北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[4月より余市町・倶知安町に新設教室開始!]

2013年03月29日 | [新設教室の紹介]


ここ北海道黒松内町は、雪解けも進んでいます。
今年は昨年と同様、雪の多い年となりました。
我が家もほぼ毎日のように除雪に明け暮れ、
おかげさま?で除雪機が故障し、大変な目にあいました。


北海道の桜の開花は4月下旬から5月下旬ごろですが、
道東では6月というところもあり、
やはり北海道は広いということでしょうか。


さて、田中式健康体操(T・K・T)の2012年度の活動も
終了し、2013年度の活動が始まります。
今週の週末には全指導者が黒松内町に集まり、
2012年度の反省と、2013年度の活動の
方向性を確認します。


話し合いの大きなテーマとなるのが、
「2015年・10周年」を迎えるにあたっての
これからの活動です。



『北海道の広がりには、私たち自身驚いています』


2012年は、大きな変化がありました。
田中式健康体操(T・K・T)が、本州・大阪でも活動が
始まったことです。
そして、新しい指導者が着実に育ってきていることです。


北海道でも指導者の活躍が動き始めました。
札幌の指導者ふたりが一年間実践者に「体力テスト」を
実施した結果がまとまりました。
今回の研修で、その報告をしてもらいます。
田中式健康体操(T・K・T)の運動処方の効果を
確かめるひとつとなります。


また、大阪でも北海道でも「実践者の身体の変化」を、ひと月に一回
データー取りをはじめました。


新設教室も3月に続いて、4月から始まる新たな教室があります。
余市町では日中の教室開設の要求があって、始まるそうです。
余市町の広がりの可能性を以前から期待していただけに、
うれしい報告でした。


そして、倶知安町でも新設教室スタートです。
こちらは夜間の部になります。
男性実践者のための教室になってほしいと願っています。



『5年前の全道の集い in黒松内』

いよいよ、2013年度が始まります。
北海道はゆっくりと確実に春が近づいています。


日本中に健康をひろげる私たちの活動にも、
あちらこちらと花が咲きはじめました。
ゆっくりと確実に春を迎えようと思います。




北海道・余市町の新設教室
●木曜日・午後6時50分から ・勤労青少年センター


北海道・倶知安町の新設教室
●水曜日・7時から  ・総合体育館(2F柔剣道室)

※体験・見学は無料です。バスタオルと飲料水をご持参ください。
 詳しい問い合わせは 0136-72-3043 
         携帯090-7854-7745 本部田中まで






[本部直接指導 大阪・門真市民プラザ教室]

2013年03月11日 | [本部直接指導]

『ウォーキングするには最高の公園 あと少しで桜が満開になります』

大阪は昨日は20数度まで気温が上がり、
今日は10度まで下がりました。
早朝の公園での「速歩」は、手が冷たく薄着ではとても寒かったです。
大阪に来たときはこの公園での「速歩」が日課になりました。


さて、今回で大阪の直接指導は当分予定がないので伝達したいことが
いっぱいありました。
終了予定を30分近くも過ぎたのに、どなたも退室しませんでした。
指導に熱が入ったのはよかったのですが、生徒さんに迷惑をかけてしまいました。


『第3運動 坐骨歩き(おしり歩き)での脊柱の引き上げは、
まだまだ効果が出ていません』


第1運動では「開始姿勢」を大切にすること。
側面・正面の正中線を意識して体操することは、背骨(脊柱)のS字状の湾曲を矯正
することにつながります。

第2運動では「着地足」を親指から直線状に意識的に下ろすこと。
身体の「調整力」をよりより要求することは、身体の中心軸・バランス力強化に
つながります。


第3運動では「動かす骨格筋」を意識化(命令)して体操すること。
脳や脊髄神経への刺激となり、運動神経が活発化し身体を支配するコントロール力に
つながります。


第4運動では「脊柱を腰椎・胸椎・頚椎の順」にすべての体操を行うこと。
脊柱深部筋(インナーマッスル)への刺激と強化につながり、脊柱が矯正されます。


第5運動では「呼気を意識化」すること。
腹式呼吸における「呼気」を意識することで、自律神経の副交感神経の働きを活発化し、
精神の安定化が計れます。


以上のことを本日は重点的に指導しました。


『第5運動 その5の中心軸を保ちながらの脊柱の捻転
 少しずつですが股間が落ちてきました 股関節の可動域が拡大してきた証拠です』


出席者の生徒さんからは、
「わかりやすく丁寧な指導でした。」
「一つ一つの体操の目的を教えてもらい、ただ身体を動かすのではなく意識して
体操をすることが大切なことだとわかった」など、
うれしい言葉をいただきましたが、指導時間オーバーや伝えすぎは消化不良だと
教えてきたものとして、反省すべき指導でした。


