北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[主催/積水ハウス株式会社 協力/サンケイリビング新聞社 健康で節約マネーセミナー]

2013年11月20日 | [ 講演・講習会のお知らせ ]

『大阪心斎橋にある ホテルモントレグラスミア大阪 ホテルのお弁当はさすが美味しかったです』


今回の講演では事前に参加者に、講演の内容を書いた
レジメを配布しました。

≪知っておきたい 健康なからだつくり 5つのポイント≫


ポイント1.「腹式呼吸ってどうするの?」
      (人類繁栄の裏に腹式呼吸あり・・・・)

    2.「抗重力筋ってどこにあるの?」
      (人類は歩くことで世界中を広がった・・・・)

    3.「S字状湾曲ってどんな湾曲?」
      (人類だけしか持たない湾曲って・・・・)

    4.「バランス力っていつ頃から衰えるの?」
      (30歳を超えたら徐々に無くなっていく・・・・)

    5.「からだが硬いひとは老化が早いの?」
      (しなやかなからだは若さを保つってほんと・・・・)

このような内容とポイント実技レッスンをしました。


『積水ハウス 大阪支店長の野口氏は40歳過ぎの若さでした 今回のセミナーの取り組み内容は初めてとか・・・』

参加者は80名ぐらいでしたが、主催者の意気込みを感じるセミナーでした。
久しぶりの高級ホテルでの講演でしたが、
参加者は私の話に笑い声も聞こえて、始終リラックスしていました。


終了後、数名の方から体操の質問やからだの事についての相談がありました。
早速、奈良指導者から「セミナーでtktのことを知り、見学に行きたい」と
連絡がありました。


大阪教室も指導して北海道に帰りましたが、
JR北海道のトラブル続きで、千歳で2時間半・
東室蘭で1時間・おまけに長万部で50分と時間待ちの
連続でした。


その夜の長万部教室を指導して我が家に到着。
「疲れがどっと来た」感じでしたが、
とても楽しい出会いが東室蘭駅でありました。



『60歳代の参加者も有り 貯金は大切ですが貯筋も大切にしましょうを強調しましたが・・・』


雨の東室蘭駅ホームを端から端までの早歩きや
ベンチでのストレッチをしていたら、
「なにか運動してるのですか」と質問を受けました。
40歳前後のスポーツウーマン風でした。


「私、神戸マラソン走って来たんですが 膝が痛くって・・・。」と関西弁。
ここで関西弁を聞こうとは・・・。


息子さんが少年野球をしていて肘を故障したこと。
体重が増えて困っていること。
ご主人が腰痛で仕事に影響があることなど、
待ち時間と彼女が下車するまで間に会話しました。


そして、
子どものからだのこと、スポーツのこと、ストレッチのこと、
ダイエットのこと、サブリメントのこと、カナダのスポーツのこと、
両親が社交ダンスを楽しんでいること、タンポポハウスのこと、
などなども。


初対面なのに「健康について」や「からだについて」など
まじめな話に付き合っていただきありがとうございました。
旅をするとこんな楽しい出会いがあることを感じ、
体操関係では今年最後の移動を終了しました。


なかなか更新しないブログで申しわけありませんが、
TKTの活動を11月・12月もお知らせしていきたいと
思います。








[本部直接指導NO15 大阪大東市・四条畷駅前教室]

2013年11月16日 | [本部直接指導]

『若さは十分 体力不十分 でも若さは回復力バツグンなのです』



開設したばかりの教室に行ってきました。
まだ数人の生徒さんの教室でしたが、
子育て真っ最中のママさん集団?でした。


さすがに若さでしょうか、まだ実践1ヶ月少しなのに
体操の順番をけっこう覚えていました。
「今日は夫に子供たちを預けて来ました」と語るAさん。
初めてのびのびと体操ができたみたいですが、
「今日はあちこちとからだがパンパンになりました」と、
からだをなでながらかえりました。



『寝かしては体操 抱いては体操のママさん 指導者も赤ちゃんを抱きながら指導していました』

生後2ヶ月の赤ちゃんとともに体操しているBさんには、
「よくぞ、からだを動かそうと決心しましたね。
 えらい!えらい!ママさんが元気でないと子供が
 しっかり育たないものですよ」


