拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 『 間 』 術 …

2021年01月26日 | 観自在

              

  『人間』…と、私たち日本人は自身のこと、人類のことを表現する。(中国語では『人的』と表現するらしい)

  『人』だけで十分であるはずなのに、何故『人間』と『間』を付け加えた?

  先人が伝えようとしたメッセージは今、私たちに伝わっているだろうか?

  もともと、『人間』という言葉は仏教を起源としれいるという。

  江戸期以前は『世間』という意味合いで、江戸期になって現在の『人』を現す言葉となった・・・

 

                             

                 まさに『間の芸術』… 妙見菩薩に捧げる

 

  『間』の現す最小単位が自己であり人間で、そして世間で、最大が宇宙であろか…

  ゆえに、『自分』とは『自ずと分かれ、自ずと分かる…』ときの最小の『間』であると同時に最重要な『間』。

  それを持ったとき、『人』が人間になるのだと思う。



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