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遠山を望むが如く

しんちゃんの雑録

ストレッチボード

2024-01-02 19:10:37 | モノ
年のせいか,こむら返りがよく起こるようになった。

こむら返り(有痛性筋痙攣)は,ミネラルバランスの乱れ,脱水や冷えによる血行不良,筋肉疲労などが原因として挙げられている。
昨夏は毎日のように起こり,それで明け方に目が覚めることがしばしばあった。
食事はバランスよく摂っているはずだし,ふくらはぎの冷え防止のために薄手のレッグウォーマーを履いて寝ても,よく攣った。

こむら返りの予防にはふくらはぎのストレッチが有効である(注)と知り,ふくらはぎを効率的に伸ばせるストレッチボードを探してみた。
ボードの角度を何段階かに変えられるものがよく,ネットで何種類か見つけたが,金具で調整するタイプは万一外れてケガをしてはいけないと思い,ボードと同じ素材の脚をはめ込むタイプの
「La-VIE(ラヴィ) ストレッチボード のびちゃん」
を選んだ。

のびちゃんは上に乗っているだけで、ふくらはぎと足首のストレッチができるストレッチボードであり,台の角度は15度,25度,35度の3段階調節に変えられるが,もっぱら25度で使用している。
(脚をはめ直すのが面倒だからでもある)
裏返せば背中のストレッチにも使える1台2役とあるが,それに使ったことはまだない。

買った当初は読書しながら立っていたが,毎日決まった時間に読書する習慣はないのと,長時間立っているとツボ押しのボコボコが結構気になったので,毎晩寝る前の歯磨き時に短時間だけ使用することにした。

3~5分間ではあるが,寝る前のストレッチは効果的だった。
こむら返りが起こる回数が格段に減った。
「のびちゃん」である必要性はないが,ストレッチボードを用いたふくらはぎのストレッチは有効と思われるので,こむら返りに苦しんでいる方はぜひお試しください。

(注)参考として,大正健康ナビのページを紹介しておく。
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木刀袋(大小セット用)

2021-11-29 21:13:32 | モノ
私の通っている道場では,日本剣道形の稽古がしばしば行われている。
それで,稽古に参加するときには,常に木刀を持参している。

太刀は竹刀袋に入れて問題ないのだが,小太刀は入れると奥の方へ入り込んでしまうため,取り出しにくくなる。
また,木刀の鍔止めは小さく紛失しやすいため,できれば鍔をつけたまま収納したい。

そんなわけで,これまで太刀は鍔を外して,小太刀は鍔をつけたまま,竹刀2本とともに,帆布製3本入りの竹刀袋に入れていた。
しかし,外観がいびつになることと,太刀を使用する際にいちいち鍔をつけるのが面倒なことから,太刀と小太刀の両方を鍔付きのまま収納できる袋を探していた。

居合刀袋なら鍔付きで入りそうだが,比較的高価だし,刀剣袋から木刀が現れるというのは無粋というか,何とも格好悪い。
また,合皮製は裂けたら弱いので,帆布製の方が私の好みでもある。
行きつけの武道具店に聞いても,インターネットで検索しても,鍔付きの太刀1本入れか,鍔を外して収納するモノばかりであった。

何とか探し当てたのが,京都東山堂の木刀袋(大小セット用)である。
同様の形状で,菖蒲染のより安価なモノが楽天市場で売られていたが,色が選べてトンボ柄の方がよかったので,東山堂のモノにしようと決めた。

しかし,本当に鍔付きで大小2本が入るのだろうか。
入った状態の写真がなかったので,念のため東山堂さんに問い合わせてみた。
たぶん入るだろう,とのこと。
それを信じて,Webショップでポチッとした。

在庫があったので,2日後に届き,早速木刀を入れてみた。


入った!入った!

