北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[2013年 指導者研修スタート]

2013年05月28日 | [ 指導者研修 ]
今年度から「指導者研修の実技」のみ、実践者の参加を
可能にしました。
指導者と共に実技を受講することで、よりT・K・Tの理解を
深めていただくことが大きな目的です。
今回は初めての事もあり、黒松内町から2名、小樽市から1名と
長万部町から1名の参加でした。


[第2運動の調整運動は 平衡性・敏捷性・巧緻性・柔軟性が
要求されます。そして身体を引き上げることで抗重力筋を強化します。]



そして、今回は特別に「一般の方」の参加もお受けしました。
「家庭医療 黒松内 スプリングキャンプ」と称して、
「勤医協黒松内診療所」ほか「家庭医療センター」
「勤医協中央病院」「月寒ファミリークリニック」
「勤医協余市診療所」から、
医師・研修医・事務職・看護師・薬剤師など、
総勢12名が参加されました。


現在と未来における「地域医療」「家庭医療」のあり方などの
勉強会だったようです。
特に「黒松内の地域を知る」ということで、黒松内発祥の
「田中式健康体操」の経験も研修の一つに
入れて下さいました。


[第5運動の整理運動で腹式呼吸です。
自律神経の安定化と呼吸筋の強化を求めます。]



実は黒松内勤医協の事務職の方で、熱心にTKTを実践している
男性の実践者がいます。
久しぶりにお姿を拝見しましたが、立ち姿勢が
とても美しくなっていました。
体操の効果が出ているのがよくわかりました。
そして、体操を始めた数年前より身体が引き締まり、
動きに元気さが出ていました。


約2時間近い「実技研修」でしたが、熱心な雰囲気の中に
笑いがこぼれる楽しい研修でした、


[第5運動 整理運動の腹式呼吸運動です。
股関・脊柱を中心とした関節可動域の拡大をも求めています。]


研修終了後の事でしたが、
小樽からの参加の実践者から、
「この体操の伴奏音がとても好きです。
音に動かされなく動けてとても気持ちがいいのです」と
お話がありました。
実践者からのこの一言に、体操を考案していた当時が
思い出されました。
伴奏音作成には少し苦労を重ねたのですが、
私たちの伴奏音への想いが充分にわかって頂いたようで
とても嬉しく思いました。


もうひとりの感想です。
参加された医師からの言葉です。
「この体操は、運動療法でもあり、介護予防体操ですね。」
常日頃、指導者たちに話してる言葉ですが、
医師から聞けることは私たちにとって大きな収穫でした。


人の生命を守る職業に従事されている方々に
田中式健康体操を是非実践してほしいのです。


終了後参加者から早速、札幌や余市教室を見学したいと申し出が
ありました。


地域に住む「TKT指導者」がその地域の人たちの
健康維持増進の活動を自信を持っておこなってほしいと
思いました。


「地域医療」における介護予防の一端を田中式健康体操の
活動が担っていく、そんな活動が展開せれることを願っての
2015年の初めの研修会でした。


◎次回の指導者研修は8月の24日・25日です。
 是非実技研修を指導者と共にしませんか。
 詳しい事はTKT本部までご連絡下さい。