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北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[第7回 歌才元気塾]

2010年10月17日 | [ 歌才 元気塾 ]
今日の歌才元気塾は、よもやま話から始まりました。


壮瞥町の豆畑の様子が見事だったこと。
昭和22年ごろの黒松内食料事情が悪く、酪農も厳しかったこと。
今年作った大豆で、もう一度手作り味噌を作りたいこと。
体調崩したご主人が、近くの病院に戻ってきてほしいこと。


車がないので、近所にいながらなかなか会うことが出来なくなった生活。
たまに出会うと、あの話この話と積もる話題でいっぱいになります。


『足の指・手の指の運動は、脳を活性化します』

ジャガイモ堀・クリ拾いクリ剥きで忙しかった毎日。
「靴下つかみ体操」もなかなかうまくいきません。
「太ももが痛い痛い。」の声があがります。


今日は、「白花豆」と「小豆」を用意して、手の指を使う大切さ話しました。
1分間に39個の白花豆をつまんでお皿に移したTさん。
「手の働きと脳の働きは、密接な関係があるのですよ。」
「大脳の大部分は手の関係の神経でいっぱいなんです。」と
話しながら体操していたら、
「身体動かしていたら、暖かくなってきたぞ。」と上着を脱ぎだしました。


『白豆・小豆・大豆は皆さんの自家製』

終わりは、「田中式健康体操 第5運動」、腹式呼を目的とした体操をしました。
みなさん気持ちよさそうに、
「はいて・すって」を繰り返します。


「腹式呼吸運動は、自律神経の安定にとても効果がありますよ。」と話しながら
体操をしました。
本日の体操時間は45分でした。
体操後、再びのよもやま話が続きます。
よくしゃべり、よく笑いの2時間30分の「歌才元気塾」でした。


次回集まるころには、雪がちらついていることでしょう。




[発寒西会館に行ってきました]

2010年10月08日 | [新設教室の紹介]

<早朝の熱郛駅 この駅名読めますか>



昨日、「教室開き」の応援に発寒へ行ってきました。
熱郛駅を7時前に出発し、発寒駅に10時過ぎの到着でした。


久しぶりに通学する大勢の高校生と出会いました。
「ああ、もう40数年になるのかあ・・・。」と列車に揺られながら、
若かりしころを思い出していました。


お年寄りの姿も多く、みなさんきれいにおしゃれしていました。
少し大きな声なので自然に会話が耳に入ります。
「私の医者はとてもいい人で、優しいんだあ。」
「あの病院にまだ通っているのかい。」
「手術したけど、この膝芳しくなくてさあ。」


どうやら、札幌の病院での診察らしいです。
北海道の一人当たりの医療費は、ダントツの日本第一位。
医療施設・医者が札幌に集中しています。
過疎の町には高度な医療体制や総合的な診療科がないので、
札幌まで出向くしかないのです。
都会と田舎との医療政策の格差。


でも、田舎のおばあさんおじいさんは元気です。
「今年のカボチャは美味しいぞ。」
「イモ(ジャガイモのこと)どうだった。」
今年の作物の自慢大会です。


3時間があっという間に過ぎました。


発寒の指導者は、まだ2年にもなりませんが意欲はいっぱいです。
「ロコモ(運動器症候群・ロコモティブシンドローム)の話や
 更年期障害についての話をしてください。」と事前連絡がありました。


<骨格模型と骨盤の写真で腰部の深筋の説明>

1.運動器(骨・筋肉・関節・神経)の働きが衰えると、生活の自立度が低下し、
  介護される方向に身体が進むことや、寝たきりの方向の可能性が高くなる
  ことなどを話しました。

2.更年期に必要なことは、運動を習慣化させること。このことが障害を抑制
  することにつながること。
  また、女性ホルモンのエストロゲンの低下を抑えることや骨量減少を遅ら  
  せることにもつながると話しました。
  
3.田中式健康体操」の実践で、加齢に伴う身体の機能の低下を一日でも早く鈍化
  させようと話し、早速実技に入りました。

4.今回は「身体のゆがみ」は身体の何処から来るのかを中心にした実技です。
  10数分で10種目ぐらいの「股関節に関係する筋肉」のストレッチングを 
  しました。
  参加者が驚くほどゆがみが少なくなりました。


<股関節に関係する筋肉をストレッチ>

5.田中式健康体操の第1運動と第3運動の一部と第5運動の指導で終了しました。


参加者が少なかったので発寒の指導者は恐縮していましたが、
「ことの始まりは、みなこんなものだよ。初めることが大事で、続けることで
 次の展開があるのだから頑張りましょう。」と励ましました。


そして、昨夜の長万部教室で、
「みなさん、どなたか発寒に友人知人いませんか!」
「私、琴似に住んでいたので友人を紹介します。場所何処ですか。」
「発寒西会館でジャスコの近くです。」
「そこ知っています。」
とうれしい話。
早速、発寒の指導者に連絡しました。


さて、「発寒西会館教室」どのような展開になるのか、とても楽しみです。


[5周年記念会・祝賀会 盛況に終わる]

2010年10月04日 | [5周年記念講演と祝賀会]

[代表 田中さとじのあいさつ]

札幌から
小樽から
余市から
倶知安から
岩内から
寿都から
島牧から
黒松内から
伊達から
壮瞥から
室蘭から
七飯から
函館から


100名少しの実践者と招待者が黒松内に集まってくれました。
メガネを(老眼鏡)もち忘れて、あいさつ文が読めなく、
あわてて副代表が壇上に運ぶという、代表のハプニングもありましたが、
笑いがある和やかな記念会でした。


[森田先生の素敵な姿が見えなくて残念]

「札幌・円山リラクリニック・院長 森田裕子」先生の講演は、
日々の診療現場からの実例を具体的に分かりやすく、講演してくださいました。
とても身近なお話ばかりで、参加者のみなさんは納得しながら聞いていました。
後の祝賀会で、森田先生の席に集まる実践者が多く見かけたのが印象的でした。


倶知安太鼓保存会「鼓流(田中式健康体操の指導者もメンバー)」のオープングは、
5周年にふさわしい躍動感にあふれるものでした。
もちろん、祝賀会は最初から最後まで、おおいに盛り上がりました。
黒松内町長も途中から駆けつけてくださいました。
5時20分開始で7時過ぎにお開きとなったのですが、二次会は9時まで続きました。


「参加してよかったです。」
「とても楽しかったです。」と参加者たち。


「実施してよかったです。]
「疲れたけど、楽しかったです。」と指導者たち。

[代表の歌で盛り上がる]


「10周年はやっぱり黒松内町でやろうか。」と代表と副代表。
10周年に向けて、田中式健康体操の輪がより拡がる活動をめざして、
進もうと決意したしだいです。