拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 2020憤怒のコロナ(炎)

2020年12月30日 | 観自在

  コロナに明け、コロナで暮れる2020年だった。

  コロナは2020年に、単に偶発的に起こったウイルス禍・・・であったのか? 

  コロナ禍から学ばなければ、私は禅者ではない、ならばコロナとは何であったのか…

  『末法思想』という私にもほとんど馴染みのない言葉が心に沸いてきた、ウィキペディアで調べてみると

  『 末法思想とは、釈迦が説いた正しい教えが世で行われ修行して悟る人がいる時代(正法)が過ぎると、次に教えが行われても外見だけが修行者に似るだけで

  悟る人がいない時代(像法)が来て、その次には人も世も最悪となり正法がまったく行われない時代(末法)が来る、とする歴史観のことである。』

  1991年 バブル崩壊/ 〜(10年後)2001年 アメリカ同時多発テロ事件/ 〜 (10年後)2011年東北大震災(福島原発事故)・・・が起きている。

  2011年以降、野田、安倍、菅総理大臣・・・と歴代総理による悪政(復興に力を注がず)で日本は沈没間際、そんな2020年に『コロナ』が起こった。

  『今だけ、金だけ、自分だけ』・・・が象徴する世界はまさに『末法』そのものであろう。

  形だけは仏教国である『日本』は、『慈悲と智慧』を旨とする『悟り=仏性』を顧みず、『金権礼拝』教徒の如く、未だ自己の誤りを顧みない。

  そんな時に、登場して悟りのない世界(これを無明という)に鉄槌をくだして奮起を促すのが『不動明王』の仕事だ。仏は不動明王の姿となった。

  不動明王は『憤怒の炎』つまりコロナ炎をもって、無明(無慈悲の行為)を焼き尽くすべく・・・涙を目にためて、人々の奮起を一途に促している。

  来年2021年は、例の『10年後』…に当たる。

  良くするも悪くするも、私そして貴方次第にかかっている、そんな重要な『年』になる気がする…。

          

              2021年『慈悲と智慧』に目覚めよ!・・・と、指先は示している。

  

  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