日本の戦争の真実が有耶無耶

中国へ日本兵が出兵した時に何をしてきたのか?が有耶無耶になっている。
日本の教育ではその真実は語られていない。
帰還した日本兵から聞いているはずなのに、なぜか隠蔽され有耶無耶にされている。
現在、10代から60代までの日本人で真実を教育されている者は何人いるのだろうか?
私自身、学校で詳細な事は何も教えられていない。むしろ、皆そうだろう。
『むかーしむかし、南京大虐殺がありましたとさ。おしまい』など簡単に済ませられている。
戦争なのだから、日本軍の南京入城（1937年）後、非戦闘員の殺害はたしかにあっただろう。
これでは中国に批難されても仕方がない。

これだから、朝鮮で日本兵が何をしてきたかも日本政府に隠蔽され真実が公表されない。
思うに、後世に語ることで情操教育上、大きな弊害・悪影響があるであろう事を懸念して公表されていないのではないか。
それだけ悪辣な悪逆非道な惨殺が行われたのではないだろうか推測する。

私は中国から帰還した知り合いのおじいちゃんが語った戦時中の話を人づてに聞かされたことがある。
日本兵数名が中国人の母子を捕えて母親を地面に跪かせて髪を引っ張り顔を上げさせる。
母親の目の前で赤子を宙に高く放り投げて、下から銃剣で串刺しにした。
その後、泣き叫ぶ母親も突き刺して……
とても見ていられない光景であったという………

なぜこういった事実が語られないのか。
たしかにこんな行為は道徳上よくないだろう。
だが、そういう事もあったのだと伝えた上で、情操教育をするのが真の教育ではないだろうか。
終戦記念日には必ず『日本はこんな酷い目にあった』等とお涙頂戴のドラマやドキュメンタリー等と自国のことしか考えていない内容ばかりだ。
子孫に至るまで『日本は凄惨な過去を忘れずに二度と戦争の惨禍を繰り返してはいけないのだ』等とお為ごかしもいいところだ。
これが他国を無視してはならない事につながるのか?

戦後、日本は朝鮮や中国の再興に寄与してきた。

それだけ?
それだけ??
それだけ???

違うでしょ。日本人の子孫に対しての道徳が教育されていない。

戦時中の細かい統計は残しているにもかかわらず、惨殺数の記録が残されていないなどありえない話だ。
日本人ならば潔く帰還兵から語られた真実を公表すべきだ。
戦後、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない等と日本国憲法の前文に書かれているが、他国無視とはこの事だ。

また、朝鮮や中国も大げさにしている感も否めない。
日本が過去の過ちを隠蔽し、愛国精神だけに専念して他国無視の教育をしている事に関して怒りをあらわにしている。
数年かけて怒りが増大し大げさな事につながっている。
『ふざけるな!日本!!』なんてなるのは当然の事だ。

ここまで話して理解できないならば、既に日本人の道徳観念は腐敗している。