拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 中国現代美術展『Chinese Whispers』をみて

2016年03月28日 | 一撮レポート
     
     この絵がポスターになっているのを2週間ほど前にローザンヌで見かけた

 それとポスターのタイトルが『Chinese Whispers』(中国人のつぶやき)というタイトルも気になって、行ってみたい・・・
 で、きのう日曜日の午後電車で一時間のベルンにでかけた。
 久々のベルンで、来てみるとやっぱり外国だよね、ベルンって、、、というくらいフランス語圏と雰囲気が違うんだよね。

 駅の裏にあるベルン美術館到着、24フラン!!というびっくりする値段の入場料を払い、地下のロッカーにカバンを置き態勢を整えた。

 見ている最中、コンテンポラリーを見るには『忍』の一字の必要性を痛感・・・根気よく各作品に設置されているオーディオガイドを英語で聞きながら進む。

            
             中国伝統的技法から発展させたような作品も多数散見

      
            
             今回、改めて中国文は漢字ばかりであることに驚く。
             (セクシーな会話がなされていて、それを中国と英語に訳されている画面をみる・・・のだが、やはり『忍』が
              足りなく、意味不明であった。ザンネン)

 異国で作品展を行う時、言葉の『壁』・・・ってあるよな~、イイ点もあるけど解ってもらえない点も確かにある、ここの美術館はこの展覧会の
 カタログはドイツ語しかなかった。

            
             僕的には比較的わかりやすい作品

            
             この作品は ボクのKanji World に近い感覚の作品 中国詩を盆栽に書き入れてあるという。

            
             今回の展示で最も気に入った作品。3つの映写機が7メートルぐらいの白壁に水墨画や書道や太極拳をしている人などが映される。
             それで、しばらく見ていると黒く墨が滲んだ人影のような絵が自分自身の影である・・・ということに気づく!
             サーッと見る人はそれに気づかずに通り過ぎてしまうぐらい水墨画として溶け込んでいる自分自身たちの人影
               だから、これは『道』の文字が現れたところで撮った自撮である。

 この連休で『復活』・・・とか、カッコつけてみるが、逆に疲れがドッと出て体のアチコチが痛むし若干風邪気味になってしまった。
 
             



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