お久しぶりでございます、5日振りに京都に戻ってきました。
今回久々に連休を頂きまして、帰って来ました本籍地へ。何処かといいますと、鹿児島の西沖に浮かぶ小さな島で甑島というところ、コシキジマと読みます。ヤングサンデーの愛読者ならアレ?ってお思いかも知れませんね、2,3コ隣に山田貴敏氏著「Dr.コトー診療所」のモデルになった村があります。マンガでは古志木島、ドラマでは志木那島となってます。
という事は・・・・スンゴイ田舎なわけなんですね。所謂リゾート地ではないので
生活感溢れるリアルな離れ小島。
まず、鹿児島本土との交通手段は、
この1日2往復のフェリー。で、
港近くのこんな渋めの小学校を横目に、
それを抜けるとこういう感じで家が並び、苔むした我が家へ至るわけです。2年前に祖母が他界しまして今回はその三回忌、約10年前から家自体は無人ですので、帰る度草ボーボーなわけです。帰ると殆どの時間をその処理に費やすのですが、
うちの前までくるとこんな事になってます。夜に
なると文字通り漆黒の闇、トトロ出てきそう。昔の人が闇の中に生を感じたのが分かる気がします。また、都会で育った子供時代のボクにとって毎年夏休みに帰るのが楽しみで楽しみで、大好きな祖父に付きまとい村のあちこちに連れて行ってもらったものです。そんな事を思い出し感慨に耽りつつ木の枝をパチパチやってると、プ~ンと酢のニオイが、
あ、貴方だったのね。あまり見たことないでしょ?これ「アマミサソリモドキ(奄美蠍擬)」というらしいです、調べてみると生息地域は九州南部から奄美辺りだそうで、マッドブラックボディに覆われたイカしたヤツです。このほかにも色んな珍しい昆虫や草花も、鹿の子百合やらなんやら、そこらじゅうで自生してます。
そんなこんなで、法事やったり、とれとれのお魚食べたり、あっ!オヤジと温泉行くの忘れてた・・・・・。まあそんな感じで都会のリズムを忘れる生活もあっという間に終わりまして、さあ京都戻らないと。
しかしコレが最も時間のかかる作業で。まず朝9時の船乗って本土上陸。で、
港に最寄の駅まで移動、モチロン乗り継ぎも悪く待ちぼうけ。ようやく2両編成の電車に乗り、ユラユラ揺られ鹿児島中央駅に到着。
あ、今回の水森かおりはコレね。ゆっくりご飯食べたりゆっくり用事済ましたりする時間を差し引いても2時間はある。
・・・・・・ウ~ン、何しよ。
「ナイシチョット、コケケ(読解不能)」
「ダカラヨネェ。」
と呼び止められ、行ってみたのが、
ココ。そういえばあったね、大人になってから観光らしい事してないし行ってみるかと受付で300円払って中へ入ろうとすると、受付のヨカオゴジョに呼び止められ、フンフン、3分前から地下の維新体感ホールで解説が始まったから体感してみないかって?
・・・・・じ、じゃあ。
で、ご丁寧に2人掛りでご案内して頂き行ってみると、西郷さん筆頭に6体の蝋人形風ロボットが少ない関節を動かし昔の思い出話風に、薩摩びいき気味で明治維新の解説を20分程するという趣向で。ロボット6体中、勝海舟と坂本竜馬以外が薩摩の人間という難しいバランス、村田新八なんてこの中に入ってていいんかね?
見終わって館内回ると沢山のその当時の再現ミニチュアが・・・・・夕張市を思い出してしまいました、それは言い過ぎか、子供達にはいいかもしれませんね。
この施設のある甲突川周辺には、洗濯物の隣に
西郷隆盛生誕碑や、
同じく大久保利通バージョン。こんな感じで良くも悪くも生活に密着して近代史が生きています。この地域は鹿児島のイデオロギーなんでしょう、公園や石碑が威風堂々いたるところに存在します、確かにタイムスリップ気味に想像を掻き立てられる空間です。この時代背景の小説等は男性支持の高いものなので好きな方には楽しいのだと。ここまで書いて怒られそうなんですが、あまりボク好みではないのですがね。でも近所の幼馴染で寄って集って国1つ動かせたってのは、壮快なモンだったのでしょうね~。
電話ボックスもこんな仕上がり(笑)悠久の時の流れ。中心地に住む野良猫でさえ、
こんなに近づいても転寝の中に遥か壮大な夢の彼方。
そして漸くいい時間になりましたので空港に向かい、飛行機に乗り、自宅に着いたのが8時前、遠いわ。
まあ、大好きなんで文句ばっか言ってるんですが。
ということでまたいつものように古都ビル3Fに居ますので、週末ボクに会えなくて淋しかったそこのアナタ、ご安心を(笑)
お休み有難うございました!
