修成建設専門学校 ガーデンデザイン学科 (造園)のブログ

関西の専門学校でエクステリア・ガーデニング・造園・園芸・園芸療法・外構・ガーデンデザイナーを目指す若者達へ

今更リポート2015 No.4 夏の花配り

2015-11-27 09:00:00 | 日記
 7月27日当日前期試験前日のこの日、1年生達が授業で学んだ
植物の繁殖や育成のノウハウを生かして増やし育てた夏・秋の草花を
学校周辺の方々へお配りしました

小さな苗から鉢上げをして1鉢でもそこそこ重いのですが、こちらのMは
それをいくつも籠に入れて、橋の向こうの千船駅前まで運んでいきます


毎年恒例となったこの花配り。毎回お花と学生が来るのを楽しみにして
下さる方も多く、こちらではお花談義で盛り上がっていました


留学生のLとRくんは花配りの趣旨やお配りするお花の説明をするのが
ちょっと心配だった様子。事前に聞いたお花の名前や説明を書き取った
メモと自分たちの名刺を持って一生懸命頑張ってくれていました

伝えたい気持ちやその内容がしっかりあれば、言葉が伝わりにくくても
その気持ちは必ず相手に伝わるもの。この時も日陰になるお玄関先に飾る
お花がうまく育たず困っておられた為、耐陰性のあるものをお渡しできた
ことで大変喜んで下さいました

こちら↓はちょっと人見知りなIくん。みんなの頑張りに背中を押され
一人でインターフォンを押しました。

はじめはかなり緊張していましたが、喜んで貰えたと嬉しそうに
していました

卒業後はみんなそれぞれに造園業界の仕事に就き、接客もしなければ
いけません。今回はお花配りということで大半の方が喜んで下さいますが、
実践の場となるとなかなか難しいものです。でもこういった経験を通して
コミュニケーション能力を付け、自分たちが提案するお庭を理解していただき
実際にそのお庭を造る機会を沢山得ていって欲しいと思います。

さて、今回も多くの近隣住民の方々にお花をお配りすることができました
昨年まであった近くのHC(ホームセンター)がなくなり、お花を買うことが
難しくなったという方、また育て方を教えてくれる人が居なくて困っていたと
いう方、一人住まいで学生が話しに来てくれるのが嬉しいという方、いろいろな
お話をおうかがいし、沢山の感謝のお声を掛けていただいたと報告がありました。
いつものことながら、沢山のお菓子やお土産をいただいて帰ってくる子も居ます。
また、学校周辺で学生がゴミを捨てたり、煩くしてご迷惑を掛けたりという話を
聞く中で、「学生さんがゴミ拾いをして回ってくれるようになって、最近街が
綺麗になった。本当に有難く思っています。」との声が何件もありました。
お花配りだけでなく、いろいろなお話を聞くことができ大変有意義な1日となりました

みんな、頑張って良かったねまた来年度も頑張ろう
コメント
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