北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[直接指導その12 倶知安町総合体育館教室]

2011年09月30日 | [本部直接指導]

「おんぶし 抱っこし おんぶされ 抱っこされの 10組の母子たち」


9月最終の直接指導は倶知安町でした。
参加者17名で、体験者は7名でした。
そして今回も感激したのは、12名もの乳児や幼児たちの参加でした。
もちろん体操の参加でなく、お母さんとおともなのです。


あちらこちらに走り回る子たち、
ママを探して泣き出す子たち、
抱きついて離れない子たち、
お漏らしする子たち、


「昨年の直接指導時よりからだづくりが出来ていたのには驚き 若さの特権?」


そんな中でモクモクとママさんたちは体操に専念していました。
「〇〇さん~○○ちゃん オシッコだよ~。」
「〇〇さん~○○ちゃん ウンチだって。」と、
わが子以外の子供たちを世話する若いママさんたち。
倶知安の指導者いわく、
「若いお母さんたちは体操だけでなく、育児方法や育児の悩みなどの
 情報交換の場にもなっているのですよ。」といっていました。


おんぶや抱っこしながらスクワットするママさんに
「すごいですね。負荷がかかりすぎていませんか。お子さん5キロぐらいですか。」と話かけたら、
「いいえ8キロあります」とあっさりと返事。
実に逞しいヤングママさんたちでした。
『私が健康でないと子供が元気にならないです。』の言葉が印象的でした。


「最近20歳代や30歳代の実践者が増えてきたのがうれしいことです それも若いママさんが」


この倶知安教室の若いお母さんたちの体操への熱心な取り組みは、
田中式健康体操が『若いときから運動を習慣化させる』ことを求めているそのもです。
出産して間もない女性のからだづくりに役立っていることを実証してくれていて、
とてもうれしく思いました。


若いママさんたちと若い若い12人のエネルギーをいっぱいに頂いて倶知安町を後にしました。


✿10月の直接指導の日程
 〇10月 5日(水) 岩内町老人福祉センター 19:30~21:00
 〇10月13日(木) 小樽市総合体育館    13:15~15:00
 〇10月27日(木) ルスツ公民館大ホール  10:30~12:00






[直接指導その10・11 伊達市みらい館教室]

2011年09月23日 | [本部直接指導]


「健康づくりの困難さは継続であること 仲間があってこそその継続が可能になることをお話しました」

伊達市の指導者はご主人とふたりで、壮瞥町弁景にある「ほのぼの村」を営んでいます。
10数年ほど前に、タンポポハウスの泊り客として来て下さったのが縁で、
お付き合いが始まりました。
そんなきっかけもあり、現在指導者としても活躍していただいています。
壮瞥町は改善普及センター・伊達市はみらい館・室蘭市は本輪西会館で指導しています。


「人の進化の過程 誕生からに直立二足歩行までの背骨の変化をお話しました」

今回は伊達市みらい館の朝と夜の教室に行って来ました。
ご夫婦の実践者が多いと聞いていましたが、6組実践されているそうです。
伊達には男性の実践者が多い理由が分かりました。


今回も7名の男性実践者と出会いました。
田中式健康体操は女性のために運動処方を考えたのではありません。
男性も50歳ごろから実践してほしいと願っています。
定年等迎え、人生これからという時期に体力をつくり生活の充実を計りたいものです。


ご夫婦での実践は教室に和やかな雰囲気をつくってくれます。
互いの「身体」を見つめあい鍛えあうことが、
これからの人生設計に大きな影響を与えると確信しています。

朝の教室は24名内男性1名。
夜の教室は15名内男性6名でした。


夜の教室では、男性の実践者を中心に意識的に指導してみました。
たぶん翌日は筋肉痛になったことでしょう。


「生活を充実させるための体操なので ひとつひとつの体操の中で身体(筋肉)を意識しましょう」

そして、またここでもうれしいことがありました。
札幌でも、小樽でも、函館でも、伊達でもですが、
転勤や引越しなどがあったのにもかかわらず、
移転先に教室があり実践を継続されていることです。
「継続してこそ健康の維持・増進」があるのです。


この5年間で北海道の15市町村に活動が展開した結果のうれしい話です。
このようなうれしい出来事が重なり合うたび、10周年に向けて活動に勇気をいただきます。




 ※これからの9月の直接指導の日程

〇9月28日(水)倶知安町「総合体育館」 10:30~12:00
〇9月30日(金)札幌市 「エルプラザ」  9:40~11:40













[本部直接指導その9 札幌エルプラザ教室]

2011年09月17日 | [本部直接指導]


「20数人の参加者のみなさんに 人間の二足直立歩行の歩みを話しました」


今回の札幌教室への交通手段は初めての経験でしたが、
黒松内町から車で岩内まで。そして「岩内町から札幌行きのバス」を利用しました。
片道2時間30分、往復5時間のちょっとしたバスの旅でした。
鉄道がなくなったためか、予想以上の利用客には驚きました。
北海道はやはり広いなあと今回も実感しました。


寿都町の78歳の実践者の女性が札幌へ出かけるとき、
いつもこの方法でいくと聞いていましたが、今回利用して思ったのは
彼女の精神力と体力には敬服しました。


「第2運動 調整運動 身体を捻転させながら直線歩行し中心を求める体操」

さて、札幌エルプラザの教室の年齢層は40歳代から50歳代が中心です。
そろそろ自分の身体の変化を感じる年代でもあります。
ここでも、一部マスコミや雑誌の「身体づくり」に惑わされることなく、
しっかりと健康な身体作りを励みましょうとあいさつをしました。


