拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  性(しょう)教育

2021年10月19日 | 観自在

  フェイスブックを見ていると、元高校女性教師がコンドームを手に持ち使い方を学生に説明している写真が眼に飛び込んできた。

  『コンドーム伝道師の元教諭、高校生に1万個配布へ』という見出し…から記事を読むと、青年海外協力隊として派遣されたケニア

  で2年間の性教育の体験から、日本でもその必要性を感じて活動しているとのこと。

 

  『私の活動は「過激だ」と言われることもあります。けど、コンドームぐらい満足に教えずに

   子供たちを社会に送り出すほうが、どんだけ過激やねん…と思います』(清水美晴氏)・・・という下りを読んで

  全く『性教育』を受けなかった私自身のことをふと顧みた。

  私は中学2年生、柔道部の一年先輩の家に遊びに行った時、男女の性交について教えてもらって

  衝撃を受けたことを今でも覚えている・・・。

  避妊、性病防止などの観点からも、最低限の「性教育」は絶対必要であったろうに

  私の人生上に全く無かったことに改めて驚き、今の高校生でも満足な「性教育」を受けていないという現状に

  大人の愚かさ、無責任さに驚かざるをえない。

 

  と、・・・ここまで考えた時、『性教育』より以上に大事な『仏性(ぶっしょう)教育』の方の『性しょう教育』が

  全く無い日本の現状にこれまたあらためて驚くのだ。

  信教の自由…を尊重するあまり、逆に人生において最も大事なことがおざなりにされている現状はどうなんであろうか。

  最近とみに増えている自殺や他殺などの悲劇は根本的な『教え』、人の『本性』を徹底追求し2,500年の間延々と伝えられてきた

  『仏性』という先人が発見した『性』の欠如が招いている事に気付けば、幼い頃からの『仏性教育』のようなものがあれば

  どれだけ人々は幸福に生きられるであろうか・・・。

     

     『性教育』も『(仏)性教育』も必要であった中学生の一撮(左)は二人の先輩と。

  

  

  

  



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