背負い紐はついていないが,手で持つか,竹刀袋に括るつもりでいたので,ちょうどよい。
これで,竹刀袋には竹刀だけ入れて,見た目も使い勝手も良く道場に通うことができるようになった。
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バルミューダ スピーカー

2021-11-24 22:35:05 | モノ
音楽は大きなスピーカーで聴くのが好きだった。

マンション住まいで子どもが大きくなってくると,父親のスペースはどんどん減らされる一方である。
それで,パソコンの外部スピーカー(アンプ内蔵)として購入したONKYOのGX-70AXにデジタルオーディオをつないで聴くことを強いられてきたが,それにも慣れてきた。
このスピーカーは小さいながらも低音から高音までバランス良く響き,気に入っていたからだ。
しかし,いちいちコードを差し替えるのが面倒になってきた。
ウォークマンをBluetooth対応のものに買い換えてからは,ずっとBluetoothスピーカーを買うか買うまいか迷っていた。

そんな折に,バルミューダ スピーカーが発売された。
巷では真空管のような形のランプが音に合わせて光るデザインがインテリアとして高い評価を受けているようだが,私にはワイヤレススピーカーとしては比較的大型のフルレンジユニット(77mm)を使用していること,エンクロージャーが透明であること,そしてユニットとエンクロージャーの容積バランスが絶妙に(音質ではなく美的な意味で)見えたことから,強い興味を抱いていた。

大型家電店には視聴できる物が置いてあり,昨冬にスマホに入れてあるお気に入りの曲をいくつか聴いてみた。
バルミューダスピーカーは「音響設計はボーカル中心の音楽と相性抜群」と謳われており,確かにボーカルはとてもきれいに聞こえた。

店頭で人気の高いB社やS社のBluetoothスピーカーと聞き比べてみたが,特にB社のものより低音の弱さが際立った。
小さなスピーカーには,昨今ブースターを効かせてやたらと低音を響かせるものが多く売られており,音がこもって聞こえるのは,私は好きではない。
B社のスピーカーはそんなにこもっては聞こえなかったが,ボーカルよりもズンズン響く低音の方が強く感じて,バランス的にはバルミューダの方が好ましく感じた。

あとは価格だ。
税込み35,200円は高すぎる!
Bluetoothスピーカーは数千円からあるし,比較的高価なB社のものでも2万台で十分な性能のものが売られている。
S社なら35,000円チョイでハイレゾ対応している。

1年ほど悩んだ末に買おうと決めて,価格.comで価格動向を注視した。
8月に28,000円を切ったことはあったが,それは一瞬だけだった。
9月に入ると,定価付近まで値が上がり,乱高下が激しくなった。
底を見極めようとすると失敗しそうだから,29,000円程度まで下がったら買うことに決めた。
29,100円を切ってからジワジワ下がる日が2日続いたので,この辺でポチッと購入した。
店のレビューをすれば100円引きになるということで,結局28,947円であった。
その後の1週間でさらに1,000円前後下がったが,これほど値崩れしない製品も珍しいから,まあよしとしよう。
(ちなみに,10月下旬からは底が28,000円を切った状態が続いている。。。)

さて,代金を振り込んで3日後に届き,早速音を出してみた。
ん?思ったより低音が聞こえない。
ONKYOのGX-70AXからつなぎ替えたら,かなり差を感じる。

ロックだろうが,クラシックだろうが,複数の楽器を用いた音楽では低音が弱い。
ベースやバスドラの響きが弱いだろうとは想定済みだったが,木管・金管楽器の音も低音が響かず,聴いていて物足りない。
ティンパニーも響かず,クラッシックにも向いてないとは想定外だった。

一方で,ボーカルやサックス(アルト,テナー),バイオリンのソロはとてもきれいに響いた。
「ボーカル中心の音楽と相性抜群」の謳い文句は伊達ではないと思った。
この商品は,完全に中音域に指向したスピーカーであると考えてよいだろう。

