(´・ω・`)ショボーン

いろいろと…

ゾンビ映画の矛盾

2015-08-31 | Movie
 映画でゾンビに噛まれたり、内蔵を引っ張り出されたりってシーンをよく見ます。 でも、よく考えてみて下さいよ。 ゾンビって身体全体が腐ってるわけじゃないですか。 腐ってるのに、あんなに肉を噛み千切るほどの力があるとは考えられません。 それに、指や爪で腹を引き裂くなんて生きてる人間だって相当な握力が必要ですよ? 反対にゾンビの歯が折れまくったり、指が折れたりしますよね。


 ゾンビ化した事で体内で何かしらのウィルスが筋力を増強させて…なんて設定だったら、カールルイスやボルトも真っ青な全速力見せてくれるでしょう…ぃゃ、逃げ切るのムリでしょwww もともとゾンビ自体があり得ないわけですが、設定内容が矛盾過ぎて…そう思うと血みどろのシーンも全然恐くなくなるんですよね。 恐い所と言えば、おぞましい特殊メイクや突然飛び出てくるシーンくらいじゃないですか?


 ゾンビ映画ももっと内容を作り込まないと、設定にムラがありすぎて怖さ半減しますよ。

アルバイト雇用が日本を駄目にする

2012-08-16 | Movie
年々、アルバイトの雇用が増加している。 正社員よりも安い給料でクビも切りやすい事で重宝される。 しかし、正社員とでは仕事のレベルややる気が全然違うため、はたしてアルバイト雇用を主軸とした経営で末永くやっていけるのか?疑問がある。 長く勤めてくれるアルバイトならば正社員並みの仕事をこなしてくれる人もいるだろう。 だが、所詮アルバイトだ。 長く勤める者よりもいずれ辞めてしまう者の方が圧倒的に多い。 せっかく教えた技術も、新規雇用でまた一から教え直さなければならず、悪循環極まりない。 それがもたらす最悪な異常事態に気づいていない経営者達の哀れなこと…。

日本全体でクレームが多くなってきているのは、アルバイト雇用が多くなってきているからだ。 消費者が昔よりもより高いサービスレベルを求めているのではない事に気づかなければならない。 問題は外ではなく内にあると言うこと。 部品を海外で作って逆輸入する方式も、端から見ればコスト削減で経営がうまくいっているように感じる。 うまくいっているなら日本経済が伸び悩むはずがないのだ。 もっとマクロな視点で見れば、本当に自分の会社は経営がうまくいっているのか…?と疑問が浮かぶはずだ。

今までの高度経済成長期が異常であったのだ…などと言い訳にしか聞こえない。 まだ日本は成長できる。 海外にばかり目を向けずに日本国内で改革をしなければ、いずれアメリカ合衆国ニホン州となる日がリアルにやってくるだろう。

人件費などのコスト削減も大概にしないと、日本人が日本を駄目にしていっている現状は永遠に変わらない。 もっと技術者を育てる教育制度の確立とその手の雇用を推進していかなければならないのだ。

アウトレイジ

2011-01-06 | Movie
ヤクザ映画ですね。 ヤクザの世界の上下関係の厳しさは命のやり取りにまで発展するのですねぇ。 兄弟とか杯を酌み交わすとか言われてましたが、血が繋がっていなくても兄弟になる。 ただそれは形だけであって、そこに真の信頼関係という物はなく、裏切りは当然にある。 それは、一般社会の親子供・兄弟でも同じであり、親が子供を殺したとかいうニュースはよく見かけます。 つまり、カタギの世界でもヤクザの世界でもそれは変わらず同じ事であるというのも伝えたいのではないかと思います。

そんな世界でも救いはあるのではないか? 昔気質のヤクザというものは古臭い物ではなく、現代でも存在するのではないだろうか? そんなヤクザ世界に対しての疑問が投げかけられている気がします。 殺戮と暴力の蔓延る世界でも救いがなければ、それは哀しいことです。

今は金よりも出世の時代だというのはヤクザの世界でも同じ事です。 昔の言葉で言えば下克上というものが当然のごとく人の欲を駆り立てる。 ヤクザ世界は異質な世界ではなく一般社会でも同じ事。

貴方たちもヤクザも皆、本質は同じなんですよ。
なぜなら同じ人なのだから。

そう、たけし監督は伝えたいのではないでしょうか。

蝋人形の館

2011-01-04 | Movie
若干、ネタバレです。

Gyaoで放送されている『蝋人形の館』を観ました。 パリス・ヒルトンがホラーに出演していたのは驚きです。 感想は……ちょー気持ち悪くて、見終わった後も後味が悪いです。

何が気持ち悪かったって、人を生きたまま蝋付けにして動けなくするという発想がキチガイです。 生きたまま身体中に熱された蝋をかけられて全身ヤケドにより蝋を剥がすと皮膚が剥がれて肉が……もう、ゲロゲロですよ。

胸くそ悪くなったのは、蝋付けにされた人間は再起不能と言うことです。 一度、ああされてしまうと、もう元には戻れないもどかしさが何とも言えない。 助かっても全身の皮膚移植になる。 中途半端に内容がリアルなだけに気持ち悪さはハンパ無い。 まだ身体中を切り刻まれて血がドバドバで死ぬホラーの方がマシ。

ホラーでよくある設定なのだけど、兄弟が殺人鬼という設定。 なんで、そういう設定のホラー多すぎるんだろう? 最後に助かった兄妹が去っていく途中で、殺人鬼の兄弟である3人目が手を振っていた光景。 1970年代の回想シーンでは3人目は映っていなかったのに、なぜ最後に兄弟は3人だったなんて訳の分からない設定を組み込んで終わりにするのだろうか。 だからといって、その後の展開も想像できない。 正直、「はぁ、そうだったんですか…で?」という感じで呆気にとられた。

ただ、B級ホラー臭さがあり、ただ殺すという事ではなく、生きたままというところに妙なリアリティを追求した作品だと思う。