この季節にローザンヌで毎年行われ、今年で21回目を迎える『Festival BACH de Lausanne』フェスティバル・バッハ・・・これに関わっている知り合いのおかげで昨夜は素晴らしいバイオリン・ソロに遭遇した。
我が家から徒歩11分にある街中の教会でそのコンサートが行われた。
普段、クラッシック音楽にあまり縁のない無教養な自分にとってクラッシック音楽は興味がある反面、下手をすると睡魔に襲われて醜態をさらす恐れがつきまとう諸刃の剣…
しかし、この人がひとたび弓を引くや、その懸念はぶっ飛んでしまった。
彼女の名は Monica Huggett… 曲名も何も知りやしないが、その音色と演奏している様は人をして引き込まずには置かない『何か…』があった。
休憩を挟んだ後半ではバッハを演奏中に弦が突然切れて『こんな事は初めて…』としばらく途方に暮れていたが、『弦を張り替えます』と控室に。
その後最後まで演奏した。
観客は総立ちになり、拍手はなりやまなかったのだ…
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