北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[T・K・T本部直接指導 その9・門真市民プラザ教室]

2014年07月08日 | [本部直接指導]

「渡り鳥と鶏、野うさぎと家ウサギ、鯨と鯛 マラソン選手と短距離ランナー この共通点と違いは・・・の質問に真剣なまなざし」


大阪・奈良の直接指導の最終日でした。
雨の日が続きましたが、
気温も高くなく、
すごしやすい関西でした。


「後期高齢者のMさんのバランス運動 私、いつまでできるでしょうか? 皆さんの励みですよ、いつまでもいつまでも」

門真市民プラザの教室は、
60歳以上の生徒さんが多く、
一年間のからだや動きの変化を
楽しみに行きました。


「前期高齢者のTさんの脊柱起立運動  明るく朗らかなTさんは、楽しく気持ちよく実践していました」


「股関節に問題があり、友人に誘われきました」と
初対面の50歳前後の女性と出会いました。


「この日に実践を申し込まれました。この脊柱の1年後が楽しみです。あせらずにしっかり向き合い ゆっくりと実践を」


もう一人、40歳少しの私の教え子も東大阪から
参加してくれました。


門真市には2教室ありますが、
週に2回の実践者が多く、
特にその生徒さんたちのからだが
しっかりしてきていることがすぐにわかりました。


「第4運動 均整運動のひとつの体操 」


そして、実践を意識的にしていることも
こちらに伝わってくるのがわかります。
「自分のからだと対話しながら実践を」
「筋肉に語りかけて体操を」などの語りかけを
しながらの指導を心がけました。


「第4運動 均整運動のひとつの体操」


身体作りに大切なことに、
「運動の意識化」を意識させます。
反復練習を意識しながら繰り返すと
身体にその動きが刷り込まれ、
無意識的に反応が起こります。


特に第4運動はその必要性があります。
「どこの身体の部位をストレッチするのか」
「この体操の主運動ではどこの筋肉を意識して
 ストレッチするのか」


「第4運動 均整運動のひとつの体操」


第4運動の目的は、脊柱と骨盤、
骨盤と股関節の可動域の拡大にありますが、
正確な動きの要求がないと効果が現れません。


「第5運動 整理運動 腹式呼吸運動のひとつの体操 きれいな股割りがありらこちら」


大阪や奈良で感じたことは、
指導者の指示に忠実に動こうと
していたことです。


大阪2年目・奈良1年目の実践ですが、
お二人の指導者はしっかりと指導していることが
伺われ、より期待をもてる関西だと思いました。
来年の10周年までに、
指導者も増えていることでしょう。


蒸し暑い大阪から、
さわやかな北海道へと帰路に着きますが、
今年も収穫のいっぱいの関西でした。








[T・K・T本部直接指導 その8奈良市東生駒教室]

2014年07月06日 | [本部直接指導]

「指導者の熱と実践者の熱を感じる指導を見ました」


昨年7月に開設された東生駒教室は
3教室に増えました。
実践者も増えました。
彼女の生徒さんには、
障害を持った成人の二人の女性がいます。


前回はMさんと出会い、彼女の変化に驚いたことを
ブログに書きました。残念ながら今回はお休みでした。
もうひとりのIさんは、10ヶ月ぶりの再会でした。
今日のブログはIさんのことだけを書きたいと思います。


約10ヶ月ぶりの再会でした、が・・・
驚き・感激・希望・自信(私の)連続でした。


Iさんの努力と指導者の努力が実っていました。
一番びっくりしたことは、
自分の足でつまずきそうになっていた歩行が、
両足の間隔が離れていたこと。


「第2運動 ゆっくりじっくり確かめ確かめの直線歩行」

伏臥・背臥姿勢の繰り返しの時間が早くなっていたこと。


「第4運動 均整運動 頚椎の強化 腹筋を使いながら頭を持ち上げようとしています。」

四点支持姿勢(よつんば姿勢)からの二点支持姿勢(手と足)
の保持力(保持時間)が増していたこと。


「第3運動 筋肉増強運動 4点支持から2点支持のバランス運動からの体幹の捻転運動 
身体は揺れながらバランスをとろうと全身の筋肉を使っている様子が伺われます」



左右手足の逆運動ができなかったのがうごきだしていたこと。


「第5運動 腹式呼吸運動(整理運動) 上肢の左右逆運動を試みるIさん」

椅子に座った姿勢がとても美しく、歪みが是正の方向に向かっていたことなど
大きな変化が現れていました。


「Iちゃん、ここ私の顔みて!・・・ほらほら、ここここや 指導者の声かけが教室に響いていました。 全身の筋力が育ってこそのIさんの大きな変化です」

信念として思うのですが、
「私たちはヒトなのですが、その前に哺乳動物と捕らええるべき」と
と考えています。
TKTの運動療法の5つの柱には
「動物・哺乳類(脊椎動物)の起源に立脚してヒトをみる」ことが
根底にあります。


