スキーをしている以上 怪我と言うものはつきものですが なるべくなら避けたいものです。
僕は3年前にスキー選手にとっては致命的な怪我をしてしましました。
2008年2月21日 僕はカナダウィスラーからNIPPON OPENに参加するため僕は一時日本に戻って来ました。
そして、2月21日の上越国際スキー場は晴れでとても暖かい日だったので
雪のコンディションはあまり良くなく スキー操作が難しい状態でした。
でも 僕は早く国際大会で成績を残したかったので 公式トレーニングからかなり攻めてました。
スロープスタイルのコース
で 公式トレーニング3本目に2発目のキッカーでランディングをした後に体勢を崩して体が中に放り投げられました。
で 次の瞬間足から地面に叩き付けられて 何度かバウンドした後に 体はなんとか止まりました
で 気がつくと左足の膝の感覚が変な事に気がついたのです
なんだか膝に力が入らなくて 変だな~と思ったのです
とりあえず テーピングすれば競技には参加できるだろうと思っていたのですが
その場にいた医師が僕の足の状態を確認したところ
前十字靭帯は断裂している可能性があって 内側側副靭帯もやられてるかもって言われてしまいました><
その後病院に送られて 検査を受けたところ断裂している可能性はかなり高いと言われめちゃめちゃショックでした
で その後はもうホテルのベッドで寝てたりって感じで 後他の選手がスキーに行く様子を見ていると
やりきれない思いが込み上げて来ました。
でも、松葉杖をついて歩いていると他の選手が”靭帯やっちゃたの?!”
”俺も3回やったことあるし気にすんなよ”って言ってくれて、おっしゃまた頑張ろうって思わせてくれました。
その後に一度北海道に戻って 北海道大学付属の病院で診察(MRI)を受け靭帯が断裂している事が正確に分かりました。
その後すぐに僕は荷物を取りに一度カナダに戻りました。
骨とは違って、靭帯は断裂してもその後歩く事は可能なのでプロテクターをつけながらなんとか自力で荷物を取って
北海道に戻って来ました。
で その後なんですが 手術を受けるまで約一ヶ月近くあったので
とりあえず筋力を少しでももとの状態に戻すために自転車に乗ったりして筋トレをしてました。
2007年カナダカップ(苗場スキー場)にて
で 足の筋力もいい感じで回復してきて 4月28日に北海道大学付属病院で手術を受けました。
で、実はちょうどその時、倶知安高等学校の後輩でモーグルのナショナルチームメンバーの
吉川空http://ameblo.jp/sooooora/も前十字靭帯をやってて北大に入院してました。
なんで そばに同じ境遇にいる子がいたので入院生活は思ったより楽しかったです^^
実際始めての入院生活だったのですが ちょっとしたホテル感覚で泊まってました
術後、膝は腫れ上がっていて こんなんでまたスキーできるのかよ!!って感じでした
膝を曲げる練習をするのですが これが全然曲がんなくて
マジ大丈夫なのかってちょっと不安になってました
でも少しずつ足の腫れも引いてきて ちょっとずつ足を付いて歩けるようになっていきました。
ヒラフスプリングパークにて
入院中僕が何をしていたのかと言うと実は英語の勉強をしていました^^/
なぜかと言うと 実は手術前の僕はもう完全に何もしたくない状態 やる気のまったくでない状態だったんですよ
でも 4月24日に妹の在学していた北海道北星女子高等学校の英語劇を家族で見に行って来たのですが
演劇の完成度、演劇後に泣いていた学生の姿を見て 体の中から何か燃え上がるような力が湧いて来たのを覚えています。
それで よっしまた頑張ろうって思ってとりあえずその時にできることで英語の勉強を始めたのです。
それで入院中はとにかく英語の勉強してましたね^^
そしたら診察に来る医師から毎回 ”すごいね~これ読めるの?” とか 他の患者から”なんでそんなに勉強してるの?”
とかいろいろ言われました。
その時からですかね~ 大学受験を考え始めたのは
そんなこんなで入院生活もあっという間に時が過ぎて 無事退院しました。
退院後の生活は次回にします。
それでは^^/
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