人的な好みの問題なのでファンの方々、許してください)

それでは、見てみるかとそれも録画するようになった。

 

 

少しばかり時間が経ってしまった。

夕方に書き始めて途中中断して、夜中になって再開。

 

話はアイドルのことだったな。

もう「でんぱの神神」と番組名を書いてあったので、そのアイドルとはでんぱ組.incというグループのことだ。

直前の部分だけ読み返してみると、一生懸命オブラートに包もうとしているけれど包みきれていないな。

以前に2回ほどでんぱ組.incに関して書いたことがあったのだけれど、どう読んでも反感買うなと思ってブログに上げるのをやめたことがあった。

でも、結局一緒だ。

結論から言っておこう。

癖になる可愛くはない人、う~んこれではさっぱり分からんか。

可愛いとは言えないけれど見ていると癖になってしまうのが、でんぱ組.incというグループだ。

そして、知れば知るほど癖になる。

まるでスルメのような。

昔、「美人は三日で飽きるが、☓☓は三日で慣れる」と言ったものだが、

これは慣れるどころではない。癖になるのだ。

これってスゴいことだと僕は思っているのだけれど……。

ただ、曲はCDで聴いた方がいいかも。

ライブはパワーがあっていいのだけれど、DVDなどで見てしまうとちょっとなって思ってしまう。多分、ライブという生で見るのが一番なグループだと思う。周りの熱気を受けて一緒になって楽しむというのが正しい「でんぱ組.inc」の楽しみ方なんだろうなと思う。

まだ成長過程というか、歌も踊りもあとちょっとという感じがするのだけれど、でも癖になる。

何が癖になるのというと、彼女たちの出自を知れば分かるはず。

いちいち書かないけれど、「WWD」という曲を聞くか、もしくはググればすぐに分かる。

ザ・秋葉原なのだ。

「WWD」の中に「マイナスからのスタートなめんな~」という歌詞があるのだが、それがすべて。

興味のある人はぜひ聴いて、ググってみてください。

まあ、興味のない人はすでに読んでいないと思うけど。

 

ももクロに関しては何も書くことありませんし、言うこともありません。言うまでもないと思っているので。

 

 

さて、改めて書き始めたので、BGMを何にしようかちょっと悩む。

ってラジオかいっ!とノリツッコミでもしてみるが、面白くもないな。

どんどん文体が崩れていっている。自分では面白い。

これぞ一人遊び。

これぞ自己満足の世界だ。

 

 

そんなわけで、先月友人からもらった「ポニーテールリボン」でも聴いてみる。

いや、さすがに夜聞く曲でもないな。

面白いけど。

 

なんかこんなの読んだことあるぞ。

某芥川賞受賞作のようだ。

でも、内容は全然ない。

雰囲気だけというか。

その影響でもあるのかな。

でも、あれ読んだの去年のことじゃないか?

書いているうちに思い出したのか?

 

そう言えば、昔ある先輩に文章が上手くなりたかったら好きな作家の本を一冊丸ごと書き写せと言われたことがあった。もちろんそんなことは聞き流したけれど。

だって、好きな作家のように自分が書きたいとは思わないし、そもそも書けない。

仮に書けたとしても、その以上のものを書くことは出来ないわけだし、ただのコピーだ。

ちなみに当時好きだった作家と言えば、村上春樹、ポール・オースター、スティーブ・エリクソン……。

分かる人には分かる並びだと思うけど。

現代アメリカ文学に関係している人たちだ。ちなみに柴田元幸さんも好きで、一度原稿を書いてもらったことがある。面白かった。

柴田さんで思い出すのは、年末ギリギリで明日から正月休みに入るという日にようやく電話で原稿をお願いしたように記憶している。

周りの人たちは大掃除をしていて、どこか慌ただしく、どこか浮かれたような雰囲気で、騒々しかった。その中で、近くにいる人に静かにしてくれと言って、電話で話していたのを思い出した。

本当に今思い出した。

 

と、そんななか、僕の目の前をちっちゃなやーるーが壁を上っていった。やーるーっていうのはヤモリのこと。よくちっちゃいのがうろちょろしている。

「やーるー」なんて沖縄の方言使っているけれど、別にしゃべることが出来るわけじゃない。

基本的に方言は出来るだけ真似しないようにしている。

だって、ちゃんとしゃべらないと地元の人が聞いたら、ただ気持ち悪く感じるはずだから。

外国人が変なアクセントで日本語を話すのと一緒だ。

外国人が日本語をしゃべる分にはいい。見た目からすでに想像がつくから。

でも、見た目が同じように見える人が変なアクセントや変な使い方で方言を喋られたらいい気はしないだろう。

といいつつ、方言というものは標準語と違って強さを持っているので、自然と伝染っていることが多い。時々、自分が変な言葉をしゃべっていることにふと気づくことがある。その都度反省するのだが……。ただ、沖縄民謡を習っているおかげで、方言は多少分かる。聞いていて、半分くらいは理解出来るし、人が話しているの聞いていても、状況や話の流れなどからほとんど理解出来る。僕は今おばあちゃんの先生にマンツーマンで沖縄民謡を習っている。ワンツーマンのおかげで、細かいことまで質問出来る。この意味は?とか。語尾が違うのはどうして?とか。

そうすると、語尾の違いは敬語であったり、目下の人に言う命令口調だったりと、本でもそうそう解説されないようなニュアンスまで教えてもらえる。でも、それを知るとその歌の意味が一気に分かったりする。なるほどと。とてもいい勉強をさせてもらっている。

何より、先生にある曲をやりたいと言った時、先生はそれはやったことないから待っててと言い、先生が練習してマスターしてから教えてくれた。これってスゴいことだと思う。

先生は「私もこうして勉強させてもらっている」とさらり言ってのける。

やがて八〇歳にもなろうという人が。

 

 

なんでこんな話になったのだろう?

あ、ヤモリのせいか。

もう彼はどこかへ行ってしまった。

 

とりあえず、遊びはここまでにしておこう。

一体、僕はどれだけ書いているんだろう?

何文字だ?

13000字ちょっとか。

思ったほどではないな。

そろそろ飽きてきた、仕事にもどろう。

 

 

 

 

 


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