「また大阪に来てください。」
「北海道に行きたいです。」の生徒さんの声を聞きながら、会場を後にしました。



[大阪・門真教室 その3]

2013年03月02日 | [本部直接指導]

「週2回 半年間実践している30歳代の生徒さんたちの姿勢がきれいになっていたのには驚きでした。」

2月25日(月)・門真市民プラザ教室を指導してきました。
30歳から70歳と年齢層に幅のある教室で、指導が大変だと思います。
体操はスポーツと違い、自分のペースや体調に合わせて回数やリズムを
変えることができます。


今回初めて出会う生徒さんも多く、各自の体力の把握が十分でなかったので
少しゆっくりと指導をしました。
第3運動の「おしり歩き(骨盤の深層筋を動かす体操・T・K・Tのデットポイント)」を終了後、
心拍数を測ったところ、70歳前半の実践者が「120拍」という結果がありました。


70歳代の中等度の運動では、最大酸素摂取量の40%から70%は約90拍から110拍なので、
「頑張りすぎ」は危険なことなのです。


T・K・Tでは「心拍数の計測」で、適切な負荷を考えています。
有酸素運動と心拍数測定の関係は、「運動処方」にとって不可欠なことで、
実践者を運動による「危険な状態」に陥らせないためには、必ず必要になることです。



「写真前方奥の大阪指導者の立ち姿勢が改善され、動きがダイナミックになっていました。」

さて、こんな話が生徒さんからありました。
『歩いて買い物に行くのですが約25分かかっていたのです。
 それが最近20分で行ける様になったのですよ。これって体操の影響ですか?(70歳前半の女性)』


『ヨガもやっているのですが、この体操は身体中の筋肉使っているって感じで、
 特に第5運動終わったらとても気持ちがいいんです。(60歳後半の女性)』

『心臓の手術をしているのですが、主治医はハイキングや軽い登山は大いにしなさいといっているので、
 この体操は自分のペースでできるので続けようと思います。(70歳前半の女性)』


そしておまけの話。
『私、夫とふたりでよく北海道を車で旅するんです。先生は長万部に住んでるですか?
 長万部から5号線を北に走ると、くろまつ(黒松内町のこと)という町の道の駅ありますやろ、
 そこでゆっくりいつも過ごすんですわ・・・。』

『その5号線途中に我が家が(タンポポハウス)があるんですよ。(世間は広いようで狭いものですね)』



「第3運動のT・K・Tのスクワット 大殿筋・ハムストリングスの強化体操」

今年中には北海道の指導者を引き連れて必ず大阪を訪れますと約束しました。
実践者同士の交流もいいなあと思いながら、大阪を立ちました。


次回の大阪の本部直接指導
3月11日(月)
10時~・門真市民プラザ

[大阪・大谷中学校、高等学校PTA講習会 パート2]

2013年03月01日 | [ 講演・講習会のお知らせ ]


「大阪城公園の梅の花はきれいに咲いていました。北海道の春はまだまだです。」

2月23日(土)
大阪市阿倍野区にある大谷中学校・高等学校PTAダンス同好会の
講習会に行って来ました。
今回は2回目になります。


以前にも書きましたが、
私が体育教師として18年・40歳までお世話になった学校でもあります。
「これも何かの縁」といいますか、不思議な人の世のめぐり合わせといいますか、
今回も喜んで講習させていただきました。


「体力のひとつに調整力があります。巧緻性・平衡性・敏捷性・柔軟性です。この4つの調整力が組み込まれている運動が必要なのです。」


子どもさんを大谷中・高に預けているお母さん達が
「健康に、身体にいいことをしたい」とダンスを始めたいと思われたことで、
「体づくり」として田中式健康体操を採用していただいたのです。


前回とほぼ同じお母さんたちの参加でした。
約1時間30分の講習会でしたが、充実した時間でした。
現役のダンスの体育の先生も熱心に見学されていました。


「ダンスは身体の左右・前後・上下、そしてその複合運動が求められます。身体の歪みがその運動に制限を与えます。」

「一ヶ月に一回か、二ヶ月に数回の講習会をお願いしたいのですが・・・・」と
代表のTさんの熱心なお誘いにとてもうれしく思いました。
大阪の指導者と共に参加させていただいたのですが、
指導者の養成が急がれていることを実感しました。


「大谷PTAダンスクラブ」の活動充実のため、できる限り協力したいと思ったしだいです。