このスピーカーは,ドンシャリ系よりもカマボコ型の音を好むリスナーに重宝するだろう。
所詮モノラル(360度)スピーカーなので,あまり音質にこだわっても仕方がない気もする。
聞いていて疲れないので,私は部屋の隅に置いてBGMを流すような状況で使用している。

純粋に音楽を楽しむためのものではなく,音のある生活・歌が聞こえる生活を演出するインテリア製品。
私は「バルミューダ スピーカー」をそのように評価している。
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モートン病対策グッズ~エクササイズ編~

2019-03-19 13:52:40 | モノ
モートン病への対処方法として,タオルギャザーのような運動で足裏をトレーニングすることを整形外科医から推奨されたが,床でやればタオルが汚れるのでどこでもそうそうできるわけではないし,負荷がかからないのでどれくらいの大きさのタオルを,どれくらいの力や回数でやればよいかも分からない。
そこで,タオルギャザーのように足をグーパーできればよいのだろうと考えて,それが可能な運動器具を探したところ,次の2点を見つけたので,早速購入して使用してみた。

1.BeQu LuLuFoot 足指 トレーニング チューブ

これは,カエルの足のようなものを足の指と指の間にはさんで,引っ張りながら指をグーパーするもの。
しっかり指を閉じてグーをしないと,簡単にすっぽ抜ける。
強く引っ張れば引っ張るほど抜けやすくなるので,より強く指に力を入れてグーパーしなければならない。

この運動は足の握力(?)強化につながり,結果としてアーチが形成されるようになるというものである。

初めて使用したときは小指に全く力が入らず,すぐ小指と薬指の間がすっぽ抜けたが,何回かやっているうちに小指と薬指にもギューっと力を入れられるようになり,グーするとつま先の形がアーチっぽくなってきた。

これはいい。
神経腫がほぐれてくる感じがする。

リンクしているホームページでは,足底筋膜炎の対処方法の1つとしてLuLuFootが紹介されているが,足をグーパーしていると「足の指に力が入り,足の指先に意識が向かうような感覚」や「シューズを履いたときに足指が地面を掴む感覚」が私にも分かってきた。
また,グーパーしているうちに血行がよくなったのか,指先が冷えなくなり,しもやけにならなくなった。(暖冬のせいかもしれないが)

両足同時に行うため,早速もう1本追加した。
類似品が多く出回っているようだが,強度が異なって左右バランスが悪くなるのを避けるため,少し高いが同じLuLuFootを購入した。

なお,正しい使用方法はYouTubeで紹介されているようだが,私は単純にグーパー運動のみ行っている。

2.Elgin Archxerciser エルジンアーチサイザー

これは,バレエのつま先強化用の運動器具である。

強い「グー」の形を作るには,LuLuFootより優れていると思う。
と言うのも,これにはバネが付いているため,それなりに強い力で「グー」っと足先を丸めないと使えないからである。
しかし,このバネを縮めるには全ての指を使わなくても可能である。
使用してみると,親指と人差し指,中指までの力でグイっと縮めることができる。
指5本とも使用している感覚は,LuLuFootの方が分かりやすい。

足の甲を美しく見せるためには,5本とも丸くグーとした方がよいのだろうが,この器具で外側の指(特に薬指)を特に強化するのは難しいように思える。

というわけで,モートン病対策として使用する運動器具には,LuLuFootの方が有効であると思ったので,毎晩風呂上がりのストレッチの前後に,LuLuFootを用いたグーパー運動を行っている。

***

事後報告です。
2月の北九州と,3月の和倉では,LuLuFootを使用し続けた感想を簡単に述べているので,それぞれのマラソンレポートをご参照ください。
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モートン病対策グッズ~インソール編~

2019-03-19 13:50:56 | モノ
これまで,ランニングシューズのインソールには,ショップの勧めもあり,SIDASのRUN 3Dを使用していた。
これは足裏全体をホールドするもので,フィット感が増して心地よく走れていたが,モートン病の症状があると分かってからは,適切なインソールに替えなければと思った。