Iさんのからだの動きに大きな変化が現れていることは
大変うれしいことですが、
彼女自身とご家族の努力と指導者の努力が実った結果の現われだと
思っています。


「第2運動 調整運動 バランス保持運動 確実に身体の保持運動が見えます。 たいしたものです」


「補助から一人歩き 少し視線は下向きですが 直線的な歩行ができるようになっていました」

いろんなのからだにの健康維持に対しての
処方があります。
私たちはそのひとつとして、TKTの運動処方を拡げていきたいとと思っています。


「確かな変化が起こっていました」

週に一時間、
約120拍の心拍数(70歳代は110ぐらい)
を維持しながら
心肺を高め、
筋肉を増強し、
バランス力を高め、
からだの歪みを是正し、
自律神経を安定する、
TKTの5つの運動効果を伝えたいと思っています。












[本部直接指導 その7生駒市・東生駒教室]

2014年07月05日 | [本部直接指導]

「第1運動 準備運動 股関節をすべての方向に動かす体操の一部」


一日雨ですごしやすい気温でした。
クーラーも入れずに寝ることができ、
久しぶりの深い睡眠をとりました。


奈良東生駒教室は大半が30歳代40歳代の
生徒さんたちで、約一年が経過しました。
一年前に出会った動きから見ますと、
大きな変化が現れていました。


「第1運動 準備運動 膝関節を動かす体操の一部」


第1運動の準備運動では、
股関節を動かす体操をするためにからだを引き上げ
カベ側の足にしっかりと立つ意識が出ていたこと。


第2運動の調整運動では、
からだの引き上げや踵の引き上げができていたこと


「第2運動 調整運動 踵を上げ、からだを引き上げながら直線移動する体操の一部」

「第2運動 調整運動 からだを引き上げながらの手足を逆に動かす体操」


第4運動の均整運動では、
骨盤と脊柱の矯正運動を正確に実践しょうとする動きが
みられ、体操を意識的にしていたこと。


「第4運動 均整運動 脊柱と鎖骨・肩甲骨・肩関節の矯正体操の一部」


「語りかけるように、自己のからだを見つめて体操しましょう」
と始めた直接指導は、あっという間に終了。
皆さんは気持ちよい汗を掻きながらの解散となりました。


帰路につくといっても、生徒さんは教室会場のマンションの住人。
所要時間数分でお帰りです。
恵まれた生活環境にあり、これからの広がりが期待されます。



「第4運動 調整運動 脊柱と骨盤と股関節の矯正体操の一部」

終了後お一人の生徒さんが「スマホ」で撮った写真を
見せてくれました。
「ニューヨークに行ったときの写真です。
 ほらここで田中式健康体操をアメリカ人がしています。
 思わず写真を撮りました。」

TKTの第3運動の腰部筋特に大臀筋・腸腰筋・
ハムストリングスを鍛える体操を公園みたいなところで
集団で体操している光景でした。


写真も素敵でしたが、
この生徒さんのTKTへの関心度がうかがわれ、
とてもうれしく思いました。
アメリカにもTKTが広がれば・・・
思い続ければ夢は叶うですかねえ・・・・。

[本部直接指導 その6大阪門真市・アカカベ江端店教室]

2014年07月02日 | [本部直接指導]

「大阪指導者は子ども3人のママさんですが、すべての行動が体力勝負です」


かるく30度を越す大阪の外気温。
車内や部屋は冷房が効き、
冷やされたり暖められたりで、
体調のコントロールが大変です。
まさしく自律神経の不調が現れても
不思議ではありません。


