拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

あぁ!女よ・・・

2011年05月19日 | 人間観察録



 

2011年 05月 19日

きょうは 義父 80歳の誕生日。数日前にボクが一日がかりで仕上げたファミリー
アルバム、娘であるニコルがパリで買った“達磨さん”人形(これは絶対、義父に
受けないとボクは思ったが・・・)を持って義父母宅へ。

今日の地元新聞にも 義父の写真と記事が掲載されていて、この2週間で3紙目
3枚目の写真で、真正面から撮った義父の顔は 鷲を思わせる強い眼つきに写って
なんか彼らしくない・・・気がして、本人はさぞかし御不満であろう、と思い
本人に聞くと「イヤイヤ、なかなか良い」・・とのこと。

誕生日プレゼントを渡す段になり、何を貰っても喜んでくれる流石の義父もやはり
“達磨人形”はピンとこない様子であったが、ちょうど電話が入り、義父も救われた
ように席をはずす。 もどって いよいよボクのアルバムの番になり・・・。


義父母に大いに受けること、受けること。義父母、その2人の娘、孫娘、
そして僕ら娘婿のそれぞれの思い出の写真を散らせたアルバム。
とくに最後の3ページは先日行なわれた義父のCDと本の出版パーティの様子の
撮りおろし、二人とも涙を拭いて喜んでくれる。 ところが・・・

最後の見開きページの写真、左に彼等の大好きな若い友人アランの写真これは良し
右の義父母のカフェでのくつろいだ写真に目が移った時、悲劇が始まったのだ。

義母が自分の写っている「写真がひどい!とくに口元がシワだらけじゃないの~ツ!」
とのたまわるのである。義父もニコルもボクも、「イヤそんなこと全然ないよ、
とても可愛いく 写っているよ」と言っても火に油を注ぐ如き状態・・・。
 
 帰宅して我が妻ニコルと話し合い やり直す ことに あいなりにけり
                    嗚呼~っ! 女って奴は・・・ 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