「からだ作りになにかしたいと思っていたら辻本さん
(大阪指導者)に出会い、TKTをしりました」とBさん。


幼児と児童3人のママさんのCさんは
黙々ときっちりと体操をしていました。


「自分のための時間をつくる」ことの大変さは、
子育て真っ最中のママさんにとって「格闘」です。


ましてや趣味・稽古事ではなく「からだづくり」の
ために教室に通うことは、しっかりとした意思が必要なのです。
「だれのため健康づくり」かは、女性は本能的に理解します。
その点、残念ながら男性は気づくのが遅く、
からだに問題が生じて初めて「からだ」について
考えようになります。


『鏡も設置されていた教室は いい環境でした これからが楽しみな教室の一つです』


北海道移住して数年たったころ、
体力がどんどん低下していくことを感じ、
日々体力づくりに励みました。
その運動を集大成したのがTKTなのです。


女性のためにだけ運動処方を考えたのではなく、
多くの男性に実践していただきたいと思っています。


今回の大阪直接指導では、若いママさんたちの「からだづくり」
への真剣な取り組み方に、またまた勇気をいただきました。


『あなたのからだに時間をかけてください。
 からだとしっかり向き合って、休まず継続してください。
 からだは絶対に裏切りません。次回お会いできるのを
 楽しみにしています。』と最後にお話しました。


[主催/積水ハウス株式会社 協力/サンケイリビング新聞社 セミナーの講師決定]

2013年11月10日 | [ 講演・講習会のお知らせ ]

『北海道に移住して22年回目の冬を迎えます』

北海道は氷点下で12月中旬の気温です。
ここ黒松内町も初雪が降りました。
週末遊びに来ていた息子家族を札幌まで車で
送っていきましたが、毛無峠など積雪していました。


本格的な冬に向かって、北海道の実践者や指導者の
安全を祈るばかりです。
本州の冬の道路事情では考えられないことが北海道には
あります。


「ブラックアイスバーン」「橋やトンネル内の凍結」
「凍結道路のワダチ」「地吹雪」「猛吹雪」などなど、
危険一杯の運転が半年間続き、緊張の毎日です。


どうぞ長い冬季期間、みなさんが無事でありますように。

『11月17日(日)ホテルモントレグラスミア大阪 10:30~11:30』


さて、大阪で〖健康で節約・家族の健康を考えるマネーセミナーと
住宅バス見学会〗を兼ねての催しに講師依頼があり、
出かけることになりました。


久しぶりの大きなイベントに呼んでいただき、
話の内容をあれこれとまとめています。


今回のセミナーではこんな話をしようと思っています。

●知っておきたい健康なからだづくり5つのポイント


ポイント1. 『腹式呼吸ってどうするの?』
       「人類繁栄の裏に腹式呼吸あり その大切さと方法を教えます」

ポイント2. 『抗重力筋ってどこにあるの?』
       「人類は歩くことで世界中に広がりました その大切な貯筋づくり
        を教えます」

ポイント3. 『S字状湾曲ってどんな湾曲?』
       「人間だけしか持たない脊柱の湾曲のことです この湾曲は姿勢を
        決定します 理想的な姿勢を教えます」

ポイント4. 『バランス力っていつごろから衰えるの?』
       「30歳過ぎた頃から徐々に現れます 日常的にできる
        バランス運動を教えます」

ポイント5. 『からだが硬い人は老化が早いの?』
       「しなやかなからだは若さをいつまでも保ちます
        肩関節と股関節のストレッチを教えます」


いろんな分野、いろんな職種、いろんな活動体からの
講師依頼はT・K・Tの普及ばかりだけでなく、
人とのつながりが楽しみです。


今年何度目の大阪行きとなるのでしょうか?
人と人の出会いを一番の楽しみに出かけてきます。


後日の報告を楽しみにお待ちください。



[本部直接指導NO14 小樽市朝里教室]

2013年11月05日 | [本部直接指導]

『第3運動 筋肉増強運動 腹筋群を鍛えます 特に内外腹斜筋を集中して・・・』

この週末は全道的に雪が降りそうです。
雪が降る前にもう一度直接指導に来ますと、
生徒さん達に約束をしていたので、天気の
様子を見て決行しました。


小樽の指導者には申し訳なかったのですが、
突然の連絡にも関わらず受け入れてもらいました。


生徒さんたちには予告なしの訪問でしたので、
私の顔を見るなり「びっくりした!」と驚かれたり、
「教室から男性の声がしていて、別の行事が入ったのか
 と思った」と戸惑いの声など耳にしましたが、
何人かの生徒さんから歓迎の拍手がおこったので
すこし安心しました。


