それによる停電。
ただし五分で完全復帰。
さすがは日本である。
今日の雷雨は
相当すごかった。
駅まで送迎の道すがら
福島と新潟の豪雨の被害のニュースを見て
娘がポツリ言った。
なんで
福島ばかり
こんなに
ひどい目に
あうのかな?
大地震
大津波
原発事故
風評被害
故郷に戻れない日々
そこへ豪雨と洪水。
神の試練は
たしかに
かなり厳しい。
先日久しぶりにM社長に連れられてマーケティングセミナーに出席した。
非常に優秀な講師はM社長のご友人で素晴らしいシステムを開発し、
プレゼンテーションもわかりやすく素晴らしかった。
いろんなことを学んだが、いちばんの収穫はこの言葉だった。
「みなさんいろんな経営セミナーなどに出ていろんな先生の話を聞くと思います。
その時に他の会社の成功事例を聞くのはいいですけど、まねしちゃダメですよ!
その成功はその会社や商品だったからということがあるので、まったく状況の違う
会社が真似しても同じ結果は得られないことのほうが多いのです!
参考程度にすることです。」
当たり前のことだ。
でも私は目からうろこが数枚落ちる音を聞いた。
さらに講師は続けた。
「でもみなさん。失敗の事例は違います。
失敗の事例はどの会社の事例もきちんと失敗できます(笑)。
だから失敗の事例はきちんと引き出しに入れて記憶しておく価値があるんです。」
なんという明快さ!
どうしても私たちは成功事例を聞きたがる。
そして丸々とは言わなくても
「部分的にとりいれよう」
としていると思う。
でも先日大事故を起こした中国の新幹線は、
日本と欧米各国の技術の「いいとこどり」と聞いた。
う~ん・・・結局寄せ集めも問題が多い。
ではどうすればよいか?
自社の遺伝子にあう要素を見極めて
見合った「新しいもの」のみを
ピックアップして
吟味して
ホンモノのみを取り入れる。
やはりこれからは「目利きの時代」である。
この2週間
ずっと悩み続けてきたことを
今日やっと2人の人に相談できた。
反応は正反対だったけど
相談できたことで
私は相当安心できた。
こんな時
相談できる人がいることを
とても嬉しく思う。
立場や
年齢に関係なく
かっこいい人たちなんだ。
でもこれからが正念場。
今日の2人のアドバイスを
私自身がきっちり解釈して
次のステップに進もうと思う。
新しい小田和正さんのアルバムを聞いて仕事をしていたら
(一生懸命は、カッコいいんだぜぃっ!)
って背中をたたかれたような気がした。
理由はよくわからない。
でも確かにそう感じた。
かっこいい職業の人が、かっこいいんじゃない。
かっこいい会社に勤めている人が、かっこいいんじゃない。
かっこいい車に乗っている人が、かっこいいんじゃない。
ではどういう人がかっこいいのか?
一生懸命に今を生きている人
自分より他人を思いやることができるオトナの人
心に余裕がある人
勝手ながら定義させていただきました。
右肩が上がらなくなってはや数ヶ月。
野球やソフトはおろか
荷物を持つのもつらい状況。
総合病院では造影剤を注射してMRIを撮影しないと
中の状況がわからないといわれている。
(結果によっては手術)
まったく違う東洋系の医者にセカンドオピニオンを聞くと
「造影剤は毒だ」
と警告。
現在両方の意見を聞きながら治療しているものの
そろそろMRIの期限も近づいている。
決断が迫っているのだ。
よく考えたら右肩は酷使した。
本格的にピッチャーをしたことはほとんどないが
大学時代バッティングピッチャーはよく投げた。
よく痛くなったがその度に復活してくれた。
今回のきっかけは重たい電子ピアノを
一人で運んだことではないか?と思われるが
やっぱり今までの酷使で弱くなっていたのかもしれないな
と思ったりもする。
痛みをうらむより
感謝の気持ちがわいてくるのは
なんだか嬉しい。
決して素晴らしい強肩ではなかったが
私にとってはかけがえのない右肩であることは
今までも、そしてこれからも変わらない。
後輩たちの夏が終わった。
1回戦はコールド勝ち
2回戦はコールド負け
複雑な思いがするのはきっと本人たちだろう。
実力差がそのまま結果にならないのが学生スポーツだと思う。
でも夏はあっという間に消え去るもの。
夏の大会以外はなぜかみな
地域予選から始まって
敗者復活戦があって
複雑な経緯で上の大会へ上がっていく。
時にゾンビが優勝することもあるのだ。
夏の大会はシンプルである。
常に「サドンデス」。
いつ死んでもおかしくない。
2度と浮かび上がることもない。
だからその分きっと勝つと嬉しいんだ!
なでしこJAPANは気持ちは
いつもサドンデスではなかったか?
決勝戦での彼女たちは
まるで圧倒的体格差のあるプロ野球チームに挑む
高校球児を見た気がする。
きっと「ひたむきさ」でも
彼女たちは世界一だったと確信する。
そんなチームが勝利の女神はお好きなようだ。