北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[第8回 歌才元気塾]

2010年11月28日 | [ 歌才 元気塾 ]
人生の先輩方と語らうのは、実に楽しいことです。
今回も「医療問題」から「自宅の台所問題」まで、話がはずみました。
暖かいコーヒーを飲みながら、ローズマリーオイルとハチミツをつけたパンを
食べての茶話会は、時間を忘れてしまいます。


今回の元気塾は、お孫さんから「いっしょに旅行に行こうよ。」とお誘いがあったTさんご夫婦。
ご主人の方は、最近歩行がスムースに行きません。
Tさんご夫婦にお孫さんとの旅を実現してもらいたいので、少しでも自力で歩けるように
体操を指導しました。


〖奥さんはスムースにかかとが上がまが、ご主人はまったくあがりません。〗

「私がやんなさいといってもやらないんだ。田中先生の話なら聞くから言ってください。」
と奥さん。


ご主人が身体を動かしだした時、
「ほれ!とうさんその調子でガンバなさい!」と激が飛びました。


〖体操を繰り返しているとご主人のかかとが上がりだしました。感激の一瞬でした。〗

「はい、つま先とかかとを上げて。」
「次は片膝までを目標に片足あげ。」
「はい、次は片膝を内側・外側と交互に倒して。」
「この3つの運動を次の12月まで宿題ですよ。
 もちろんテレビを見ながら朝夕やってみましょう。」


〖体操のお礼にと、こんなハクサイをいただきました。〗

Tさんご夫婦とお孫さんとの素敵な旅、実現できますように。


[長万部町地域女性団体連絡会議の研修会に行きました]

2010年11月19日 | [ 講演・講習会のお知らせ ]
日時:11月18日(木)午後1時30分~
場所:長万部町スポーツセンター
対象:20名(年齢60代後半から70台前半)

昨年に続いて、今年も研修会講師の依頼がありました。
今回は、「閉経に伴って起こる女性の身体の変化と運動習慣の必要性」について
話をしました。


〖自己の身体を客観的に見ることの大切さを話します〗

●女性ホルモンエストロゲンの低下を抑える
●更年期障害を抑制する
●骨量の減少を遅らせる
●筋力を維持させる
●バランス力をつける
●よい姿勢を習慣付ける
以上のことは、運動を習慣化することで改善されることを強調しました。

次に、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とそのチェックについて
話しました。
●階段を上がるのに手すりが必要である
●片脚立ちで靴下が履けない
●家の中でつまずいたり滑ったりする
●横断歩道を青で渡りきれない
●15分間続けて歩けない
●転倒の不安がある
●この一年間で転んだことがある
●支えなしで椅子から立ち上がれない
●3キログラムの荷物を持って買い物ができない
●布団の上げ下ろしができない
以上の項目にひとつでも当てはまると「ロコモ」の方向に進むことなど
話しました。


〖腹式呼吸の指導 田中式健康体操独自の呼吸法〗


昨年も思ったことですが、
運動を習慣化している「田中式健康体操」の実践者と
習慣化されていない人たちとの「体力の差」は歴然としていました。

一週間は168時間です。
その内のたったの一時間を習慣化することが、
いかに大切かをこの講習会の参加者を見て思いました。


〖ほとんどの方が股関節が開きませんでした〗

からだづくりは「生活の質」を高めます。
多くの日本人が「運動の習慣化」に取り組むことで、
日本人がより長生きでより元気な国民なると思うのです。

一週間の一時間をぜひ運動を取り入れてほしいと思いました。

[本部直接指導 その11 函館教室]

2010年11月14日 | [本部直接指導]

『運動生理学と解剖学から田中式健康体操を説明』

本日は函館にて、今年最後の本部直接指導でした。
場所は前回と同じく、「函館市総合保健センター・フィットネスルーム」です。
天気の予報は「雨」でしたが、始めたころは「晴れ」で函館山が綺麗に見えました。
「フィットネスルーム」は、窓から函館が一望できる設計になっています。
とても開放的で気分が明るくなる施設です。


さて、前回5月に訪れたときも参加者が部屋いっぱいで感激しましたが、
今回は前回を上回る30人近い参加者でした。
片道2時間30分の道のりも、参加者の数を見て疲れが吹っ飛びました。


今回はテレビの影響もあってか、体験者が6名もいました。
●田中式健康体操の5つの効果について
●椎間板内圧の変化について
●身体の断面の前額面・水平面・矢状面(しじょうめん)について
●身体の各部の寸法の比例について
の説明後、実技指導に入りました。

『初めて耳にする言葉ばかりですが、みなさんは真剣にきいてくれます』


予定終了時刻をオーバーし、参加者に迷惑をかけましたが、誰一人も
退席されず、ほっとしました。


体験された方から、
「終わったあと身体が軽くなりました。」
「気持ちがすっきりしました。」
「動かさない筋肉がいっぱいあることに気づきました。」など感想が聞かれました。
早速、数名の体験者がこれからの実践の手続きをしていました。