「第2運動 調整運動 地球から離れようと意識すること・踵を上げ、拇指を意識すること・直線上の移動を意識すること」


そんな大阪の夏ですが、生徒さんたちは元気元気の
元気印◎でした。
初対面生徒さんは2名で、
楽しそうに実践していました。


ここでも、
「ひとのからだのあり方は、昨日今日のからだの状況で
 捉えないこと。数年数十年の生活中でからだは変化して
 きたこと。短絡的に効果を求めないこと。じっくりと
 自己のからだを見つめながら、しっかりとからだを
 動かしましょう」とお話しました。


「第2運動 調整運動 首を傾け移動する運動 平衡性を養う運動」

最高年齢75歳、最低年齢38歳のこの教室は、
とてもパワフルで活気がありました。
年齢とともに動かなくなるからだを認め、
その加齢から起こる転倒などを予防しようと
みなさん汗をかきながら前向きに頑張っていました。






「第2運動 調整運動 身体を保持してのバランスをとる運動 高さを求めるのではなく保持を! 」


「終生二足歩行を求めよう」のTKTの精神も理解されて
来たようにも思います。


「歩行途中の片足支持の時間は両足に比べるとどれぐらい?」
の私の質問に、
大半の方が「半分ぐらい」でした。
片足支持時間はなんと80%なのです。


「第4運動 均整運動 股関節・骨盤・脊柱の矯正運動」


ヒトのからだの仕組みやその動きを知らせるとともに、
「動くからだづくり」の大切さとTKTの実技
を伝えていきたいと思っています。




●3日(木)   「東生駒ネオハイツ集会場」   9:30~12:00
●4日(金)   「大東市・まなび北新」    10:30~12:00
●5日(土)   「東生駒ネオハイツ集会場」   9:30~12:00
●7日(月)   「門真市・市民プラザ」    10:00~12:00
●31日(木)  「札幌市・ちえりあ」      10:00~11:45
 
 

[本部直接指導 その5札幌市・菊水教室]

2014年07月01日 | [本部直接指導]

「第1運動 準備運動はしっかりと片足立ちをし、背筋を伸ばし、中心軸を維持しながら体操を!」


札幌菊水教室は、初めての直接指導です。
「参加者が少なく、申し訳ありません」と
指導者から連絡がありましたが、
当日は14名もの参加で、
広い教室が狭く感じるほどでした。
エアコン設備もあり、快適な空間での実践でした。


円山教室の生徒さんたちも参加され、
気心知れた集まりでしたので、
和やかな雰囲気での指導でした。


「第3運動 脊柱の強化 大臀筋強化 逆さ感覚強化」


体験のお一人に、指導者の友人が参加されていました。
一生懸命に体操されていましたが、緊張感もあり多分
お疲れになったことだと思います。
十分に残されている体力もあり、一日でも早く実践されたらと
おもいました。



「第3運動 回転運動 腹筋の強化 調整力強化(頚椎反射を呼び戻す)」


この指導者が指導している生徒さんに、
半年東京、半年札幌で生活されているご夫婦がいます。
「ぜひ東京にも教室をつくってください。」と
切望されいるのですが、いつの日かきっと実現させたいと
思い続けています。


指導終了後に、
近くの喫茶店にて「お茶会」が開かれ参加しました。
「携帯」「スマホ」「ライン」「フェイスブック」の功罪?
について話が盛り上がりましたが、
会話の半分ぐらいしか私は理解できませんでした。
「TKTを広げるためには、おおいに活用すべき!」と
激励されました。
これからの大切な課題だと思っています。
「ご意見ありがとう」です。


「TKTの5つの柱 ①有酸素運動(心肺機能の強化)②筋肉増強運動(特に、脊柱に関わる筋・腰部に関わる筋の強化) ③調整運動(バランス力をはじめとする反応力・反射神経の呼戻し
④均整運動(脊柱と骨盤 骨盤と股関節の正常化) ⑤腹式呼吸運動(自律神経の安定化)」




大阪・奈良での直接指導が始まります。
ぜひお近くの皆さん、
この機会に見学・体験をお願いします。


7月の直接指導


●2日(水)   「門真市・アカカベ江端店2F」10:30~12:00
●3日(木)   「東生駒ネオハイツ集会場」   9:30~12:00
●4日(金)   「大東市・まなび北新」    10:30~12:00
●5日(土)   「東生駒ネオハイツ集会場」   9:30~12:00
●7日(月)   「門真市・市民プラザ」    10:00~12:00
●31日(木)  「札幌市・ちえりあ      10:00~11:45