拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 生還した義母

2021年01月11日 | ヨーロッパの風

  スイスは九州ほどの大きさ。人口854万人・・・うち外国人が25%。公用語が仏、独、伊の3ヶ国語圏に分かれる。

  28年前観光ガイドで働いていたときはスイスの人口は700万人だったのに・・・。

  そのスイスの最近のコロナ感染者は毎日、平均4000〜5000人の間だったが、ここのところ3900人代…

  こんな小さな国で毎日4900人代が続いていた先週あたりは、やばい・・・の一言。

  つい先日レストラン、カフェなどが1月下旬まで閉鎖を決めたが、それが2月下旬まで延長になり、さらに昨年なみのロックダウンを検討中とのこと。

  その先週、骨折で入院、リハビリ施設でコロナ感染した義母は病院と施設を行ったり来たり、2ヶ月のうち4往復していた義母が帰宅した。

  娘の相方も私も今回はいよいよだめだろう・・・と、覚悟をしていたが…、コロナ感染も乗り越えて義父の待つ自宅に帰ってきた。

  日本で介護の仕事をしている友人にその話をすると、驚いていた。高齢者が入院すると一気に老化が進み認知症になる人が多いというのだ。

  その点、義母は例外中の例外なのか、認知症になるどころか、2ヶ月間誰にも会うことができず、携帯電話で家族と毎日連絡をとっていたのだが

  頭は相変わらずじつにしっかりしていた。固有名詞がなかなか出にくくなっているのはむしろ義父、続いて私も…。

  めでたく、退院したといっても問題はこれからで、義父母がいつまで自宅で生活できるか・・・

            

                        義母が5歳ときの図