先日札幌に行った際に何冊か本を購入して来たのですが、今日はそのときに買って来た
「フェイスブック 若き天才の野望」についての簡単な内容紹介と僕の感想を述べたいと思います。

「The social network」と言う映画にもなったこのfacebook、今や世界に5億人のユーザーがいる巨人サイトです
2003年ハーバード大学カークランド寮の一室から始まったこのサイトは今や世界の仕組みを変えようとまでに進化しました。
facebookの創設者のマーク・ザッカーバーグは大学時代遊び半分でいろいろなソフトウェアを開発していました。
facebookもそんな彼の遊び半分で生まれたソフトウェアですが
サービスを始めて見るとその人気はハーバード大学内だけでなく学外の大学からも利用したいと言う
要望があり 徐々に利用者を増やして行きます
そして気づいた時には数十万人と言うユーザーがfacebookを利用するようになり
マークはfacebookのサービスをさらに拡大することを決めます
しかし、彼はfacebookの人気が飛躍的に伸びたからといっていきなりサービスを拡大することはしませんでした
彼はこれまでに存在していた他のSNS(例、ナップスター)の様に一時的な存在では終わりたくはなかったため
いちなりサービスを拡大して 錯乱状態になることを避けたのです
さらに彼のお金に対する関心のなさがfacebookを成功へもたらした一つの要因だとも言われています
ザッカーバーグはfacebookを通して世界中の人々を今までとは違った画期的な方法で繋ごうとしていて
大企業がfacebookを多額の金額で買い取ろうとしても彼は全く興味を示さなかったと言われています
彼はfacebookが人々の生活をこれまで以上に向上させる事ができると考えていました
なぜならfacebookを通して人々は意見交換をしたり、互いの友情を認識したり、give and takeの原理でニュース
を発信し合う それは世界を調和のとれた状態にすることができると彼は信じていました
The Social Network Official Trailer -In theatres Oct 1 2010
facebookが他のSNS(My Space)などと違った点はサイトがそこまで複雑ではなかったためユーザーに利用方法を
説明する必要がなかった事
また、登録する際には実名を使う必要があったので、ユーザーは安心して友達を見つける事ができた事などです
しかし、このfacebook、日本ではそれほどの人気を得ませんでした
まず、日本にはすでにmixiと言う巨大SNSが存在していたこと、そして個人に重点を置いていたfacebookは
集団意識の高い日本ではそれほど人気を得る事ができませんでした
また日記機能のついていないfacebookは日本人にとってはそれほど魅力的なサービスではなかったようです

僕がこの本を読んでの感想なんですが、世界にはこういった事をする人がいるんだな~と言う事。
自分がプログラミングやビジネスの世界についてまだあまり精通してないからだとは思うのですが
とりあえずパソコン一台あればいろんなことができる時代になったんだって事を痛感させられました。
とにかく最近はIT関係の企業がものすごい勢いで成長していて IT企業が世界に与える影響は
ものすごい事になって来ました
ITは私たちの生活をいっぺんして真新しいものにしました
本書の終わりに訳者が日本人はITに弱いが、その他の分野で日本人の得意なものを見つければ
日本でだってマーク・ザッカーバーグの様な人物が現れるかもしれないと言っていました
これを読んで感じたのですが
日本人には他人を敬う心があります そして団結力があります
だから 今回の東日本大震災の後、日本人が見せる団結力が
世界の中の日本と言うものを改めて見せてくれると僕は感じています
最後に僕は、この本からはリーダーとしてどうあるべきかとか、今の世界はどのようなことになっているのかなどについて
学ぶ事ができ 今後僕がスポーツ関係や観光関係で事業を始めようと思った時に
参考になるような事が書いてあったので
起業や事業展開を目指している方にはおすすめの本です
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