拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 スイスの男・マゲックの結婚式

2014年08月03日 | ヨーロッパの風
  マゲックは男三兄弟の長男で35歳、相方の従姉妹の息子であるが、23年前ボクがスイスの家族の一員になった時
  まさに両手を広げて向かい入れてくれたのが彼の家族だった。
  当時小学校6年、4年、3年生だった元気なギャルソンどもと 言葉が通じないながら野原を一緒に駆け回ったっけ。

  それが、こんな立派な青年になったとは。
  カナダ人の女性との結婚式は 二人が出会ったジュラ山にある酪農家の山小屋を借りきって 手作り結婚式が行われた。

           
          結婚式開会の合図は 二人の弟がカウベルを鳴らして始まった。そんな3兄弟を見つめる母親の背中


  
   互いの想いを手紙を読んで皆の前で伝えている図
   マゲックの感極まっている顔が印象的だった。


                  
                   蜘蛛の巣だらけの牛舎の二階の藁置き場を 兄弟と友人達で徹底掃除して 神聖で美しい宴会場に。

  山をこよなく愛するカップル、本来はスイスのジュラ山に住みたいのであるが、自分たちの家を持つにはあまりにも物価が高いスイスを諦めて
  カナダに住むことにするそうだ。そういった現実的視野を持つ二人が今後どうなるか、楽しみだ。おめでとう!


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