Blue Apartment Life

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晴耕雨読風。

2006年05月13日 19時47分33秒 | よもやま話
雨が続く様子、はしり梅雨ですねえ。今日もパンツまでビショヌレになりました。このまま梅雨本番に突入なんでしょうか?こんなに雨降りの予定を突きつけられると、ボクの休みは泥んこ祭りにナルヨといわれてるみたいで。しかも一昨日ケンケンが来た時、一緒に来てたDさんが顎骨折してたし、Nさんも鎖骨折ったって言ってたし・・・・・びびります。びびった挙句泥団子。

梅雨の時期ってやっぱあんまり好きじゃないです。濡れるのそんなに嫌いじゃないんですが、雨ばっかりってのも・・・・・、でも夏場にたまに降る土砂降りはどうでもよくなるんで大好き。昨年の台風の時は風も強く、ウソみたいにコンビニ袋が顔に張り付いてきて、1人で爆笑しながら自転車漕いでました。


「夏安居」ってご存知ですか?「けあんご」と読みます。

(知ってる方はとばしてください。)

コレは梅雨・夏期に適用される言葉。はるか紀元前のインド、彼の地では夏の長~い雨季(安居はサンスクリットの訳語)があります。そうなるとお坊さん達は托鉢に出られません。そんな中毎日外に出ると病気になるかもしれないし、新緑が芽吹き幼虫達が蠢き始める頃に、新しい生命を踏み荒らしてしまうかもしれません。

なので、夏のスタートを「結夏(けつげ)」、夏オーバーを「解夏(げげ)」として、この期間は座禅・勉学に専念し「夏安居」と呼ぶようになったそうです。また、普段野外で逞しく修行しているお坊さん達がジーっと座り続けると非常に疲れる。それをほぐす為に按摩・お灸が発達したと。う~んスゴイ。

昔のヒトは、起こる事を自然の摂理の範疇で非常に合理的な姿勢をとっていたんやなあと思わされます。逆らわず・流されず、・・・・・ガンジーや。

ボクは冷蔵庫と携帯電話が無いと生活できない現代人、ガンジーにはなれません・・・名前は似てますが。また、雑誌でたまに見るようなネイチャーなヒトには到底なれません。えひめAIなら作れそうですが、自然にやさしく・人にやさしくを声高に唱えるほど強くもありません。MTBが自然にやさしい乗り物だとか考えたことないですし。それでも地球上の生物の端くれ。時折大地と一体になり、重力を感じたいものです。







なのでやっぱり来週もゼエゼエ言って杉林を登り、根っこに捉まり、泥んこになるのです。