小樽教室の指導者は、私より年齢が一回り以上先輩
ですが、年齢を感じさせない体型とパワーがあります。


『T・K・Tの歩く広告塔 前期高齢者ですが 年齢というものは あってなしがごとく』

私たち指導者は彼女のことを「T・K・T歩く広告塔」と
よばせてもらっています。
もちろんのことですが、「からだづくり」「姿勢作り」を
長年培ってきたからです。


毎度のことですが、予定時間をはるかに越える指導でしたが
実践者は帰ることなく熱心にうけてくださいました。



『第5運動 腹式呼吸運動その3 身体の中心軸を大切にしながら体幹の捻転運動』

帰りの玄関先で、
「今日、休まないで来てよかったです。また雪解が解けたら着てくださいね。」
「この体操の深さを今日も実感しました続けます!」など感想を聞きました。


余市町から駆けつけた余市町の指導者は、
「小樽に足を運んでよかったです。今後の指導に役立つことを
 たくさん得ることができました。」話してくれました。



黒松内町から車で2時間少しの道のりで、国道393「メープル街道」や
「毛無峠」は濃霧で見通し悪く慎重運転でした、帰りは快晴で
「羊蹄山」に降り積もった雪を眺めながら帰路に着きました。

[本部直接指導 NO13 札幌市・エルプラザ教室]

2013年11月03日 | [本部直接指導]

『5人・6人の指導の時もあり、30人・40人の指導の時もあります ひとつひとつにその教室の指導者の色があり、楽しいです』

大阪と奈良の教室を指導を終え、8日間ぶりに北海道に戻りました。
札幌で一泊し、11月1日の朝「エルプラザ教室」の
直接指導に行きました。
この間の移動で少し疲れ気味でしたが、
その疲れも実践者と直接出会うことで飛んで行きました。


札幌は現在、T・K・Tの全国実践者数の4分の1近くが
実践しています。
今回もエルプラザ3Fの会場には、たくさんの生徒さんが
集合しました。


10時に始まり12時近くになりましたが、
私の身体の話や実技指導に熱心に耳と身体を集中
してくれました。


今回は第4運動の目的や第5運動の呼吸のあり方を中心に
講習しましたが、札幌の指導者が日常的にしっかり
指導していることが実践者の動きを見て良く分かりました。


「人間として終生二足歩行をめざす」T・K・Tの運動理論と
運動実践は科学的根拠に基づいていますが、普及活動は大変
地味であると発案者自身がそう思っています。



『ひとりひとりの身体はひとりひとり別々です。そのことを大切にしない指導は指導ではありません』


今回の札幌エルプラザの生徒さんからとてもうれしく、
勇気付けられる話がいくつもありました。


『私はT・K・Tの考え方の「終生二足歩行」という言葉に
 ひきつけられて始めようと思いました』と、
30歳代の女性でしたが、若くとも私たちの目的を理解できるのだと
うれしく思いました。

『二歳から足に障がいがあるのですが、この体操はリハビリとして
 続けようと思っています』
60歳代の女性で、ゆっくりしっかりと自己の身体と対話しながら
体操をしていました。
彼女の実践は理屈なしに私たちを励まし、勇気付けらます。
私より少し人生の先輩と聞き驚きましたが、
人生を大切に過ごされていることがとても感じられ、
よい出会いをいただいたと再会が楽しみです。



T・K・Tの実践者の多くは、「元気で病気などしたことがなく、
身体に自信がある」集まりでなく、「何らか身体に事情があり、
それを克服しょうとしている」人たちの集まりだと思います。


こんな話も聞きました。
『東京の姉と久しぶりに会いましたら、あなたは歩く足の回転が
 がとても速くなったし、身体全体がとてもしっかりしてきていると
 言われた。体操のおかげだと思っています』



見学者の方からこんな話も。
「円山リラクリニック院長の森田先生から勧められて
 この体操を知りました。森田先生も札幌の指導者の方もとても
 素敵な方で安心しました。慌てずゆっくりと身体に向かい、
 T・K・Tに通おうと今日思いました。」


『目的が違えば同じように見える体操でも指導が違ってきます 目的がなく動きだけを指導するのは専門家ではありません』

私たちはの人生の目的は「健康になるため」ではありません。
生きるための目的はもっと別なところにあり、
自己の身体を客観的見つめる、心と時間の余裕などなかなか
ないのが現状です。


ただし、言えることは
「その私の人生をともに歩くのは私のからだ以外にはない」と
言うことです。
「私の身体(からだ)が一番」だと思える健康観であってほしいものです。


一週間に一回「自己の身体を見つめる」時間を持つこと。
これはとても大変な自己改革なのです。