拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 “裸の島”を観て

2012年06月01日 | 映華(えいが)
 一昨日 どなたかのブログで 新藤兼人監督という人が 100歳で亡くなった・・・という事と 彼の代表作の一つ
 “裸の島”をYouTubeで貼り付けて紹介してあったので それを観たボクの 琴線は強度に振るえた!

 (ここのところ 誰かが死んだ・・・ということで その人のことを知ることが多いようだ・・・それは一重に
 インターネットが自由に使える時代の恩恵に浴しているためだろうか。)

 この映画 “裸の島”・・・凄い・・・としか言いようが無い。

 この映画撮影時 乙羽信子36歳 監督の新藤兼人48歳 少ないスタッフと合宿して 550万円という低予算で仕上げた
 映画だそうだ。 この映画で乙羽信子さんの 一途なのが尋常ではないのは 監督と恋愛関係にあったからであろうか。

 お母さん役している 乙羽信子さんしか しらなかったから 若かりし頃 こんな風だったなんて・・・。 

 そして100年生きた 監督の作品目録を観ると もう言葉がでなくなる。(還暦と騒いでいる場合ではない!)

 1994年に先立った乙羽信子さんが待つ墓に やっと監督が入るのか。

       

                恋こがれ 一途つらぬく 乙羽かな :一撮


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