“たばこは体に悪くない論者”が根拠データを「完全に見誤っている」理由
>たばこを吸っている人たちにとって、たばこががんの原因になるというのは、非常に都合の悪いことなので当然、認めたくない。だから、『喫煙者でも長生きをする人がいる』、『たばこを吸っていなくてもがんにかかることがある』などと考えて恐怖を弱めようします。人間というのは誰しも自分の非を認めたくありませんし、自分の選択したものは正しいと信じたいものです。これを心理学的には、“認知的不協和の解消”といって、人間としては当たり前の行動です
>我々日本人は権威に弱い。新型コロナウィルスが流行した時も、福島第一原発事故が起きた際にも、「テレビに出演している専門家」の言うことに右にならえで従っている人が大多数なのはご承知の通りだ。そして、この同調圧力の強さの反動として、このようなマスコミ情報はすべて「うそ」だと信じ込む人たちも現れる。彼らはネットで語られていることこそ真実だと思うので、科学者や研究者が客観的なデータを基にして説明をしてもなかなか聞く耳を持ってくれない。深刻な「分断」が起きているのだ。
>たばこを吸っている人たちにとって、たばこががんの原因になるというのは、非常に都合の悪いことなので当然、認めたくない。だから、『喫煙者でも長生きをする人がいる』、『たばこを吸っていなくてもがんにかかることがある』などと考えて恐怖を弱めようします。人間というのは誰しも自分の非を認めたくありませんし、自分の選択したものは正しいと信じたいものです。これを心理学的には、“認知的不協和の解消”といって、人間としては当たり前の行動です
>我々日本人は権威に弱い。新型コロナウィルスが流行した時も、福島第一原発事故が起きた際にも、「テレビに出演している専門家」の言うことに右にならえで従っている人が大多数なのはご承知の通りだ。そして、この同調圧力の強さの反動として、このようなマスコミ情報はすべて「うそ」だと信じ込む人たちも現れる。彼らはネットで語られていることこそ真実だと思うので、科学者や研究者が客観的なデータを基にして説明をしてもなかなか聞く耳を持ってくれない。深刻な「分断」が起きているのだ。
1回のPCR検査陽性で全員隔離は正しかったのか…京大医生物学研究所准教授に聞く②
>ウイルスに対する無知が新型コロナ騒動を大きくした原因ですが、中でも問題だったのは、抗原検査やPCR検査といった検査のことを国民に理解させないまま、1回の検査で判断して陽性者を全員隔離したことです
>どちらもウイルスのNタンパク質を直接あるいは間接的に検出することでウイルスの存在を証明しようとしているのですが、問題はそれが感染性のある生きたウイルスの存在証明には必ずしもならないことです。抗原検査は、他の病原体などに反応してしまうことがあり、PCRはコンタミネーションによる偽陽性がつきものです。また相当数のウイルス粒子がないと感染性を有しません。感染によって粘膜面で抗体が出来ていれば、ウイルス粒子は抗体に包まれて感染性を失います。にもかかわらず、1回のPCR検査で陽性となれば全員隔離して社会を混乱に陥れた。ウイルス研究者はこうしたウイルス検査の危険性を知っています。現場の声を知ってか知らずか、当時、上に立って指示する人たちがその認識がなかったことは残念でたまりません
>ウイルスに対する無知が新型コロナ騒動を大きくした原因ですが、中でも問題だったのは、抗原検査やPCR検査といった検査のことを国民に理解させないまま、1回の検査で判断して陽性者を全員隔離したことです
>どちらもウイルスのNタンパク質を直接あるいは間接的に検出することでウイルスの存在を証明しようとしているのですが、問題はそれが感染性のある生きたウイルスの存在証明には必ずしもならないことです。抗原検査は、他の病原体などに反応してしまうことがあり、PCRはコンタミネーションによる偽陽性がつきものです。また相当数のウイルス粒子がないと感染性を有しません。感染によって粘膜面で抗体が出来ていれば、ウイルス粒子は抗体に包まれて感染性を失います。にもかかわらず、1回のPCR検査で陽性となれば全員隔離して社会を混乱に陥れた。ウイルス研究者はこうしたウイルス検査の危険性を知っています。現場の声を知ってか知らずか、当時、上に立って指示する人たちがその認識がなかったことは残念でたまりません