拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  秘密の庭

2021年02月20日 | ヨーロッパの風

  2月下旬が目安だった飲食店閉鎖期間が、昨日スイス政府によって3月上旬まで延長され、3月1日からは商店(飲食以外の)は開業されることになった。

  どこの誰よりも…というか、カフェなしでは生きていけないタイプの人間である相方ニコルにとって、2ヶ月以上のカフェやレストランの閉鎖はかなり辛い事である。

  昨日は朝から久々の快晴にめぐまれ、予報では10度まで気温が上がるとのことで、ニコルの好きな中世の教会のある村へ散歩に行くことにした。

  私には珍しく、気が進まない方角…がこの村で、ニコルが提案する都度に『えーっ・・・』と思うが、月一回ぐらいだし、電車で短時間で田舎の良さ… 木々や小川

  馬や牛が放牧してあり、農家が無人の売店を開いてチーズ、ジャム、ハチミツ、野菜…などを販売していて、別に反対する理由が特にないのであるが…。

  で、今日は村の奥ににあるパン屋さんがオープンしているのを電話して確かめていた相方、そこでコーヒーとパンを買って、外のどこかで食べよう…というささやかな計画。

  ロマンモチエという村に着き、『三途の川』…という私の付けたニックネームの小川に沿ってする散歩は、毎回『楽園』を私に思わせ、三途の川…という陰気とは正反対に

  楽しげで活発な小川の流れは私達の眼と耳をじつに清静としてくれる。

  30分ほどで、村につき、スイスで最古のロマネスク様式建築であり、最古の修道院…である教会すぐ横のパン屋兼カフェへ直行。(花より団子!)

  コーヒーと評判のスコーン(小丸のパン)2個を買いに行った相方は、売り子の女性から『他の人には内緒ですよ…』と、丸テーブルと椅子のある

  隠れテラスでお茶をすることを許してくれた。 それが ⬇︎ ここ。

            

                  新春の陽光を浴びてカフェ…する図   仁子と一撮 まさに『秘密の庭』であった…

  

  

  



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