今回久々に連休を頂きまして、帰って来ました本籍地へ。何処かといいますと、鹿児島の西沖に浮かぶ小さな島で甑島というところ、コシキジマと読みます。ヤングサンデーの愛読者ならアレ?ってお思いかも知れませんね、2,3コ隣に山田貴敏氏著「Dr.コトー診療所」のモデルになった村があります。マンガでは古志木島、ドラマでは志木那島となってます。
という事は・・・・スンゴイ田舎なわけなんですね。所謂リゾート地ではないので
生活感溢れるリアルな離れ小島。
まず、鹿児島本土との交通手段は、
この1日2往復のフェリー。で、
港近くのこんな渋めの小学校を横目に、
それを抜けるとこういう感じで家が並び、苔むした我が家へ至るわけです。2年前に祖母が他界しまして今回はその三回忌、約10年前から家自体は無人ですので、帰る度草ボーボーなわけです。帰ると殆どの時間をその処理に費やすのですが、
うちの前までくるとこんな事になってます。夜に
なると文字通り漆黒の闇、トトロ出てきそう。昔の人が闇の中に生を感じたのが分かる気がします。また、都会で育った子供時代のボクにとって毎年夏休みに帰るのが楽しみで楽しみで、大好きな祖父に付きまとい村のあちこちに連れて行ってもらったものです。そんな事を思い出し感慨に耽りつつ木の枝をパチパチやってると、プ~ンと酢のニオイが、
あ、貴方だったのね。あまり見たことないでしょ?これ「アマミサソリモドキ(奄美蠍擬)」というらしいです、調べてみると生息地域は九州南部から奄美辺りだそうで、マッドブラックボディに覆われたイカしたヤツです。このほかにも色んな珍しい昆虫や草花も、鹿の子百合やらなんやら、そこらじゅうで自生してます。
そんなこんなで、法事やったり、とれとれのお魚食べたり、あっ!オヤジと温泉行くの忘れてた・・・・・。まあそんな感じで都会のリズムを忘れる生活もあっという間に終わりまして、さあ京都戻らないと。
しかしコレが最も時間のかかる作業で。まず朝9時の船乗って本土上陸。で、
港に最寄の駅まで移動、モチロン乗り継ぎも悪く待ちぼうけ。ようやく2両編成の電車に乗り、ユラユラ揺られ鹿児島中央駅に到着。
あ、今回の水森かおりはコレね。ゆっくりご飯食べたりゆっくり用事済ましたりする時間を差し引いても2時間はある。
・・・・・・ウ~ン、何しよ。
「ナイシチョット、コケケ(読解不能)」
「ダカラヨネェ。」
と呼び止められ、行ってみたのが、
ココ。そういえばあったね、大人になってから観光らしい事してないし行ってみるかと受付で300円払って中へ入ろうとすると、受付のヨカオゴジョに呼び止められ、フンフン、3分前から地下の維新体感ホールで解説が始まったから体感してみないかって?
・・・・・じ、じゃあ。
で、ご丁寧に2人掛りでご案内して頂き行ってみると、西郷さん筆頭に6体の蝋人形風ロボットが少ない関節を動かし昔の思い出話風に、薩摩びいき気味で明治維新の解説を20分程するという趣向で。ロボット6体中、勝海舟と坂本竜馬以外が薩摩の人間という難しいバランス、村田新八なんてこの中に入ってていいんかね?
見終わって館内回ると沢山のその当時の再現ミニチュアが・・・・・夕張市を思い出してしまいました、それは言い過ぎか、子供達にはいいかもしれませんね。
この施設のある甲突川周辺には、洗濯物の隣に
西郷隆盛生誕碑や、
同じく大久保利通バージョン。こんな感じで良くも悪くも生活に密着して近代史が生きています。この地域は鹿児島のイデオロギーなんでしょう、公園や石碑が威風堂々いたるところに存在します、確かにタイムスリップ気味に想像を掻き立てられる空間です。この時代背景の小説等は男性支持の高いものなので好きな方には楽しいのだと。ここまで書いて怒られそうなんですが、あまりボク好みではないのですがね。でも近所の幼馴染で寄って集って国1つ動かせたってのは、壮快なモンだったのでしょうね~。
電話ボックスもこんな仕上がり(笑)悠久の時の流れ。中心地に住む野良猫でさえ、
こんなに近づいても転寝の中に遥か壮大な夢の彼方。
そして漸くいい時間になりましたので空港に向かい、飛行機に乗り、自宅に着いたのが8時前、遠いわ。
まあ、大好きなんで文句ばっか言ってるんですが。
ということでまたいつものように古都ビル3Fに居ますので、週末ボクに会えなくて淋しかったそこのアナタ、ご安心を(笑)
お休み有難うございました!