拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 必撮無眼流 ~(ノスタルジー・シリーズ) 銭湯へ

2012年05月30日 | 必撮無眼流
 しかし、写真~って つくづく ノスタルジー・ボックスだよな。
 
 特に 家族とかになると・・・ 。写真を始めた20代の頃はそんな事思いもしなかったけれど・・・。

 この写真は 34,5年前 おふくろ と 甥 が手を取り合って銭湯へ行く図。
 おふくろは 盲人でボクが子供の時も こうやっておふくろの手を引いて 毎日銭湯へ 通った。
 遊び疲れた時は 銭湯で居眠りしたこともあった。 おふくろの旦那が元気だった頃は 男湯と女湯の間に
 仕切りドアがあって それを行ったり来たりして 背を流したり 流されたり。

 今考えると 凄いが ボクは小学校6年まで 女湯に行ってたような気がする?? というのはクラスメイトの南さん
 に湯船で一緒だった記憶があるのだ。

 まぁ、それはともかく この写真を見ると どこか切ない気持ちになる。親孝行というものをしたとしたら
 この頃までで あとは 旅烏(タビガラス)道まっしぐら・・・気まま、ゆくまま、他の人のことを考える余裕もなく
 甥のことも 少しも気にしてやることもなかった。(認めるのはイヤだが 実の父親ゆずりの勝手流か・・・)

 勝手流ついでに 甘えると ボクの実の母親はボクが高校一年生の時 亡くなり写真を撮ることができなかったが
 育ての母親の方は せめてボクが写真を 撮ってあげることが出来た(親孝行とは関係ないが)。

     
 


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