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超×2伝説のプログ

【普通のプログ】基本的に恣意的ブログ。新題→「伝説」<超>付けた。「超」を拒んだ。超を二乗にした。

忍者戦隊とは何か?

2015年02月23日 10時54分34秒 | 日記・雑感
これから戦隊の新番組ニンニンジャー1話を留守録で見るのでその前のカキコ




そもそも「忍者戦隊」とはなんぞや?

それって忍者の戦隊でしょ?って簡単に言う人もいるが

よく考えて欲しい

戦隊にはすでに忍者の要素がある

ガッチャマン風に言えば戦隊は「科学忍者」である

すると「忍者戦隊」だと「忍者の科学忍者」と重複表現になる


しかし忍者戦隊という成り立ちはカクレンジャーやハリケンジャーなど

特に矛盾のない出で立ちで立脚が可能だ・・

そう、忍者風の戦隊なのだ

忍者風の科学忍者

ガッチャマンは鳥のイメージがあった

カクレンジャーらはゴーグルとか未来機器の装備で
「戦隊風味の科学忍者」にはしていたが

戦隊=科学忍者なら

「科学忍者風味の科学忍者」となり

なにそれってことよ

(´・ω・`)

これって意味わかるかな?


戦隊を忍者風味にするのはタブーだったわけよ

そこは禁断モチーフなの


仮面ライダーで言えばバッタモチーフにする新ライダーってことであり

実は仮面ライダーBLACKがこれに相当する

BLACKも禁断モチーフだった

これを「負に迎合する隙間表現」と呼ばせてもらう


この場合の負は禁断(タブー)

負に迎合すると文法が活性化する効果がある

つまり

忍者戦隊とは戦隊という文法の活性化に一役かったわけだ

もともと戦隊の元祖は

「忍者部隊月光」という忍者ゲリラ隊のような連中

ヘルメットに日本刀背負って手榴弾とか拳銃も所持する

元祖・科学忍者よね


これの原作が吉田竜夫?(後のタツノコプロ)
音楽が渡辺宙明
ナレーターが大平透
制作は東映だっけ


これらが戦隊2つに分家したのが

●「科学忍者隊ガッチャマン」南部博士の声:大平透  タツノコ製作

●「秘密戦隊ゴレンジャー」ナレーター:大平透  音楽:渡辺宙明  東映製作


となってるのが分かるが

この2作に共通するのが鳥のイメージで
(ゴレンジャーの組織はイーグル)

なぜ戦隊は鳥のイメージなのかつと

忍者部隊月光の劇場版では隊員が空飛ぶ場面が出て
これが8号ライダーのセイリングジャンプに匹敵する掟破りだったわけ

しかしその後の戦隊の可能性と量産を約束するものだった

そのせいか2分した継承2作品には鳥のイメージになり

初期の東映戦隊ではあまり高度な飛行能力はない。プロペラ機やジェットホバーくらい
(少なくとも宇宙までいくのはフラッシュマンまで待つのか)

戦隊とは空すら制覇してなく地上を張り付いた戦士たちなのだ

それが科学忍者

そして忍者戦隊とは

科学と忍者をわざわざ分離させて改めて忍者を科学装備させた

科学忍者の逆だね しかも戦隊の科学部分も温故知新も同時に行っており

優れた裏展開なのだ 

忍者戦隊おそるべき

しかしこれにはまだ前哨があったのを指摘しておく


それは科学戦隊だ

戦隊は忍者+科学 であるなら

科学戦隊ならどうなるか

さっき言った「科学と忍者をわざわざ分離させて改めて忍者を科学装備させた」と同じなのだろうか?

いや違う

科学の見地から戦隊の文法を見ると

人の躍動感や生命力にあふれた輝きが見えてくる

それが爆発パワーダイナマンのことだ

科学戦隊ダイナマンは既に忍者のメタファーすら超えた存在になろう

シリーズ的には「夢のチカラ」を与えられた

この時点で忍者はショーコスギによって超忍者となり

戦隊に忍者戦隊が登場するという予測も可能ならできたはずだが

そうゆう予知者はいたのかな?


つまり戦隊の目指すものは科学でも忍者でもなく

人の可能性と戦士の未来なのだ (科学はそれをサポートする味方だ)



そこにたどり着くまで忍者戦隊は、これからも周期的に出現するだろう。






さてニンニンジャー1話をこれから見るかな

何か感想が出来たら書こうと思う














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