拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

ドライブ 15Km

2011年06月11日 | ヨーロッパの風

 今日土曜の我が妻ニコルの「気まま散歩」はレンタカーを駆使して、ローザンヌ郊外は約15kmの村

Bussy-Chardonneyで、車のない僕等はこの人口300人の村を初めて訪ねた。

ニコルは前々からあちこちにある農家が経営する自家販売の店に行きたかったらしく、昨日の夜から

気のないボクを誘うが如く、一人で農家の市場へ行く・・とかなんとかブツブツ云っていた。

目的の農家に着き、レンタカーのスマートを駐車する眼の前のフェンスの中をみてボクは驚いた。

鵞鳥、アヒル、七面鳥、うさぎ、脚に羽が生えている鶏それに首の長いほっそりとした動物?

なんかが、のんびり共生していたのだ。エヘーッ・・・と思って小屋の横にある木の下をみてもっと驚いた。

ボクには信じられない光景だった。鶏と猫が仲良くしているのはいいとして、豚が木の下にゴロリと気持ち良さそうに横たわっているのだ。

これを見て、改めて思った「俺は都会者だなぁ~」と。

ボクはすっかり興奮し、買い物するニコルを無視して、他の猫やら、愛想笑いする山羊、いろんな種類のうさぎ、そして圧巻は

農家の軒の下ではなく、開け放された扉の中、梁のところに燕の巣、その中に4羽のヒナがいて、親燕がサッとやって来て餌を与え、次の瞬間

餌探しに飛び去る姿に見惚れていた。・・・・すべてがここローザンヌからわずか15kmの田舎では、日常繰り広げられている風景なのだ。

 

 

 


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