都会は田舎より健康に関しての情報が盛りたくさんありますが、
その選択の判断は容易ではありません。
「健康体操」と言っても、数え切れない組織の数とその運動処方があります。
田中式健康体操の実践者の多くは口コミにての参加がほとんどですが、
安易な健康情報に流されることなく選択された実践者には、
田中式健康体操をしっかり継続していただき、その効果を実感してほしいと願っています。


「第2運動 調整運動 抗重力筋をつくるための引き上げ体操」

一年ぶりの札幌の直接指導でうれしいことがいくつかありました。
そのひとつは、78歳の実践者Yさんが日常的に「正座可能」になったことです。
膝痛・腰痛は人間が二足直立歩行をはじめたための宿命的な問題です。
生活習慣や運動不足から来る要因が大きいと考えています。
年齢とともに弱る足腰を日常的に鍛えてこそ、
外科的疾病から遠ざかり日常生活の質を保てれるのです。
体操の効果以上にYさんの頑張りに拍手です。


もうひとつのうれしいことです。
82歳の実践者Aさんのことです。
今年3月からの実践をはじめられたそうです。
約半年間の実践で感じたことは「身体が軽くなった。」
「夜ぐっすり眠ることが出来るようになった。」など、身体の変化がでてきたそうです。
なによりも80歳を過ぎて自分の身体を鍛えようとするAさんから、
この教室の若き?実践者たちは励まされていました。


そのAさんを教室に誘ったのはAさんの二人の娘さんだったそうです。
もちろん娘さんたちも実践者です。


「子供たちに迷惑をかけたくないから・・・体操はとても楽しいですよ。
 このごろ会場まで歩いて来ていますよ。」と身も心も若いAさんのお肌はつやつやしていました。


健康な身体作りとは、
「スリムになる・ウエストをつくる・体重を何キロ落とす・・・」という身体を近視眼的に
見ていないだろうかいう疑問にYさんAさんが答えてくれているように思いました。





来週の直接指導の日程


〇9月20日(火)伊達市 みらい館  10:00~12:00・19:00~20:00
〇9月28日(水)倶知安町 総合体育館10:30~12:00
〇9月30日(金)札幌市 エルプラザ  9:40~11:40







[本部直接指導 その8 小樽朝里会館教室]

2011年09月13日 | [本部直接指導]

「毛無峠から見る小樽市街地と小樽港」


小樽市の朝里会館に行って来ました。
途中の毛無峠は濃霧でしたが、下り坂に差し掛かったとき、
急に明るくなったため、車を止めて下界の小樽の町全貌を久しぶりに見ました。


さて、今回も片道2時間半のドライブでしたが、
「今度も行ってよかった。」と言うのが実感でした。


なんと19名の参加で、熱気あふれる教室風景でした。
小樽の指導者は70歳を超えたのですが、集まった実践者は彼女より先輩の方々が多くいるのです。


「実践者に毎日励まされています」が、私たちへの彼女のいつものあいさつ。
その言葉の意味が良く分かる「小樽朝里会館教室」でした。


「第3運動 二点支持運動でのバランス運動 どの方々が後期高齢者か分かりますか」


本日は、
「老化・加齢・後期高齢者」の言葉を吹っ飛ばすような実践をしょうと、
第4運動の「均整運動」を中心に指導させてもらいました。


始めたばかりの方数名と見学者3名の方がありましたが、
継続して実践している方たちの動きのすばやさやそのパワーに、
びっくりされていました。


「継続は力なり」が小樽の指導者のモットーです。


「第5運動 片脚支持のバランス運動 どの方々が後期高齢者か分かりますか」


自分の身体に、計画的・継続的に「運動を与える」ことをしてこなかったその身体は、
数日や数ヶ月で簡単動くことはありません。
後期高齢者がたくさんいるこの教室の実践者の方々が、
そのことを証明してくれています。


次回の小樽総合体育館での直接指導が楽しみです。


田中式健康体操小樽教室実践日

(火)朝里会館   10:00~
(水)総合体育館  10:15~
(木)総合体育館  13:15~
(金)新光狸庵   10:00~




次回本部直接指導
16日 (金) 札幌市・エルプラザ      9:40~11:40






[本部直接指導その7 函館教室]

2011年09月12日 | [本部直接指導]
9月11日(日) 函館市・市民会館展示室煮ての本部直接指導に行って来ました。


今回は人類の二足歩行の歴史と発達発育過程のお話をしました

朝7時前に家を出発、9時30分頃に到着会いました、
北海道の教室では函館市が一番南にある教室です。


函館市には指導者が二名育っています。
函館市民体育館をお借りして、実践をしています。


函館市付近の教室は、
「本町会館・未来大学・深堀中学校・市民体育館・地域街づくりセンター・花園団地集会場」など
8教室で展開しています。
七飯町では「大中山コミニティセンター」にての実践です。


5年継続の70歳を超えたご夫婦は、元気ハツラツでした

今回の参加者は15名で6名の方が見学者でした。
函館の指導者も驚いていたのですが、
どこで知ってくださったのかそのうちの2名の方が、
飛び入りの参加者でした。


今回の直接指導には「保健士さん」3名の実技体験があり、熱心に受講されていました。
健康に関わるお仕事をされている参加は私たちが勇気付けれれます。


お一人は函館から車で一時間要する「上ノ国町」からの参加でした。
「上ノ国」にも、という要求がありました。
私たちが通える距離ではないので、
「ぜひ指導者養成をしましょう」とお話をさせていただきました。



広々とした会場でしたが 都市部での会場確保は大変です


さて、今回のHTBテレビ放映では、少しでけの田中式健康体操紹介でしたが、
二年連続のテレビでの田中式健康体操の紹介は、指導者たちにも実践者たちにも勇気をいただきました。



次回の直接指導

 明日 13日(火) 小樽市・朝里会館      10:00~12:00