僕の生まれ育った農業と観光の町ニセコ町はいつしか世界中から注目を浴びる観光地となりました。
特にいままではニセコのパウダースノー求めて来る観光客が多かったので、冬の観光客がダントツで多かったのです。
しかし、現在では体験観光や夏のアウトドア体験などの普及によりここ最近では夏の観光客数が冬の観光客数よりも増えたのです。
ニセコは一年を通して自然、食、スポーツ、温泉、出会いを楽しめる土地なのです。
ニセコはまだまだ未発達で可能性のある町なのです、だから多くの移住者を呼び、この地で何かをしようとやってくる人が
多いいのではないかと僕は思います。
ニセコで宿泊業や飲食店を経営する方々はたいてい、音楽家もであったり、芸術家もであったりします。
僕の父もニセコで宿泊業を経営する傍ら陶芸をしています。
だから、そう言ったところにもニセコの魅力は隠れているんだと思うのです。
ただ、ニセコに泊まりにくるのではなく、泊まった先で新しい出会いがあるのです。
そこから、新しい自分の可能性であったり、人生観を見つけることができるのではないでしょうか。
そんなニセコの魅力に取り付かれた人達がニセコに国内、国外を問わず移住して来るのだと思います。
羊蹄山とボンゴ広場
そんなニセコ町がこの先前進(Progress)して行くためにはいったい何が必要なのでしょうか?
ニセコの魅力を世界へ発信するためには何が必要なのでしょう?
僕はニセコが前進するためには観光、農業が一体となって何かをする必要があると考えています。
未だに宿泊業を経営する側と農家では温度差を僕は感じています。
まだまだ一体とはなりきれていないのです。
しかし、今ニセコに新たな風が吹いています。
それは、若い世代の農家の方々です。
農薬と化学肥料の危険性に気づき、有機農業を始めている若い農家さんが増えているのです。
有機農業を提唱している農家さんはこれからの未来を考えている方々が多く、そんな方々はニセコのためを思ってとても
行動力のある方々が多いいのです。
昨日の東日本大震災救済チャリティーイベントで一緒にスタッフをした方々もほとんどが若い世代の農家さんでした。
やっぱりみんなでこれからのニセコ、日本、地球を良くして行こうって思っていられる方々で
彼らと一緒に動いていると未来を感じますし、僕も頑張ろうと思わせてくれます。
そんな僕がこれからニセコでやろうとしている事は「地域参入型のアスリート育成事業」、又その施設をつかって
日本のスポーツ振興事業やニセコの風土を有効活用した子どもからお年寄りまでの健康促進事業です。
ニセコには個性的でアットホームな宿、体を癒してくれる温泉、体に良いおいしい食べ物、おいしい空気、素晴らしい山、川、
雪、空、水があります。トレーニングの後に他のスポーツだって楽しめます、ラフティング、カヌー、シーカヤッックを
一度に楽しめる場所はそうそうありません。
そして冬には極上のパウダー
弟の佐々木恒平
だから僕はアスリートを育成することを通して、ニセコの魅力を世界に発信して行きたいのです。
街として制度が未発達だからこそ、他の都市が直面してる問題を研究したりすることで新しい先進的な街になる可能性が多いってもんだよね。
オレもしばしニセコに行ってないから留学前に行きたくなったわ!