『人間』…と、私たち日本人は自身のこと、人類のことを表現する。(中国語では『人的』と表現するらしい)
『人』だけで十分であるはずなのに、何故『人間』と『間』を付け加えた?
先人が伝えようとしたメッセージは今、私たちに伝わっているだろうか?
もともと、『人間』という言葉は仏教を起源としれいるという。
江戸期以前は『世間』という意味合いで、江戸期になって現在の『人』を現す言葉となった・・・
まさに『間の芸術』… 妙見菩薩に捧げる
『間』の現す最小単位が自己であり人間で、そして世間で、最大が宇宙であろか…
ゆえに、『自分』とは『自ずと分かれ、自ずと分かる…』ときの最小の『間』であると同時に最重要な『間』。
それを持ったとき、『人』が人間になるのだと思う。