(´・ω・`)ショボーン

いろいろと…

人の残虐性を確認する方法として

2020-07-29 | News
人の心の中は覗き見ることはできない。
だから、心理学という学問が存在する。
人の言動から、その中身を知ろうとする。

人の心は複雑だ。
人の感情などの心理は脳内の電気信号で作られている。

私は思うのだ。
人や動植物などの生きているものを対象に、人の心に潜む残虐性は以下の実験によってある程度3系統で把握できると。

あらゆる(生きている)動植物が死ぬ場面を想像して悲しめるかどうか?

【残虐性大】
自分の大切な人や動植物(家族・恋人・友達、etc...)が死んでも悲しまない

【残虐性中】
自分の大切な人や動植物以外(かかわりのない人、動植物)が死んでも悲しまない

【残虐性小】
自分の大切な人や動植物以外(かかわりのない人、動植物)が死んでも悲しむ

死ぬと二度と会うことの叶わない命の尊さに重きを置いて考えれば、
非情であるか情があるかが判断材料の1つとなる。

実験として、騙せば良い。
隔離室で、その者の大切な何かを殺す映像を見せる。
実際に殺すわけではなく、CGで作り上げた映像だ。

その時にどういう反応を示すのか?
非常に興味深い実験だ。
騙すという行為自体は非人道的であり、到底許される行為ではない。
騙したことにより、精神疾患に陥る危険性もある。
しかし、その者の心に潜む残虐性は垣間見えるのは確実だ。

世の中には、自分にかかわりのない人が死んでも涙を流す人がいたり、
自分にかかわりのない人が死んでも涙一粒も流さない人もいる。

ニュースで一家惨殺事件の報道が流されても、
ほとんどの人たちは涙一粒も流さずに淡々とニュースを見ているだろう。
それは残虐性中という事。どちらにも転ぶ可能性を秘めている。
恐らく多くの人たちがこの系統に分類されるだろうと思われる。

人は誰しも少なからず心の中に残虐性を秘めている。
この実験だけですべてが判るわけではない。

殺す映像でないにしても、その間際まででも良い。
「やめて!」と叫ぶのか「……」無言で映像を見続けるのか。
その言動を観察するだけでも人の残虐性は垣間見えるのだから。

殺人犯でも、自分の大切な何かが殺される場面を見て「やめて!」と叫ぶだろう。
それは、心の中にまだ情がある証拠だ。更生の余地がある事になる。
生粋の殺人鬼なら、何を見せても何も感じないだろう。

残虐性大の人間に対して更生を促そうとしても無駄だ。
更生の余地があるのか?ないのか?の判断は、
裁判官によって社会的人道基準に照らし合わせて決められるものではないと思う。
他人が他人を裁くなどおこがましい行為だ。
人権人権と主張するのならば、裁くのは、その者自身でなければならない。

その者自身の心の中に潜む残虐性を炙り出す事で、自らの残虐性を確認できる。
本人が認めようが認めまいが、炙り出されたそれは真実だ。
もっと心理学や医学が進歩して、脳科学の発展とともに、
様々な実験をもとにした判断基準で決められる時代がくる事を望む。

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