去年オフコースのコピーバンドを組んだ。
僕にとっては夢のような話だ。
実際今でも夢を見ている気分だ。
ずっとひとりで練習してきたオフコースの武道館ライブの弾き語り。
それが今バンドサウンドとなってライブ会場に響いている。
(いつかきっと小田さんのように弾き語りできるようになりたい!)
という思いが、贅沢にもコピーバンドというカタチで結実している。
もちろん演奏のレベルはまだまだ。
でもだんだんよくなって来ているから、さらに楽しくて仕方ない!
そして本当の僕のたからものはこのメンバー。
ギターのみっちゃんはある人の紹介で知り合った。
ドラマーなのにギターも軽々とこなす天才だ。
そのみっちゃんの「あにい」がミッチー。
彼が私と同様(かそれ以上の)オフコースマニア。
彼の頭の中にはオフコースの楽曲全てのドラム譜が刻まれているようだ。
最後に参加したベースのトシちゃん。
かなり強引に引き入れてしまって心配だったが、
すっかり今やバンドにはまっている。
バンドの名前は「サンクフル(Thankful)」。
「~に感謝して」などという時に使う形容詞だそうだ。
英和辞典で偶然見つけた。
響きがいいなぁ・・・
つづりもいいなぁ・・・
そして何より今の僕の気持ちを代弁しているなぁ・・・
と思い、なじみの無い単語だったが独断で決めた。
このThankfulの思いの中には
オフコースに出会うことができたThankful
オフコースを演奏できるThankful
こんなに素晴らしいメンバーに出会えたThankful
そして音楽を通じて出会えた多くの音楽仲間に対するThankful
そしてそんな素人バンド活動を見守ってくれる家族に対するThankful
などが含まれている。
トシちゃんがライブの後にメールしてきたのが印象的だった。
「昨晩は久しぶりに楽しかったです!
三十過ぎて、本当に良い仲間に出会えたなと思いました。
僕はオフコースよりもサンクフルが好きです。」
いいこと言うね!
名言ですよ。
僕も同じ気持ちです!
声が出る限り、
この素晴らしきメンバーと
オフコースをトコトン堪能したい。