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北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[本部直接指導その9 札幌エルプラザ教室]

2011年09月17日 | [本部直接指導]


「20数人の参加者のみなさんに 人間の二足直立歩行の歩みを話しました」


今回の札幌教室への交通手段は初めての経験でしたが、
黒松内町から車で岩内まで。そして「岩内町から札幌行きのバス」を利用しました。
片道2時間30分、往復5時間のちょっとしたバスの旅でした。
鉄道がなくなったためか、予想以上の利用客には驚きました。
北海道はやはり広いなあと今回も実感しました。


寿都町の78歳の実践者の女性が札幌へ出かけるとき、
いつもこの方法でいくと聞いていましたが、今回利用して思ったのは
彼女の精神力と体力には敬服しました。


「第2運動 調整運動 身体を捻転させながら直線歩行し中心を求める体操」

さて、札幌エルプラザの教室の年齢層は40歳代から50歳代が中心です。
そろそろ自分の身体の変化を感じる年代でもあります。
ここでも、一部マスコミや雑誌の「身体づくり」に惑わされることなく、
しっかりと健康な身体作りを励みましょうとあいさつをしました。


都会は田舎より健康に関しての情報が盛りたくさんありますが、
その選択の判断は容易ではありません。
「健康体操」と言っても、数え切れない組織の数とその運動処方があります。
田中式健康体操の実践者の多くは口コミにての参加がほとんどですが、
安易な健康情報に流されることなく選択された実践者には、
田中式健康体操をしっかり継続していただき、その効果を実感してほしいと願っています。


「第2運動 調整運動 抗重力筋をつくるための引き上げ体操」

一年ぶりの札幌の直接指導でうれしいことがいくつかありました。
そのひとつは、78歳の実践者Yさんが日常的に「正座可能」になったことです。
膝痛・腰痛は人間が二足直立歩行をはじめたための宿命的な問題です。
生活習慣や運動不足から来る要因が大きいと考えています。
年齢とともに弱る足腰を日常的に鍛えてこそ、
外科的疾病から遠ざかり日常生活の質を保てれるのです。
体操の効果以上にYさんの頑張りに拍手です。


もうひとつのうれしいことです。
82歳の実践者Aさんのことです。
今年3月からの実践をはじめられたそうです。
約半年間の実践で感じたことは「身体が軽くなった。」
「夜ぐっすり眠ることが出来るようになった。」など、身体の変化がでてきたそうです。
なによりも80歳を過ぎて自分の身体を鍛えようとするAさんから、
この教室の若き?実践者たちは励まされていました。


そのAさんを教室に誘ったのはAさんの二人の娘さんだったそうです。
もちろん娘さんたちも実践者です。


「子供たちに迷惑をかけたくないから・・・体操はとても楽しいですよ。
 このごろ会場まで歩いて来ていますよ。」と身も心も若いAさんのお肌はつやつやしていました。


健康な身体作りとは、
「スリムになる・ウエストをつくる・体重を何キロ落とす・・・」という身体を近視眼的に
見ていないだろうかいう疑問にYさんAさんが答えてくれているように思いました。





来週の直接指導の日程


〇9月20日(火)伊達市 みらい館  10:00~12:00・19:00~20:00
〇9月28日(水)倶知安町 総合体育館10:30~12:00
〇9月30日(金)札幌市 エルプラザ  9:40~11:40