先の記事で述べたとおり,足型をとってモートン病に適したソールを専門店で作ってもらうのがよいと言われたが,エントリーしたマラソンまで時間がなかったため,市販品の中から探すことにした。

横アーチの復活・保持をうたっているインソールで見つけたのは,次の2点であり,早速購入して使用してみた。

1.リアライン・インソール・スポーツ

リアライン・インソールは,足のアーチを立体的に支えるものであり,土踏まず部分だけではなく足裏全体を支える構造になっている。
しかも,柔らかさが異なる3種類のパッドを付け替えることによって,サポート力を変えることができる。

これは良さそうだと思ったが,近くに扱っている用品店はなく,amazonで購入した。
購入して数日で届いたが,開けてみてビックリ。
デカい!
サイズに余裕のある作りはよいが,デカすぎではないか。
履いているシューズはアシックスの26.5cmなので,26cmのインソールを購入したが,つま先部分は2cmほど切り落とさないと入らなかった。
さらにパッドをはめるので高さもあり,相当ひもを緩めないと履くことができなかった。

しかし,フィット感はよく,黒のパッドは硬すぎて論外だったが,赤か青かを見きわめるためにしばらく履いて歩いてみた。
赤のサポート感は物足りない気がしたが,青は履き続けると疲れが出そうな気がしたので,赤のパッドを装着して7~8km走ってみた。

最初の2~3kmはよい感じで走れたが,徐々につま先側の出っ張りが,横アーチを常に圧迫するような感じが気になってきた。
逆に言えば,走っているうちに横アーチが崩れて平らになりつつあり,パッドを押さえつける感じなのだろう。
モートン病の患部は,よりつま先側にあるので,そこを刺激することはなかったが,7~8kmの走りで違和感を抱くくらいなので,これで42kmは無理だろうと思い,短距離練習用に使用することにした。

私の足のサイズは25.5cmなので,25cmのインソールを買っておけば,おそらくもう少しパッドも小さく,気にならなかったのかもしれない。
このインソールは,やはり実際に足に当ててみて,ぴったり合うサイズを購入すべきであろう。

2.BMZ CCLP

BMZのCCLPインソールも,土踏まずを支えるものではなく,立方骨と踵骨前部を支持することで,過酷なスポーツの衝撃でも理想のアーチを崩さないことがうたわれている。
ちなみにCCLPとは「Cuboid Calcaneus Leverage Power 理論」のことを指すらしい。

BMZのホームページには,ランニング・マラソン用には「カルパワースマートフィット」が推奨されており,また扱っている店舗も比較的多かったので,その中で家から一番近いスキー用品店で購入した。
その際に,サイズはどう選べばよいのか,26cmと25cmでどう違うかを,店員さんに尋ねてみたところ,このインソールは立法骨を1点で支えるので,走っている最中に足の位置がずれることを考慮すると,サイズの1cmの違いは大して意味をなさない,と言われ,なるほどと思い26cmのものを購入した。

このインソールは立方骨部分にのみ特徴があるため,ほかは普通のサイズであり,スルッとシューズに装着できた。
履いた感じはこれまでのインソールと大して変わりはないが,確かに立方骨部分は常に当たっている感じはするものの,硬くはないので気にならない。

さて,7~8km走ってみたが,痛みはないものの,横アーチの復活・保持に有効かどうかは分からない。
ただ,リアラインに比べて違和感をおぼえなかったので,これを装着してフルマラソンを走ることにした。


いずれのインソールも,決定的に「これはいい!」とは思えなかった。
やはり,特殊なインソールは,専門店で足を診てもらってから最適なものを購入するのがよいと思う。

***

事後報告です。
2月の北九州と,3月の和倉では,BMZカルパワースマートフィットを装着して走りましたので,それぞれのマラソンレポートをご参照ください。
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