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空波とともにⅢ

NC750X(初号機)とPCX(二号機)のカスタムとツーリングの「私的記録庫」です。(「空波とともに」の第三段♪)

ぎりぎり富士山ツー(20)富士山頂アタック:恐るべき「砂走り」

2017-10-06 04:36:10 | 富士登山

09/03(日曜日)から05(火曜日)にかけて出かけた

「富士山登頂ツーリング」(実録編)の20です。


二日目9/4(月曜日)です。


「御殿場ルート」を下ります




七合目で登りと下りが分かれて



下りは「大砂走り」という厚く砂の積もった斜面を下ります




「一歩で3m下れる」と言われる「大砂走り」ですが

山頂まで登って疲れた足腰

頭サイズの石がごろごろ埋まった

斜度30度はあろうかという斜面を駆け下りる・・・



あっという間に足がもつれて前のめり

と言うことで慎重に降りますが

踏み出した足は一瞬で足首まで砂の中



にねじりが来るので次の一歩が

コレはやばいなと


どうすれば痛くないかと

イロイロ試してみると

できるだけ足の裏全体で踏み込んで

土の中で滑るのを容認しつつと言うのがコツの様ですが

気付いたときには既に左膝は限界

数歩歩いては屈伸運動をして


「大砂走り」の途中、六合目で「宝永山」方面への分岐があります



バイクは「富士宮口」に置いてありますので

今度は「富士宮ルート」へトラバースする必要があります

道幅の広い「御殿場ルート」だけに

左側に立った案内表示は見落としやすいとのことで注意しつつ


右への分岐

宝永山への尾根の道を進むと

やがて正面に赤黒い「宝永山」



幸いこの時はガスもなく、視界が開けていましたので

迷うことはありませんでしたが

「YAMAP」GPSで現在位置を確認



砂丘に伸びる道を下って



サスガに山の天気

アッと言う間に画像の様にガスに包まれ視界がなくなりますwww


登って



楽だと思っていた砂地の下り



これはキツかった~







やっとの思いで「富士宮ルート」六合目



最後にチョット怖い岩場もありましたが



戻ってきました~



後は楽なスロープのはずですが



段差の下りは、左足を下にしたカニ歩き

しかも一歩ずつしか足を出せない状態に


登るときにはアッという間だった五合目まで降りてきて

登り始めてから初めてのトイレ



協力金100円




次のバスは5時、その次は6時との話し声

そういえば帰りのバスのことは考えてなかったなぁ~と

時計を見ると15分前


次の6時になると真っ暗

ということでエッチラ、おっちらとカニ歩きでバス乗り場へ

滑り込みセーフ




ホント時間も足もぎりぎりでした~滝


◆借用画像



右の山が「宝永山」

クレーター(噴火口)を右から回り込んで

火口の底から這いあがるトラバースルート

ナカナカではありませんでした~