『20歳代から80歳近くの年齢の参加者でした』

前回と今回が盛況に終わった函館の指導を最後に、
今年の「本部直接指導」は終了しました。


本部直接指導に参加された延べ人数は〖約180人〗でした。
今年度も有意義な直接指導ができ、うれしく思っています。


来年度もより多くの参加者に、
「本部直接指導」でお会いできますことを願っています。

[たくさんの問い合わせ ありがとうございました]

2010年11月13日 | [ 北海道・大阪・奈良60教室の風景 ]

『私たちの体操普及への思いをきっちりと放映してくれました』

昨日、HBCテレビ「今日ドキッ!」に、代表の田中さとじが生出演をしました。
数分間の放映だと思っていたのですが、10数分間も出番があり驚きました。


HBCテレビの製作者のみなさんが、私たち夫婦のことや体操のことを
真面目にきっちりと捉えてくださったことに感謝します。
責任者の高橋さんありがとうございました。


『5年間の活動の成果が一目瞭然の地図でした』
私たちの体操は「現在も未来も、健康で健やかな日常生活をおくる」
ために、「終生二足歩行」を求め考案したものです。


人間の身体の発育・発達(ヒトの進化)と
人間の身体の機能(運動生理学や解剖学)を基礎に運動処方しています。
科学的根拠に基づいた体操です。


さて、昨日今日と北海道各地からの問い合わせが、約50件少し寄せられました。
黒松内から地理的に遠いところは「北見市」からです。偶然にも3件ありました。
人口13万人・広さは北海道で4番目・東西の長さは110キロ、黒松内から
函館までの距離です。


「北見でも田中式健康体操を広げてほしい。高齢者のために頑張ってほしい。」と
年配の男性から。
「札幌まで車で夏は5時間かかるのですが、札幌の教室の場所を教えてください。」と
中年の女性から。


帯広からも5件ほどありました。
「DVD・体操の本を送ってほしい。」と男性から。


50数件の問い合わせで思いました。
『こんなに自己の身体を考えている人がいる。それも何とか、からだづくりを
 したい。その場所がほしい。教えてくれる人がほしい。』


北見の方にも帯広の方にも、
「北見にも帯広にも広げたいのです。北海道は広いのですが、チャンスを作りたいと
 思います。これも何かの縁ですので、諦めないで頑張ります。」と返事しました。


札幌・小樽・函館からの問い合わせが8割でした。
明日行われる「函館体験教室」にぜひ参加しますと返事くださった方も。

●「函館体験教室」・11月14日(日)・10時~11時30分
 「函館市総合保健センター・4階フィットネスルーム」
  問い合わせ:0138-51-6887 宮原

『初体験のテレビ生出演でしたが、代表の体操の説明は好評でした』

テレビ生出演という初体験でしたが実践者から、
「テレビの捉え方がよかった。」
「代表が堂々としていた。」
「黒松内の生徒さんの表情がよかった。」などなど、連絡がありました。


最後に、
『円山リラクリニック』・森田裕子院長、
ご出演と素敵なコメントありがとうございました。
 











[HBC(北海道放送)に生出演]

2010年11月02日 | [ 北海道・大阪・奈良60教室の風景 ]

〖黒松内教室指導終了後、インタビューに答える代表・田中さとじ〗

11月12日(金)・午後2時55分からのHBCテレビ「グッチーの今日ドキッ!」に
「田中式健康体操」が紹介されます。
代表の田中さとじと札幌の指導者が生出演し(数分間ですが)、実技指導をします。



本日、黒松内町教室の指導様子が収録されました。
教室の生徒さんたちもこころよく撮影に協力してくれました。
実技終了の生徒さんへのインタビューでは、みなさん日ごろ思っていることを
率直に語っていました。



責任者のHBC・社会情報部の高橋さんから、
「一時間みっちり動いたわりには、終わった時の皆さんの顔がとても爽やかでした。」と
うれしい感想を頂きました。
「はっきり言ってシンプルな体操ですね。」の指摘には、
「体操も地味ですが活動も地味ですよ。」と思わず言ってしまいました。



高橋さんが「田中式健康体操」のブログを検索されたのがきっかけとなり、
今回の取材となりました。



「オーソドックス」で「シンプル」な体操に見えるかもしれませんが、
「人間の身体を見据えた、時代を先取りした体操」と自負しています。



『全身の筋力・特に腰部と脊柱の筋力を鍛え、心肺機能を高め、身体の調整力を
 復活させ、柔軟度を高めながら身体の均整を求める』運動が組み込まれている
体操だからです。


〖黒松内教室のみなさん協力ありがとうございました〗

一時の思いつきの運動ではなく、自己の身体を週168時間分の一時間だけ、
ゆっくりと自己の身体を見つめて継続してほしいと思っているのです。



5周年記念会を終えたばかりですが、10周年に向かっての幸先のいいスタートと
なりました。
HBCの高橋さんには、とてもいい機会を与えてもらい感謝します。